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007ch 5-2+1-1+1という混沌

22.7.26
ジモティー経由で出演希望の旨、ご連絡くださった方と面談。

二日後に定例会があって以て現状本企画に参加しているメンバーが皆揃う、なのでそこで活動実態を見てもらった方がマンツーの面談よりハナシが早いと思いますがどうすか、という提案を事前にしたもののいきなり都合はつけらんないとの事でこの日に。

果たして。

チャンネルのメインにと考えている動画番組「ダメ恋話で更ける夜」のMCに加え、読書好きでブックレビューラジオもやれそうとの事で早速、グループLINEにご招待。

いずれ自身の生活が最優先、定例の集まりに関しても無理して参加する必要はないですよ、でもラジオ用のネタがある時には積極的に挙手してもらえるくらい楽しんで参加してもらえたらお互いハッピーすね、なんつって。

その条件下なら自分も人としてカレーを注文する、とも仰っており人間性も問題なし、企画に対する興味とやる気もそこそこに感じられたんですけどねえ。

22.7.28
定例の集まり。

ダメ恋話で更ける夜」の趣旨説明と、出演者募集の旨を伝える動画を、それこそ動画を、作って公開したらいいじゃないのよさ、なんて事は最初期から考えてた訳ですけれどもでも人がどんどんいなくなってくんだもん、そこはもうおっさんが出しゃばって「ゴーストバスターズ」のパロディやって大怪我してみせるより女の子がちょっと愛嬌振り撒いて照れ笑いなんかした方が効果覿面だろう事はジェンダー武装した有象無象を蹴散らかす必要もなくシンプルに事実、だからMC候補たる綺麗どころの娘さんが本企画そのものに定着してくれりゃあいつでも発射する弾として持っていた訳だけれども定着してくんないんだもん全然、つって機会を窺ってたけどもうこれ撃っちゃおうぜ実際ベストなタイミングなんて結果が出た時にしか分かんねんだし。

という事で。

先ず、Q&A形式のQがところの動画をcanvaで、背景画とテキストのみで作ってグループLINEに投下してイメージ掴んでもらって、それに対するAがところを編集助手ちゃんに喋ってもらってその様子を撮って。

次に。

以前に、編集担当さんとの雑談中に彼の野望を一つ、聞かせてもらっていて例えばそれが、いちから全部自分独りで準備をして実際に挑んで成し遂げたいものなのか、むしろ為すべきものなのか、だとするならそれを玩具にするような真似は出来ないけれどもそうではないならば、例えばそれは計画の一部に過ぎず最終目標への足掛かりだというような事であるならばその過程をドキュメントにしちゃうというのはどうですかと、それさえもネタにラジオ番組を一本やってみませんかと。

提案したところまぁいいんじゃないすか、というハナシになりましたよ、と。

22.8.10
定例の集まり。

この日までに、編集済みの、番組の趣旨を伝えるQ&A動画を確認させていただいていた訳ですけれどもちょいと毒気が足らんかもだあたいが個人的に望む方向性を考えると、と思っていたものですからいわゆる追撮をしたんですよ。

なんか満を持したみたいになっちゃいましたけれどもあてくしカメラの、カメラのったって勿論スマホのそれですけれどもカメラの前に立って喋ったんですけれどもね、どんな番組か、というQに対し特定の方向性の具体例を挙げてそうしたエピソードを喋ってもらいたいんですという事を伝えてみた訳ですけれどもその具体例、事前に二つは用意しておいて、二つよりは三つ、四つよりは三つが丁度好いんじゃないかという考えがなんとなくあって、その場でもう一つ、思い付いたものを喋ろうと思っていたんですけれどもまぁ出なかったすね。

なんか変に意識しちゃってまぁ出てこなかったすねまるきりさっぱりジェット・リー、この駄洒落思い付くまでに40分くらい要した。

22.8.13

先に面談させてもらった新人さん、グループLINE脱けてましたね一度も発言する事なく。え、なんだろこっちから水を向けた方が良かったのかしら今日は定例の集まりがありますけど参加可能ですか、なんつって。でもそれって過重じゃない、面倒臭いと思われちゃわないどうなのよ。それともLINE上の遣り取りを傍から眺めている内に見切りをつけられたとかなのかしら、進捗がこんな牛歩じゃものになんねえな、なんつって。まぁいずれ真相なぞ判りようもないので切り替えてまいりましょうかね、と。

22.8.25
定例の集まり。

折々にチャンネルを覗きに来てもらえるよう定期更新が見込めるコンテンツが必要、んな事ぁトーシロのあたいにだって解っちゃいるのよ伊達にアンドロイドのお姉さんの旅動画更新を楽しみにしてないぜ、もしくはピーの瀧のユアレコ。

で、それになり得るものとして、編集担当さんが主役となるラジオを録ってみた訳ですけれども結果としてあたいの認識不足で目論見が外れちゃいまして。

フェイク入れますけど彼には、美味しいお鍋を作ってみたいという夢があり、ならばスープの味を選ぶところから始まりスープと相性の好い具材の選別から、或いはまた具材それぞれの投入タイミングには必然的物語性がある筈であるからしてそこに一家言持つ人々に助言を求めなんなら、鍋作りへの参加も吝かではないと仰っていただいたなら仲間に引き込み得意技を披露してもらう、そうした過程、即ち最大公約数的美味しいの定義の探求と創造、を都度追っていけたら先ず連続性があって、参看にも耐える内容を得て、更に聴取者を当事者にしてしまう魔性も備わる面白いラジオ、楽しい企画になると思ったんですけれども目指すは自己満足、自分が食べたいお鍋を作りたいだけであり他者の意見や流儀は要らんとの事で。

即ちお前に食わせる鍋はねえという事ですからしてなんかすいませんという気持ちになりましたよね。

その俺の、当てが外れて途方に暮れた情態を汲んだのか編集助手ちゃんが自分にも、ラジオ用のネタがあるとの事で。

22.9.22
定例の集まり。

詰まり、専門学校卒業後に助手としてスタジオ勤めはしたけど実績なし、今はいわゆる卵の状態なれどカメラマンとしての夢はあってそれは即ち作品集、ないしは一連の作品群を生す事である、と。

んで撮りたいものを、風景か人物かで言えば人物なのだがそれは相手の強力ないし承諾が必要、その活動に於ける強力な武器たる己が馬の骨ではないと証す名刺を獲得する手段として一挙両得な方法、即ち被写体募集の声を広く遠く轟かす為にラジオをやれないかしらん、と。

言わずもがな現代などというものは、写真はおろか動画撮影だって可能な板んぱを一人一台所有する時代、塾通いの小学生が授業の合間にゲームアプリに課金を繰り返す時代ですよ望むと望まざるとに拘わらず、ラブロマンスに於いてもその当事者たちはすれ違わずテレホンカードはなにものだ、俺こんな村嫌だですよ。

そこに、望まれれば往きます呼ばれれば馳せ参じて如何なるも写真に撮ります撮らせてくださいと、出張を売りに大きく大胆に打って出れないかしらんラジオという媒体を使って、と。

なるほど敢えて、まるで儀式化する事で、利便を棄て段取りを踏む事で、撮られる側が撮られるという行為に物語性を見出せるかも分からんねと、町の写真館でも3分写真でもなく呼べば往くというものを呼び付け例えば履歴書用の証明写真を撮ってもらう彼の背景にドラマが見える、見えるぞ青年誌向けの、共通の狂言回しとしてカメラマンの主人公が活躍する1話完結スタイルの連作漫画、母子家庭の娘の小学校入学祝いに母娘揃って記念撮影、しかしその一月後から娘の帰宅が遅くなる日が増え主人公のカメラマンが母親から請われ調べてみたらば娘は放課後に、別れた元旦那のもとに通っていた事実が判明、旦那は離婚後改心し、酒も賭け事も止め定職に就いてもいたので元夫婦は復縁してめでたしめでたしと、詰まんねえなこの漫画1話目で足切りだな俺なら確実に、とまれ。

マタニティフォトでも遺影でも、依頼があれば出張って往って撮りますよというハナシをラジオでやってみたらば酔狂な輩が応募してくるんじゃないかしらなにかの間違いで、という具合になんとなく企画を固めて以ての先ずの一回目、彼女がどんな経緯を以てカメラマンを志したかを訊く内容で、録ってみた次第、と。

22.9.26
ジモティー経由で出演希望の旨、ご連絡くださった方と面談。

有限な時間と照らして考えたらそれらは無限のコンテンツ、更に個人的にはその膨大なタイトル数を前にしてそもの貧乏性が発動してしまい元を取る為の有効手段から考えちゃう訳ですよ本来の、自分の好みとはまた別に。

具体的に言えばPS4を起ち上げて、Amazonのprime videoアプリを開いて好きな映画なりドラマなり芸人さんたちのネタビデオなりを、興味の向くまま気分のままに観りゃあいいのに先ずは、配信終了間近の作品群の中からどれにしようかな、を始めちゃう訳ですよ、その時間無駄じゃんてハナシですよ。

そこで決め打ちが出来るような、参考資料の一つになったらいいわよね、なんてのは建前、既存の強大なコンテンツにおんぶに抱っこ企画、アマプラでこれ観たよ、なんつって具体的な題名を挙げちゃってその作品そのものに興味抱いてる層の耳目掻っ攫いにいこうぜという詰まりが下衆な目論見ですよね。

馬の骨の感想を誰が聴きたいか、と思いますけど例えば「アバター」なんかの驚異的な観客動員数を見れば青いよねー、とか言ってるだけのラジオ音源でも一人か二人くらいは間違って聴いてくれんじゃねえかと思えるじゃんすか。

詰まりがアマプラで、見放題で配信されてる作品に絞ってその感想をのたまくラジオ、定期更新が見込めるこれに於いて俺にアニメに関して喋らせろという前のめりな若者がやって参りまして。

話してみたらばシーズン毎に数多始まる作品群から観るか観ざるか能動的に取捨選択、いわゆる監督で観るという姿勢、ジャンルを俯瞰して体系的な作品地図を描く、という具合の傾向が窺い知れたものでこりゃ喋れる子、ものになる出来る子だわと判断、なにを偉そうに判断とか言ってんだ俺がという感じですけれどもともかく、グループLINEにご招待させていただいて。

もう早速。

次回は10/13に定例の集まりがあるのでそこで一本録ってみましょうと、ついでにそれまでに、そうした活動に際して使用する名前も決めといてくださいなというハナシをして二時間強で面談終了。

という具合に土中で微生物の死骸を養分にしていた諸々がいよいよ芽吹き始めるのかしらんという状態ですけれども個人的には、10月半ばに失業保険の給付が終わってまうので早いとこ仕事を決めないとという状況ですよ生活するって大変よね、と。

(22.10.3)


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