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移転/オフィス家具のサブスク運営をしているソーシャルインテリアが外苑に集約拡大

家具や家電をサブスクリプション型で提供するサービス「subsclife」を運営するスタートアップ企業であるソーシャルインテリアがオフィスを統合して移転を行った。

移転先は外苑のWeworkである。もともとサテライトオフィスとして利用していた機能性を評価して1拠点への統合になる模様である。

会社概要と業態

ソーシャルインテリア社はサブスクライフという社名で2016年11月に設立された。

同社のモデルはサービスを一定期間、定額で提供するサブスクリプション、家具や家電を法人のオフィスおよび個人に提供するビジネスを展開

「よいものを長く使う、循環社会の実現」をミッションに掲げ、「ユーザーとパートナーの双方に便益をもたらす、三方良しなインテリア業界革命プラットフォーム」をビジョンに掲げる

https://corp.socialinterior.com/about-us/

同社の事業モデルは下記大きく分けて三種類である

・新品家具・家電のサブスクリプションサービス 「サブスクライフ」の企画・開発・運営
・家具・家電をお得に買えるオフプライスマーケット 「サブスクライフ オフプライス」の企画・開発・運営
・オフィス構築、空間提案と、新品家具・家電のサブスクリプションサービス 「ソーシャルインテリア オフィス構築支援」の提供

運営サイトやサービスについて

サブスクライフ

サブスクライフ オフプライス

ソーシャルインテリア オフィス構築支援

資金調達について

同社の資金調達額は合計資金調達金額79億円(2023年2月時点)となっており大規模な資金調達が数回にわたり実施されている状況である。

2022年11月 Cygames Capital他より約6億円の資金調達を実施

2022年3月 JICベンチャー・グロース・インベストメンツ他より約22億円の資金調達を実施

2022年9月 ロッテベンチャーズ・ジャパン他より約13.3億円の資金調達

2020年9月 YJキャピタル、KDDIなどより約30億円の資金調達を実施

同社の資金調達はサブスクサービスによるレンタルで生じる利益率の低さや利益が出るまでに長期間の時間を要する点にあるだろう。インターネットを通じたレンタルやサブスクリプションサービスは競合も多いビジネスモデルだが市場規模は拡大している中で利益率や返品問題や返却在庫管理など課題も多いモデルになっている。

移転目的について

元々外苑前と表参道の2拠点のオフィスにしていたが出社利用などが増えたことと自社のライブオフィスを顧客層にお披露目することの2点が目的の模様である

自社のオフィス移転において、ライブ型オフィスをオープンした

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000126.000036168.html

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主にオフィスに関する不動産知識や趣味で短文小説を書いています。第1作目のツボ売り、それ以外も不動産界隈の話を書いていければ良いなと思っています。 サポート貰えると記事を書いてる励みになります。いいねをしてくれるだけでも読者がいる実感が持ててやる気が出ます