移転／スマホプラットフォーム運営のand factoryがビル内移転を完了

2014年に創業したスマートフォンプラットフォーム運営企業が移転をせずに館内にて移転を行う見込みのIRが出たその続報である。

同社は2014年に創業し2018年9月にマザーズ上場。2020年2月14日には東証一部へ市場変更した上場企業が1年前に発表したオフィス移転を中止し、入居ビル内での移転といいうリリースを出していた。

ビル内で移動を行ったのはandfactory社になり、一時期は約1,000坪規模の移転を検討したがコロナの影響で関連するホテル事業などが予想以上の打撃を受ける事となり移転を断念する結果となった。

会社概要と業態

スクウェア・エニックスと共同で開発・運営しているマンガアプリである「マンガUP！」や花とゆめ、LaLa、ヤングアニマルなど白泉社が発行する7つのマンガ雑誌をまとめている「マンガPark」の掲載を主力事業として業績を伸ばしてきた経緯がある。

同社は設立当時からいち早く漫画アプリの開発とプラットフォームの拡充に努めてきていた。4年間でマンガやスマホサイトのプラットフォーム運営がメインであるが直近では多面的な展開を始めている。

移転について

前述しているようにandfactory社は2016年10月に同ビルへ移転をしているそこからビル内で増床をしており現在は1，2階を利用中であった。しかしその後、当時新築のオフィスビルであるMSB田町への移転を予定しており定期借家契約の満了とともにオフィスの移転を行う予定で大幅な拡張と人員増加の見通しであった。