移転/スーパーマーケットのライフ東京本社が立地改革移転
スーパーマーケットを運営しているライフが本社を品川のシーサイドに移転する。移転先は交通の利便性や条件面を考慮した移転となる模様である。
会社概要と業態
株式会社ライフコーポレーション(は、近畿地方・関東地方でスーパーマーケットチェーン「ライフ」を展開する企業。
本社は大阪市淀川区と東京都台東区の2本社制。三菱商事の持分法適用関連会社である。東京証券取引所プライム市場に上場している。
設立は1941年と古く、事業内容はスーパーマーケットチェーンの運営と一貫している。
事業内容
主にリアル店舗であるスーパーマーケットの運用とネットスーパーの2軸。小売りを中心に自社のプライベートブランドを持つ
移転の目的
移転目的は働き方の改革と立地面の改善である
現在の東京都台東区にある東京本社を2024年2月に東京都品川区に移転すると発表。
交通アクセスの利便性を高めるとともに、デジタル化の推進などで従業員の働き方改革につなげる。本社の移転に伴う費用は現在精査中の状況だ。移転先は東品川のTSタワーであり、リリースからは以下の様になる。
現在の利用面積と移転後の利用面積、現在はクレインヒル秋葉原ビルを利用している模様だ。駐車場を含めてほぼ一棟を利用していると想定される。登記上は以下のように登記されている
地下:1,754平米
1階:1,691平米
2階:1,528平米
3階:1,451平米
4階:1,451平米
5階:1,366平米
6階:57平米
これらを集約してオフィス部分をまとまったフロア借りるような移転と考える事ができる。上記のような一棟がしビルは実質のオフィスとして利用できる面積はそれほど大きくなく実態としては1,000~1,500坪ほどをオフィスとしての専用利用していたのではと推測することが可能だ。
移転先はTSタワーで約1,000坪ほどを利用するような話がある。移転規模はそのままで、立地や働き方に対応するオフィス作り、大阪までのアクセスなど考えた結果と言えるだろう
品川TSタワーは直近ではソニーグループがほとんどのフロアを利用しておりその前は楽天が一棟で使っていたオフィスビルである。ソニーグループの退去再編によって多くの空室が出ていた。
直近ではHBA社がこのビルへ移転をしてきたことで話題になった。
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主にオフィスに関する不動産知識や趣味で短文小説を書いています。第1作目のツボ売り、それ以外も不動産界隈の話を書いていければ良いなと思っています。 サポート貰えると記事を書いてる励みになります。いいねをしてくれるだけでも読者がいる実感が持ててやる気が出ます