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移転/ライブコミュニケーションプラットフォームのサイエンスアーツが集約拡張でオフィス移転

ライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を運営する企業であるサイエンスアーツがオフィスを古巣である神楽坂のオフィスビルから渋谷のオフィスビルに移転を行う。事業規模感としては拡大移転ですが集約目的もあると考えられる。

会社概要と業態

東京都港区愛宕に会社設立ITコンサルティング事業を開始
2007年にHybrid DBMS データベース管理システム「ALTIBASE」の販売開始

2009年 本社を東京都中央区日本橋人形町に移転
2010年 大手システムインテグレーターが金融機関向けに提供するFXシステムに「ALTIBASE」採用

2015年 スマートフォンIP無線サービス Aldio(アルディオ) を開始
2017年 本社を東京都中央区東日本橋に移転
2018年 第三者割当による自己株式の処分により115,050千円調達
    第三者割当による自己株式の処分により149,850千円調達
2019年 本社を東京都新宿区神楽坂に移転
「株式会社サイエンスアーツ」へ社名を変更
「Aldio」から「Buddycom(バディコム)」へサービス名を変更

2021年 東京証券取引所マザーズに上場

<<提供サービスについて>>

同社提供サービスの柱はBuddycomの開発と販売である。

当初のサービスはデジタルデバイスを使いこなせない高齢者や、業務上デジタル端末への入力に支障がある現場の人々にとって、音声をそのままデジタル化する手段に対するニーズが一層高まっていくものと考えていた。

その後、アナログ無線の終了や公衆PHSのサービス終了に伴い、従来無線機やPHSなどでコミュニケーションを取っていた現場に新たなコミュニケーション機能があるサービスの必要性を感じBuddycomは、単なる音声によるコミュニケーションにとどまらず、インターネットを介したクラウドサービスであることを活かし、独自に開発した技術によって、音声の他、画像や動画などのコンテンツのやり取りを可能ににし、やり取りしたデータやコンテンツがデジタル化されて蓄積されるコミュニケーションツールとして提供している。

同社の提供するサービスはオフィスワーカーではなく専門施設や現場作業が主になる職種に向けてサービス提供している。

鉄道会社、航空会社、総合スーパー、介護施設、工場、商業施設、大規模小売店舗などの業種・業態に向けてカスタマイズされているのが強みである。

移転の背景と目的

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主にオフィスに関する不動産知識や趣味で短文小説を書いています。第1作目のツボ売り、それ以外も不動産界隈の話を書いていければ良いなと思っています。 サポート貰えると記事を書いてる励みになります。いいねをしてくれるだけでも読者がいる実感が持ててやる気が出ます