泡ビート《日詩》
ツービートに爪指先足先 裏へうね刻み
ツートン掛け合い 粋にはやし迫り来る
宵越しはいらない 今を泡立て喉越せ
原画より原画らしく 色彩のその旬固定
作り手に想いを馳せ 焼き付け真空パック
原画サイズ空間 なまみの躰ごと釘付ける
対峙目線 足元から固定して
地下から地上界へ 額装は時を語る
フィルター解釈介入 敬意ともにとわに
記憶のうちに飾られ刷り込まれた
あの名画と画集と絵葉書サイズ
原寸サイズという体感で完成された
タガタメニツクリツクラレタノカ
時代を昇降しながら エアポケット
ガラス越し見上げた夏雲 ぞめきあう
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