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【サイキックイクリプスreload感想】目一杯の「ありがとう」を貴方に、これからも…!


サイキックイクリプスReloadプレイ感想
〜リヒトルート編〜(True END)


※今回の記事にはゲーム本編の重要なネタバレを含みます。
ご注意ください。

※また、今回はリヒトルート全エンドのネタバレも含みます。






さてさてさてさてさて!


数々の




Normalって何なんだ(白目)
もうダメだ…おしまいだぁ…
わけがわからないよ
とてもつらい
救いはないのですか⁉︎


…を、ジェットコースターやバンジー感覚で味わい続けてきたワケですが
遂に感想を書ける時が来ました。

約束されていたハッピーエンドを‼︎


(またの名を、CP成立エンド)




【『本当』に対して向けるのは、揺るがない優しさ】


ブルーノさんを装うポラリス君から伝えられた
『確率選択』の本当の代償。
ケイ君はそれを「本当の事だ」と正直に受け入れます。

悪あがきなんかせずにここで正直にならねば、またリヒトさんが被害に遭ってしまうに違いない。
それに、今リヒトさんが従うべき者は、ポラリス君…もとい父親のブルーノさんである事。
だからケイ君はこう促しますが…。

「リヒトは親父さんのところに戻って…。俺はもう、いいから」


「いいワケがないだろうッ‼︎‼︎」


なんとここで突然、リヒトさんが激情しだしたのです。
(ここのケイ君とリヒトさん、声の大きさの差もあってリヒトさんの思いがすんごいでかいのがわかるんだよな…)





ああ、思い出したぞ…。
同じなんだ、これは。

「どうせ自分は蝕人になって死ぬ」と突き放したあの時と。



「私は、そういうのは嫌いだ。貴方が諦めてどうする?死にたくないのなら、最後まで足掻いてみせろ…!


あの時も、リヒトさんはこう言って本気(マジ)で怒っていたんだ。
ケイ君の思いを察していたのだから。




今回もそうです。
リヒトさんはちゃんと分かっていました。

「…震えている。そんな顔をしている貴方を、放っておく訳にはいかない。

なぜそこまで優しいのか、と問えばこう返してきました。

隣で眠った日……眠りながら、泣いていた。

ケイ君がリヒトさんの優しさと重みを学んでいたのと同じ。
リヒトさんもケイ君の本当の弱い所をちゃんと学んでいたのです。

(一瞬、ホテルの方かお泊まりした日なのか「どっちや⁉︎」と困惑したのはここだけの話)


しかし、それでもブルーノさん…否、ポラリス君はケイ君をこちらに引き渡せという案を変えません。
リヒトさんはここで彼に従わなければ『用済み』とされて見捨てられる運命。
(ケイ君が頼めば恐らく「蛍が言うなら」って言ってはくれそうですがね…。ただ、こちらに身を引き渡す事は変わらない=NEと同じ運命って事になるだろうけど。)





…ところで、なぜポラリス君は今までブルーノさんの姿をしてリヒトさんと接していたのか。


恐らくケイ君と瓜二つの姿はまずいと考えたというのがひとつかもしれません。

あと、もう一つの理由としてこれは個人の意見というか予想ですが
こいつは父親に対して逆らわない奴だから、同じ姿で振る舞ってたら絶対思う通りに動いてくれるだろうね
…と考えていたのだろうか、と。
それに、本物のブルーノさんは蝕人化を起こして脳だけにされています。
それを見せたらどんな非難を受けるか分からない。
だからこそ、優しい父親の顔をしたブルーノさんを利用したのでしょう。

……さて、この命令にリヒトさんはどう返したのか。
「あなたは、どうしたいのか」ケイ君に意見を委ねるか。
ドーム管理の者として…バートランドの人間として、ブルーノさんに従うのか。




リヒト「少したずねたいのだが…それの何が問題だ?」


意外!
それは、ポラリスッ‼︎←


なんと、リヒトさんが話を向けた相手はポラリス君でした。
なぜそちらにケイ君を引き渡す必要があるのか。
そこが分かればきっと意見が変わる、新たな行動に移せるって事なんでしょう。



するとポラリス君は…。




蛍が悪者になって皆から責められちゃう!そんなの可哀想だ!蛍が悲しむ姿なんて見たくないよぉっ!

※元々確率選択から蝕人が生まれる事をなぜずっと前から知っていたのに言わなかったのかという事に対して

「だから、僕は君を守ろうと思って何も言わなかった…!ずっと隠していたのに、なんで友達じゃないなんていうんだよぉ…!」

「僕もつらかったんだ…。蛍はいなくなって、それから僕は何もしていないのに…。世界がこんな事になったのも、悪いのも全部ポラリスだって。ひどい事を言うんだよ…。」
(スバルさん√では『北辰さんが叩かれていた』と言う事になっていたのですがルートにより攻撃対象(?)が違うんですかね)

「僕は、人間に『ありがとう』って言ってほしかった。それだけだったのに……。」


ここで新たに判明したポラリス君の話。


どうせこれ演技だろ!と疑う事はまずありませんでした。
ボイスを聞いてすぐピンときたのです─。

ポラリス君が、ひとりの少年としての声になっている─。

ポラリス君は、ただの『啓発装置』じゃないのです。
笑い、泣き、怒り、傷つき悲しみ…感情を持った特別なAIなんです。

でも、その事をよく知っているのはケイ君だけ。
だから、何も知らない周りの人々は「こんな"物"のせいで」と嘆き非難していたという。

そもそも、こうしてドームが建てられた事やそんな世界でも生きていけるように様々な『可能性』を捻りに捻っていたのもポラリス君が全部行っていたという。


……なんか、いろいろ疑ってごめん。


自分もなぜか、思わず謝ってしまいそうだった。

何を仕掛けてくるのか分からないから警戒しながら見ていたので、『奪われた蛍を取り戻す為なら何だってやる小悪魔のような子』というずっと持っていた印象しての顔ではなく『陰でいろんな事に励んできた一人の少年』を顔をしていたのに、なんだか申し訳ない気持ちになっていた自分がいた。

でも、ポラリス君は謝罪を求めてはいない。
本当に欲しいのは……『ありがとう』の感謝の気持ち。
リヒトさんはポラリス君の頑張ってきた事を褒め称えてあげます。

というか、リヒトさんは元から分かってたんですよね。

元々蝕人の死体が流れ出た事はポラリス君の仕業ではあるものの、彼の存在がこのドームでの生活には必要不可欠。
彼の恩恵のお陰で今こうして生きていけるんだという事…ってのが、畑での会話でそんな話がありましたね。

しかし、ポラリス君は感謝の言葉に対して「うわべだけの言葉」と言い、そう簡単に受け入れてくれませんでしたが…。

あるポイントを褒めた事で、ポラリス君の中にあった『疑い』や『考え』がガラリと変わったのです。


「父のフリをして私と会っていたのは、ずっとあなただったのだろう?私が何かをする度に、『よくやった』と褒めてくれた。『誇りだ』と言ってくれた。それが、本当に嬉しかった。初めて、生きていたいと思えた。



元々、リヒトさんをとして利用してやる為に借りたブルーノさんの姿。
それも、今となり『意味のあった事』になった。

本物のブルーノさんは
「自分の名声を取り戻す為の道具としか思ってなかった」
「褒めてなんかくれなかった」

そこの所をポラリス君が知らなかったのかどうか…というか、ポラリス君も『ありがとう』や『よくやったね』という暖かい言葉が欲しかったので強請るかのようにそう振る舞っていたんだろうか…と思ったり。

ポラリス「リヒトは僕なんだッ!僕だ!リヒトの心の傷は僕の傷だッ!」
つまりこういう事ですか←

にしてもあれだな。
ポラリス君の「敢えてそうした」が本当は大好きだった人間達を救えていたんだという事が分かった瞬間だったんだなあと。
(でも、後で「リヒトはブルーノよりもレベルが高い能力者だ」みたいな事を言う場面があるのでリヒトさんの能力の高さを認めているのは確かでしたわ…)

ちなみに名前の元の『ポラリス』なんですが
『旅人の道標』という意味もありますが、「星言葉」として『人に尽くす誠意と同情』というのがあるんだそうです。
もしかすると、この名前をケイ君から貰った頃から『人間達の力になりたかった』という思いが決まったのだろうか…。

しかも、リヒトさんの懐の広さが分かるのはこれだけじゃない。
リヒトさんは「蝕人の死体を撒いた事」を犯したポラリス君を謝罪ひとつで許し、更には「嫌いにはなれない」「家族だと思っている」と彼を受け入れてくれたのです。
恐らく、これは「ケイ君の友達だったから」というのもあったからでしょうか。
…いや、そうだとしても。

リヒトの優しさはドームイチィィィィ‼︎‼︎‼︎
できんことはないイィィ──────ッ‼︎‼︎‼︎←
(突然ハイになるなし)



そして…本当の思いと、『一人の人間を救えていた事』が分かり、ポラリス君は自然とリヒトさん達に協力してくれる側に入ってくれる事に!

これは、良き未来への兆しだとハッキリしてきましたな…!


【ラスボス攻略ヒント:本当の『リヒトの価値』をぶつけろ!!】 


…さて、ポラリス君が晴れて仲間になった所で次の問題解決へ。
研究所内で大量発生した蝕人達が、なぜかある場所へ向かっていく─。
その先にある…否、いるのは本物のブルーノさん。

脳だけにされた父親と、初めての顔合わせ。
蝕人達がうろつく中でありながらも、ケイ君も一緒に行きます。

というか、当然行く。


『友達が困っていたら、助けたい』

その思いは、いつでも揺るがない。
ケイ君の情が、ここでも改めて感じられるのが最高。

後で語ろうと思ってるんですが、メインシステムルームへ向かってる最中の二人の会話がですね…。
めちゃくちゃ可愛いんですよ。
リヒケイのベストポイントなので熱弁したい所なんですが、今は置いといて。



メインシステムルームで、遂に本物のブルーノさんを目にした二人。
普通に持ち出せばおしまい…

なんてそんな簡単な話なワケなかった。


なんと、ブルーノさんは脳だけに関わらず意識はあり、テレパシーで喋れる(というか「こいつ…直接脳内に⁉︎」ができる)ようになったのです。

脳だけにされたブルーノさんは「死にたい」「殺してくれ」という気持ちをずっと抱えて6年間生きていたのです。
そして、6年ぶりに息子と再会してブルーノさんは…。


私の身体が駄目になったなら、あれ(リヒト)が使えると私は言ったはずだ!だが、もうあれは死んだと!能力も何もないクローンだけしかないと言っただろう⁉︎
※ポラリス君が6年前にそんな話をしていたそうな

『それ』が高能力に目覚めたのだって、きっとこの為だったのだ…そうに決まっているッ!」

お前は父親のお願いを聞いてくれるのだろう…?お前が生きてきた意味を、賢いお前は理解したろう?育ててもらった恩を返しなさい、リヒト…‼︎



突然垂らされた蜘蛛の糸に縋るかのように、リヒトさんを一目した瞬間のこの豹変ぶり。(目ないけど←)

ちなみに、ここのブルーノさんもとい左座さんの演技がすんごいんですよ。
『息子と再会して感動する父親』ではなく『己の野望を果たす希望を見つけた黒幕』の顔になっているのが、声だけでも伝わってくるんですよ。

ポラリス君が演じていた『理想のブルーノさん』とは大きくかけ離れてるってのがよーく分かるんですよ。





…さて、その証拠として。
ここで10年前のブルーノさんを思い出そうか。


『リヒト‼︎この…出来損ないがッ‼︎どうしてお前はスプーンひとつ曲げられないんだ⁉︎それでも私の子かッ‼︎』


スバルさんの話とDEで鮮明になった本当の親子関係。
自身と同じ能力者になると期待していたのに、普通の男の子だった為『出来損ない』呼ばわり。
あと、能力が開花しても褒めてはくれず、嫉妬心が勝り…。だった事も明かされています。
愛情ではなく罵声を浴びせて育ててきた…否、動かしてきたと言った方がよいのかもしれません。

要するに、リヒトさんを「息子」ではなく「道具」として思ってるって事だ。

(なんか書いてて思ったんですが、パソコンとかゲームとか機械類が思うように動かなくて台パンするみたいな感じだなーとか思ってしまった)

だから、蝕人化を起こした自分の体が駄目になったら、能力レベルの高いリヒトさんを『器』にしてまた自分の名誉を取り戻そうと企んでいたという。


だが、そんな事をしたら…今まで接してきたリヒトさんは当然…。


そんなの、断る一択じゃないか!


今のリヒトさんをよく理解しているケイ君とポラリス君は「奴の言う事を聞くべきじゃない」と必死になります。

だが…。




「……でき、ない……。あの人が間違っている事は分かっている…。けど……私は、ずっと…あの人に認められたかった…。」




リヒトさんはただ、涙を溢しながらそう言ってました。
つまり、自身の身をブルーノさんに捧げる覚悟があるという事…。

(…ここで"本物の"ブルーノさんに認められたいって言ってますけど、それよく考えたらポラリス君に向けたあの時の言葉こそが「うわべだけ」に聞こえないか心配なんだが)

ああ、これは一つの『呪縛』なんだなと。
血の繋がり…親子の縁ってのは切り話す事が非常に難しいものですな。


躊躇っている中、部屋に蝕人達が入り込んできます。
そこでリヒトさんは蝕人達をサイキック能力で吹き飛ばします。
ただ、応用を利かしたそれはかなりの代償があり…リヒトさんは吐血し、身体が持たない事が分かります。


それに対して…。


ブルーノ「素晴らしい能力だ‼︎一時は疑っていたが、私の血を引いていたのは本当だったらしいな!

ケイ「リヒト、もうやめろ!お前、死んじまうぞ!


この差だ。


ああ…。
やっと、褒めてくれたかと思ったらやはり『自分のお陰だ』という自賛もあるという。

遂に、はっきりしたね。



ブルーノさんにとってのリヒトさんの価値は『能力の優れた部分
ケイ君にとってのリヒトさんの価値は『海のような広い懐の優しさ


しかし、リヒトさんにとっての自分の価値はブルーノさんが思っている方が正解である。

果たして、それでいいのか?
今までケイ君は「自分が口出しする事じゃない」と退いてはいましたが…。

いいや、今は違う。

大切な友達…いや、それ以上となっているリヒトさんの事を、無関係だなんてもう言わない!!!

ここでケイ君が、ブルーノさんに物申す!!




「自分の子供にあんな事言わせて、恥ずかしくないのかよッ!アンタ、一体何様なんだよ…‼︎」

「俺が腹立ってんだよ!俺が…リヒトがそんな扱いされる事が悔しいだけだッ‼︎酷い事、言うなよ…!そいつが、どれだけ…頑張って…今まで頑張ってきたと…!褒めてやれよ…もういいって言ってやれよッ‼︎」



お……


おお………





おおおおおおおオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ

燃えるぜ…燃えてきたぜェェェェェェ!!!!!!!


これがサイキックイクリプスだ(???)


そして。
泣きながら訴えるケイ君の思いは、ブルーノさんに通じる代わりに…リヒトさんが応えてくれます。




「あなたはいつも、私の為に泣くんだな。」


ありがとう…。それだけで、十分だ。」





そんなのめちゃくちゃ近い顔で言われたら普通の人は飛ぶぞ。

なんせこの台詞の前に、手袋を外してキスしてるんだよな。

こりゃ…もう『友達』じゃないやん…。

というか、ケイ君もその気でお返しキスしてるんですけど??????
ねえブルーノさん今どんな気持ち???

…ごっこ遊びは続いていたのではなく、もうこの時点でとっくに終わっていたんだろうね。

互いを認め、許し合い、そして…『守りたい』という想い。
もう、「友達」や「大親友」だなんて呼び方じゃ物足りないんだ…!!

だから…だからッ!!


ポラリス君の次に、とらえている鎖を壊して解放してやるべきなのは…リヒトさんだ。

さあ、立ち上がれ!!僕らの主人公!!


あいつがお前の未練なら、俺があいつを殺してやる。

そう言って、ケイ君は拳銃を手にして狙いを定めます。

ブルーノさんは自身が殺される事に対して



『脳漿が飛び散る様を見た事があるか、夢に出るぞ』
『蝕人というエラーを作りあげた人類の極悪人だ』
『リヒトの母親は蝕人になって死んだ。その上唯一の肉親である私が死んだらあの子はどう思うかね?』



(ここ、『リヒトの母親』が『私の妻』という言い方じゃないあたり奥さんへの愛もあまり感じ取られない所がね。というか妻に「気安く触るな、この役立たず!」と罵倒していた事もあるので余計にその疑いがね。)


…と、ケイ君を精神的に追いやろうとしますが

「リヒトにどう思われたって、俺は俺のやりたいようにやる。」

そんな脅しみたいな事、今のケイ君には効きません。

代償の都合で封じようと思っていたこの能力。
でも、大切な人を守る為ならば…!!


▲「次は絶対、【当たる】」


今が、その時だ!!!!




ブルーノさんへ向けるのは、ありったけの怒りとリヒトさんを救いたい気持ちを込めた弾丸。
しかし、それを手のひらで受け止めたのは………!!








「やめましょう…。死を望む相手に、死を与えてやるなんてご褒美でしかない。」





赤い薔薇の花が咲いたようになった手のひらを見せつけるミカゲさん。
まるでケイ君の何かを認めてくれたかのような穏やかな顔で拳銃を奪い取り、そして─。






やはり、ハッピーエンドは『皆』が幸せじゃないと…。ですよね?




【変わらないようで、変わった世界の中で実ったもの】



あれから二ヶ月(⁉︎)
いつもと変わらずスクラップ工場で働くケイ君。
ブルーノさんが処されたあの日から、今までと何とも変わらないドーム生活が続いていました。

ただ…ケイ君の中では変わったものがありました。

ひとつは、スバルさんが蝕人化の治療薬開発の為に研究所に通う事になった事。
3章序盤ではリヒトさんが力を貸してほしい、と頼んでも「断る」と返していたのですが、今回は嫌々ではなかったそうです。
元々、ケイ君が蝕人化の危機に遭った時もリヒトさんの頼みから動いていたみたいですしね。

でも、そんな忙しい中でもスバルさんはご飯のおかずを作り置きしてくれたり、ケイ君を思う気持ちは変わりません。(当たり前だろ!!!←)
(そーいやリヒトさんが自宅にお泊りした日の朝にも、沢山朝食を作り置きしていましたね。)

…ところで、NEとDEにあった『5章時点でスバルさんは拉致されていた』件はどうしたんだ?←

(なかった事扱いじゃない、よね?…ね???)←



さて、もうひとつは…。


『やっほー蛍!久しぶり〜!』


ぽ……ポラちゃん!!!!←


そう。ポラリス君がケイ君との友達にまたなった事です。

ケイ君の携帯の中に現れて笑顔で挨拶しにくるカット絵が本ッ当に可愛い。まさにポラちゃん(?)

それに潰されかけてるシリウスさんももれなく可愛い。
きっとまた、一生懸命生きている人間達の為にその素直な心は……


ポラちゃん「このAI(シリウス)うるさいし仕事できなさそー。僕のスペアシステム譲ってあげようか?」
シリウス「不法侵入やめてくださいー‼︎(むぎゅー)」


うん!
いつも通りだな!!!(?)

ま…まあ、このルートのシリウスさんはスバルさんから追加で何もされてないみたいだし、『マスコット』的なポジションだからしゃあないだろうけど…←



…さて、ポラリス君がやってきたのは単に遊びに来たワケではなく。
リヒトさんが直接会いに来た故それに付き添って来たからみたいです。


どうやら、大事な話がしたいみたいですが…。



ケイ君は一緒に植えたパプリカが実ったのを見せようと、リヒトさんを畑に誘います。
本来、種から育てるのが難しいと言われたパプリカですが、ちゃんと立派な実をつけてくれた事を称賛するリヒトさん。


しかし…何だか二人の様子がちょっとおかしい。



最初に畑で喋りあっていた時と比べると…口数が少ないというか、ぎこちないというか。
パプリカの成長過程の写真を送っても返事がなく、『友達』のような微笑ましい雰囲気がそこにはありませんでした。

ケイ君はきっとあの時ブルーノさんを始末した事が原因で、そのせいで密かに恨まれているんだと思っていました。


しかし…リヒトさんが本当に話したい事はふたつ。



「蝕人化を回復させる薬が完成した。」


そして、もうひとつ─。

互いのぎこちない会話の中。
そしてなぜかスバルさんの話題に対して少し嫉妬心を感じている(ん???)リヒトさんの様子に何かを察しているケイ君。



なんせ、このリヒトさんは本気(マジ)でした。




「恋人ごっこは終わったんだろ⁉︎」
「ごっこじゃない。」

(この時のめちゃくちゃキリッとされたお声がね。マジである事を伝えてくるんすよねぇ)
(というか、「恋人ごっこは終わった」は今更だよね)





いつもと変わらない作り物の夜空。
なぜかその空は、何だかいつもより星達が輝かしく見えていて。
でも…そんな中でも彼の真っ直ぐな瞳は、一段と眩しく見えました。

そんな彼は親愛…いや、最愛と呼べる者に口付けをしてこう告げた。


「…ここまで鈍いとは思わなかった。」


あなたが好きだと言っている。」


突然の愛の告白。
どうして、と聞くと─。


「泣きながら眠る人を、初めて見た。それが…私が手を取ると泣き止んだ。だからだろうか。」



ケイ君が自身の無力さもあり悔しくて泣いていたあの夜の日。
「仕事をクビにされそうになった時に庇ってくれた」
「悪夢を見ないように背中をさすってくれた」
会って間もないにも関わらず、こんなにも救済しれくれた彼の本当の『価値』に気付いてほしくて。

彼に『生きてほしい』と思って。

ケイ君の頬に添えられたその両手は、『最強の力を持つ手』ではなく『人を救う優しい手』であるという事もあります。


「私はまだ未熟だ。恐ろしい夢にうなされる事もあれば、父から継いだ責任に押し潰されそうになる時もある。そんな時に…あなたにそばにいてほしいと、そう思う。」



しかし、そんな彼はまだ17歳なのです。
人生まだまだホントにこれから、な17歳ですよ。
さっき『恋人』に贈ったキスをした時だって、夜空の下の中でも分かるぐらい顔が赤かったんですよ。

…も、なんですけど。
やはりまだまだ若い…いや、若すぎる彼にしては『これから』は本当に荷が重すぎる。

そんな彼に今必要なのは…。

『生きたいという希望を見つけてくれた素敵な人』


つまり、リヒトさんもケイ君に沢山救われていたって事。

ケイ君は、ちゃんとリヒトさんを救えていたのです。

サイキック能力で、じゃなくて…。

彼を強く想うアツくて優しい、その心で。



しかし…ケイ君は自身の能力に対して未だに拭えない罪悪感がありました。
でも、リヒトさんは全てを許して…否、受け入れてくれたのです。


また泣き出すケイ君に、リヒトさんはトドメの一撃の如く、こう言ったのです。


「私に自由が許されるなら…あなたと一緒に生きていきたい。」


その想いに、ケイ君の返事は言葉にせずに。
あの時と同じ『お返し』で─。






















これ、告白通り越してプロポーズじゃね??????
(気が抜けて本音が爆破するスタイル)




いや〜〜〜〜めちゃくちゃ感動的な結ばれ方でしたな…。
このふたりの繋がりはとっても輝かしいな…!

あとキスのし方がちょっとアップグレードしていましたねぇ。(???)
どこでそんなの学んだんですか、この子は←

というか、キス回数を数えてみたのですが…。
衝撃的な数だというのが分かりました。






7回


(4章:口移し1回、やり直し1回)
(TE:リヒトさんから3回、ケイ君から2回)




7回‼︎7回もしたぞ‼︎
あのやずやでさえ2回なのに‼︎


【あとがきのようなもの&リヒケイに思う事。そして…。】


リヒケイ、一言で言いますとね…


ピュアピュアで可愛すぎる。


まだあどけなさが残る20歳としっかり者のエリート17歳。
…と、これだけで聞いたら多分リヒトさんがケイ君を翻弄しまくるのか、みたいなイメージがありますが
全然そんな事がない。

ケイ君だってリヒトさんを照れさせるのがすんごい上手いんですよね。
何かとリヒトさんもケイ君に一本取られてる。
そこがいわゆる一つの萌え要素。

赤面リヒトさんめちゃんこ可愛いからね!!!

ちなみに、TE内でもまた拝めるんですよね。
この可愛いやりとりが。

今まで「ヨルシカ」呼びだったリヒトさんでしたが、ある瞬間に「ホタル‼︎」と叫んだ所があったんですよね。
勿論、ケイ君はバッチリ聞いてました。
プレイヤーの我々もな!


ケイ「『ホタル』って呼んでくれたの嬉しかったな、なんか。」
リヒト「ッ……深い意味はない…ただポラリスに釣られただけだ。」
ケイ「なんでそこで照れんだよっ!ほら、もっかいもっかい(ニコニコ)」
リヒト「に、にやにやするな…っ!そんな場合じゃないだろう!」



見てるこっちもにやにやしまくってますよ←


可愛すぎて思わずスクショボタン連打したね←


また、このふたりが可愛いのはそれだけじゃない。
ガチャガチャで盛り上がってる場面もひとつですが、一緒に遊んだりしてる所もすごく可愛い。

ちなみに初めてのお泊まりの日、二人でテレビゲームをしていました。(健全で安心したぜ!!)
ケイ君が何度も勝負を挑みますが、リヒトさんは圧倒的な強さをここでも披露。
「もっかい!もっかい対戦!」と悔しがるケイ君にちょっぴり得意げなリヒトさんが可愛いんだよなぁ〜!!!

(ちなみにその時着ているリヒトさんのTシャツがなかなかパンチ効いてるうえにあの感動シーンの中でもそれなので…うん!!)

いやもう完全に友達じゃん!!!←


まあつまりですね…。

この二人は本当に『恋人』というより『大親友』みたいなほのぼの可愛い、微笑ましいやりとりが最高なんだなあという事です。

だが、これはBLゲーム。
恋人らしい事だって勿論します。

たまにリヒトさんからケイ君を思わずドキリとさせてくる事をしてくるのですから、そこがまたアクセントであるという。

リヒケイ代名詞(?)とも呼べる添い寝の場面や、改めてキスをし直してくれたり(リヒトさん顔真っ赤でしたよ)
そこらへんがまさにそれかな、と。


でも、そんな微笑ましい彼らにはスパイスとして大きな枷が取り付けられてるんですよね。

「確率選択の代償」
「バートランド一族としての宿命」

しかし、お互いの枷はふたりが一緒にいるからこそ軽くなって、自由になれたようになる。

この助け合いが成り立ってるのも『大親友』と呼びたいポイント。
「助けたい」って気持ちが伝わってくるシーンも多かったのでそこは胸熱でしたね…!


…と、お話させていただきましたが。
最後にこれだけ言わせてください。




これからもこのふたりはピュアであってほしいな…!!(クソデカ本音)




ふたりの未来に、祝福あれ…!!






To be continued…(確定)









【確定…って?】

そうです。

過去の記事でも何度かお話いたしましたが
実は現在時点…もといPC版リリースから4ヶ月後にて判明した事があるのです。

続編…またの名を2年後の物語としての大長編。

CODE:GREENがね。

この話を知ったのは、2022年3月に配信されたラヂオにて。
ちなみにこの頃私はPC版プレイ真っ最中でありリヒトさんTEを全く知らなかったゆえに「なんで???」って思いがいっぱいでした。

でも、PC版を全てクリアしてから納得しました。
なぜリヒトさんルートの続編が一番先なのか。


ただ、こちらに関しては楽しみな半分不安と恐怖が勝ります。


寿命によるリヒトさんの生命の危機

スバルさんの心情(ここが一番心配でならない)

ミカゲさんは果たして何処へ?

そして…もうひとりの主人公となるあの男は、希望になってくれるのか?


私のそれぞれに思う事に関しては、詳しくは裏ルート感想内にてお話できたらなーと思っております。




…それまでに記事書き終えられたらいいんだがな(白目)

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