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【サイキックイクリプスreload感想】一緒の時間が、最高の武器。そして…。




サイキックイクリプスReloadプレイ感想
〜スバルルート編〜(True END)



※今回の記事にはゲーム本編の重要なネタバレ&一部忖度なし&非常にうるさい感想を含みます。
ご注意ください。

※また、今回はスバルルート全エンドのネタバレも含みます。

※※尚、TEの順番はリヒト→シリウス→スバルの順で進めている為、一部に他のTEネタバレも少し含んでいます。※※






【信じて、信じて、疑え】



NE、DEに堕ちる罠である4章の選択肢。
スバルさんの現状からひとり置いて帰るなんてできるわけねえというのが揺るがない本音ですが、罠と分かれば……やむを得ぬ。
ここはスバルさんを信じて返してやりましょう。

『分かった』と。


絶対…絶対に生きて帰ってくるんだぞ。
本当は意地でもついて行きたい所なんd………



スバル「お………おい、泣くほどの事かよ……」


え?


ケイ「簡単に危ない目に遭いやがって……!どれだけ俺が心配したと……!」


ええ……。

全くおっしゃるとおりで。


そんな気軽に「うん分かった」って返してすぐ行けると思ってんのか?
そんな奴ここにいる?



いねえよなあ⁉︎⁉︎⁉︎



散々死亡フラグ立てやがって、この……このォ………(シャドーボクシング)


……で、結局スバルさんはケイ君の押しに負けて「悪いが付き合ってくれ」と言ってくれました。
結局は一緒ですね。やったぜ(?)
その分初見で「嫌に決まってんだろ!!」を即答した事が如何に罠だったかを痛感したのでした


しかし…本当にふたりの絆ってモンは固く結ばれてるし、互いの信頼度も高いってのがホントよく分かります。

「スバルなら大丈夫」


……そう信じられると思った場面は何度かありましたが、それとこれとでは話が別だ!っていうパターンもありますね。


5章のTE選択肢もそうです。
スバルさんが「自分の本名」よりもずっと隠し持っていたネタバレ厳禁とも呼べる感情を口にした時。


「………からかってるんじゃないよな?」


最後の最後は、疑ってみようか。という感じでした。
でも、正直嘘か本当かと言われたら……事実だって事がもうずっと前から見えてるんですよね、これが。

なぜか?

2回もあったからだよ。
(何がとは敢えて言わない)


当然、どっちもインパクト大だったので我々だけでなく、ケイ君の記憶の中にちゃんと刷り込まれてます。
(むしろ忘れろってのが無理でしょ←)


というかですね

なーんでストレートにコクったスバルさんは余裕総ってか普通にしてるんですか。
余計にケイ君が悔しがってるじゃないですか。
(
キミだってもうちょっと恥ずかしがってもいいんだぞ)



【止められる者は、何もない】


スバルさんの「機械類に触るな!!」という叫びがトラウマになりそうですが、これは避けられない流れ。

……さて、どうやっても逃れる事が不可能であるスバルさんの蝕人化の進行。これをどうTEへ向けるのか。

正直、全く想像がつかない。

おとなしくスバルさんのいう事を聞き諦める→できるわけがない(NE)
確率選択を使う→ダメ(DE)

じゃあどうすりゃいいってんだ…!



当然、今のスバルさんには成す術がありません。



最後(最期)だから言うけど、俺な……」

「ふざけんなッ!!それ以上言ったら、ブン殴るだけじゃ済まねえからなッ!!」


Exactly!!!(その通りでございます)

そうこなくっちゃ!
今ならそのお腹蹴飛ばしても許そう!俺が!

まずは、死亡フラグではなく白旗をへし折ってやれ!!!!!!


こういう時こそ、立ち上がって行動できる…スバルさん達を救えるのはケイ君だけなのです。

まず目につけたのは、感染経路であるパソコン。
この騒動の犯人だって、ケイ君はもう察してます。

「そこにいるんだろ…ポラリス。」

ようやくここでお出ましです。
このルートではラスボスとも呼べる彼が。

なるほど。
今ここでポラリス君が話を聞いてくれそうな人物はケイ君のみ。
彼にとっての唯一の友達の一人なら、きっと頼みごとを聞いてくれるはずだ。

……なんて、それだけじゃただの甘っちょろい考えだった。

「そもそも『蝕人化』を解除する手段は存在しないんだ。」
「もうコードはばら撒かないけど、その子(たぶんスバルさんの事)がいなくなっても僕がいるんだから寂しくないよ。」


さあ、あの「不可能」を「可能」にするにはどうするか。

ここで、あの「可能性を掴む力」を使うのです。

「ワクチンなんか絶対じゃないんだろ?俺だってあの画面を見たんだ。きっと同じように【蝕人化する】」

ケイ君の言ったことは絶対に本当になる。
蝕人化を起こし始めた所を見て、ポラリス君はエラーを起こしたかのように狼狽えだします。

なんせ、彼はただ「スバルさんからケイ君を引き離そうとする」のが目的だったのですから。

だから、ピンポイントでスバルさんを狙ったって事でしょうかね。
(ミサキさんは運悪く巻き添えを食らったって事だろうか)

当然、友達であり目的であるケイ君が蝕人になるのはダメ。
ポラリス君は急いでパソコンの画面から解除コード?らしき映像を映し、それをケイ君がパソコンを持ち上げて二人に見せつけて何とか事なきを得ました。

ですが、その行動はポラリス君との信頼を悪化させるものでした。

…そもそも、ポラリス君にとってスバルさんは「排除対象」のひとりです。


元々スバルさん…否、門杭六連はポラリス君が人間の中で一番憎んでいる「研究員、科学者」のひとりであり、自分が求めているケイ君とずっといる存在。
いわば「邪魔な壁」のようなものだったんですね。
それだけじゃない。
ポラリス君が「解除コードは消した」と言えばスバルさんが「大体の仕組みは覚えた。同じように俺から抗体をばら撒くだけ」と、次々と自分の策を妨害してくるのです。
いくら策を出してもすぐに無効化してくる。
まさに「目障り」とも呼べるような厄介な壁─。


ですが、スバルさんだってポラリス君の事はもう放っておけません。
人間達には憎しみと復讐する事しかない彼は、このままにすれば第四ドームと同じようにここも壊滅する。

だから…ここで新たな目的が見つかりました。

「ポラリス本体のある場所へ向かい、奴を強制停止させる」


とはいえ…遠隔操作は不可能。
研究所までの道のりは遠い。
じゃあ、どうする?


「中央区域の外れたある禁止区域に、大きな電波塔が建っているでしょう?」




そこでどこに向かえばいいのかを教えてくれたのは…キョーカさんでした。

というかですね。

キョーカさん、スバケイの良き理解者&頼もしい保護者のようなお方でした。


実は、店でパソコンによる蝕人化の騒ぎが起きる前にケイ君がキョーカさんと二人きりにされたのですが、そこでこの方はいろいろと教えてくれた…のと、見破ってくれました。

この方、スバルさんと恋仲の存在ではなく、出資者(パトロン)である事が判明。
(いわば生活保護をするお偉いさんみたいな奴ですかね。あと、情報通でもあり政府との関わりもあるだとかなのでスパイ的な役目も果たしてる…のだろうか。)
ミサキさんをはじめとする、バーで働く女の子達の事もお世話してあげてるっぽいのかな。
だとした、まさに『ママ』ですね。

しかも、ケイ君への想いもちゃんと理解しており…。



「あの子は6年前からずっとあなたの事しか考えてないから大丈夫」
キスは本命に取っておくと大真面目に言っていた」←ファッ!?
「賢いわりに不器用な子だから、ちゃんと言葉にして伝えてあげて」


…と、いろいろ教えてくださりました。

勿論、ミサキさんもふたりの事は理解してくれていました。
ケイ君とキョーカさんをふたりにしてあげたあたりがね。

というか、女性陣のほとんどが、そこあたりの話をすごい理解してくれてるというか受け入れてくれてるような気がしてきた。
ありがてえ〜〜〜ッ←

しかも「帰ってきたら、ふたりの色々聞かせてほしいわ」と何かの期待を寄せながら見送ってくれたキョーカさん。

あの………仲間同士の握手しましょうか…←


(ただ、スバルさんの事をセイ的な意味で食った件に関しては知りたいような知らない方がいいような、正直微妙なラインではある。そこの掘り下げは……やめといた方がいいな、うん!!!!←)
(
でも『抱く』というより『抱かれてる』と思われるスバルさんは見てみtうわなにをするやめ)


…そして、電波塔へ向かう道中で、スバルさんとキョーカさんの出会いの話もしてくれました。
スバルさんの口からね。


さて、洗いざらい話しておくれよ…。
カツ丼は出せないけど。
(むしろホールケーキ差し出したい)

「昔の客…っつーか……ここに来た時……色々生活苦しかっただろ。寝る所もないし、食うもんも足りないしで散々だったよな。」

今はマンションで暮らしているふたりですが、今に至るまでは本当に過酷だったそうです。
そんな中、スバルさんはバイトで稼いできてくれたとケイ君は言いますが…。なんと嘘。

「結構犯罪スレスレの事もやったし、盗みだってやった。それでヘマって捕まって…そこでキョーカさんに拾われた。『ペットになるなら養ってやる』って言ってな…」

え??????

キョーカさん。あんた、Sなのか??いや、攻なのか??(そうじゃない)

あ、違うか。
「お店の手伝いをしてくれ=ペットになれ」
そういう事だよね、そういう事にしましょう、うん。

というかそうであってくれ。←

……そういえば、スバルさんはチョーカーしてますよね。どのルートでも、どんなお洋服でも。
(外すのはお風呂ぐらいだろうか)

それってつまり、そういう事なんすか????????(どういう事)

……いや、この話はあまり深く考えないようにしておきましょう。
喋りすぎは命に関わるぞ」とも言いますし、ね……?←


……まあ、要するに。
今のスバルさんはキョーカさんが育ててくれた、と言ってもいい事でしょう。
(いまだにスバルさんの母親の話出てきてませんし、やっぱり人造人間説あるのでは???)

あと、この話をしている時のスバルさんの喋り方がなんかもだもだしてたのが可愛かったです(???)


…とまあ、そうしてる間に電波塔に到着。
そこで待っているであろうポラリス君と、どう向き合うかが一番の勝負。

人類の、ふたりの未来がかかっている決戦の時です。



余談ですが、主人公と幼馴染がAIコンピュータのいる塔(ラストステージ)に向かうってあたり、あるゲームを思い出しましたわ。(わかる人にはわかる)
(主人公を支える幼馴染、博士呼びもされている、AIコンピュータの排除対象って共通点も多いしさ…。もしかして、スバルさんの頭の中にウイルスプログラムあったりする?(しません))
すなわち、スバル・パスカーレ…



【てめーは俺らを、怒らせた】


遂に辿り着いた電波塔の中。
そこにある大きなモニターの方に、ポラリス君が映っていました。
周りにはコードやら機械類やらが設置されており、誰かの隠し部屋のようにも見える場所。
そこで、改めてふたりはポラリス君と対面する事に。


今のポラリス君はもう放っておけない。
でもまずは…話し相手になれるであろう、"元"友達であるケイ君が話を持ちかけます。

「お前は、自分が消されると思ったから人間を攻撃したのか?お前の境遇や悲しさは理解できるよ。俺達と同じで、感情があるんだもんな。同じ人間として、それは謝る。だからもう、こんな事やめてくれよ。」


スバルさんからの話により知った…いや、思い出したと言った方がよいでしょうか。
ポラリス君の執着心の強さから、「自分が離れた事によって寂しい思いをしてたんだ」ってのが察せた感じでしょう。

…しかし、最初の時にも言った通り。
解除コードは削除済。
おまけに、勝手に蝕人化コードをばら撒いてしまったというね。
ほー、やってくれるじゃあないか…。

しかもだ。ポラリス君はわざわざ"二人"を招き入れたのには理由があります。

スバルさんの身体を自分の物にしようと思っていたからです。


そういや、4章で「スペアにするつもりだった」と言ってましたねえ。
しかも、繋いだ時にはスバルさんの事…恐らく記憶や心の内なども全て見ていました。
だから、スバルさんの心のうちは全てお見通し。

「僕はスバルになるんだ。それで、蛍と一緒に暮らすよ。」

簡単に言ってくれますが、そんな事したらスバルさんは…。だから、ケイ君は当然そんなの嫌だと言いますが、スバルさんは…。

「いいぜ。その代わり、ばら撒いた全域にさっきの解除コードを散布しろ。それが条件だ。…嫌ならいいぜ。俺のサイキック能力を使えば、お前の本体を壊すのは簡単だ。」


自身の体はあっさりと、ポラリス君に捧げる事を引き受けました。

ポラリス君もスバルさんも、お互いいつでも排除できる状態です。
前者はケイ君を「証人」として、「蛍に嫌われるような事はしない」と言ってはいます。

大丈夫なのか否か、正直疑い深いですが…。


「さて、じゃあまずは邪魔な人格を削除してーっと、記憶や頭脳は残しておきたいよね。あ、そうだ。スバルの料理が好きなんだよね?これからは僕が作ってあげるからね!」


おい


ちょっと待て




これ…スバルさんの事を殺してるのと同じじゃないのか?

ケイ君にとっての大事なかけがえの無い存在のスバルさんの座を乗っ取って勝ち誇ろうとでもいうのか???


果たしてそんな事が、ケイ君の幸せに繋がるのでしょうか。


答えは……『NO』だ。



ポラリスの『愚行』とも呼べる企みにケイ君は当然、大激怒。


あと、残念ですがこのポラリスは…もう話し合いで解決するのがもう不可能だというのが分かりました。
だって、止められる者はいないのですから。

ここでケイ君にハッキリと「大嫌い」と言われても、ポラリスは動じません。
それどころか、ある禁句を口にしてしまい…。




「僕はこんなにも君の事を愛してるのに、きっと悲しい事が続いたから混乱してるんだね。そうだ!蛍の頭も弄って……」




『愛してる』だって?




▲ピンチの中、コードの繭の奥から……⁉︎









これ以上はもう何も言うな





そういうかのように、突然周りが青い炎に包まれる。
その瞬間、ポラリスから余裕というものが消されて、ケイ君はシリウスさんの力を借りようとしながらもスバルさんを救出します。
(余談だがコードから解放される所のスバルさんの呻き声が結構エロいと思ったのは俺だけでしょうか)

というか…。

スバルさんは最初から彼に体を差し出す気はありませんでした。


「頭を繋いで操作するなら、逆も可能だとは考えなかったか?」


そう。許してやったのはこちら側の『策』の為だったのです。
ポラリスを"強制停止"させるための。

元々、「もう一度ポラリスとリンクできれは」と言っていたのもあり、この機会はチャンスでもあったのです。
もうああなってしまったら、この手しかない。
それに、スバルさんはポラリスとリンクした事もあってか、彼のやり方と"愛してる"という表現に当然怒りを持っていたかのようでした。

というか今のスバルさん、恐らく本気(マジ)ギレしてると思う。
1章でもミカゲさんに首を絞められた事を聞かされた時だって、静かに怒りを見せていたんですもの…。

そして、ポラリスに向けられるのは言葉の刃。
トドメの一撃の如く、それが振り下ろされる─。


「てめえの頭の中には自己愛しかない。だから簡単に、そいつの大事なもんを奪って壊そうとする…。」


「そんな自分本位な考えで、愛なんて語ってんじゃねえよ…‼︎」


この真っ直ぐに向けられた怒りよ。
表情だって迫真モノだった所がかなり印象に残ったやよ。

ありったけの怒りと共に放たれた炎にポラリスはなす術はない。
モニターはもう使い物にならなくなりました。

さて、彼の敗因でもあり「肝心な事」ですが、私なりにこう考えました。
(
⚠️あくまで個人の解釈&他ルートTEのネタバレ有)



人間達からの感謝や励みの言葉がひとつも貰えなかった。
それに対しての憎しみが勝った事により、本当に欲しかったもの…「ありがとうの言葉」が欲しかった事を言えなかった。
いわば『闇に呑まれた結果』でしょう。

それがスバルさんからしたら『自己愛しかない』…すなわち、自分の事ばかりしか考えられなくなったという事でしょうかね。

そんな中、彼の味方はケイ君だけだった。
自分には蛍さえいればいい。むしろそれ以外はいらない。
しかし、それを遮る者(スバルさん)が鬱陶しくて仕方なかった。

せめて、本当に欲しかったものをちゃんと忘れていなかったなら。きっとここまで酷い事にならなかったんじゃないのかと。

「一体どこでそんなにねじ曲がったんだろうな。」
スバルさんはこう言っていました。 

ああ、全くだ。どうしてそうなったというのだ。

怒りと憎しみに囚われすぎたせいで、沢山の肝心な事を、このポラリスは忘れているのだから。

というか
ケイ君に助け求めるぐらいならまずはスバルさんに謝りなさい(本音)



それに…ポラリスにはまだ敗因がありました。
ポラリスと出会う前から、もう既にケイ君にはスバルさんがいたのです。
彼と共に過ごす時間は、例え記憶を失っても、世界が一度崩壊しても…ちゃんとケイ君の中では続いている大事な時間なのです。


幼い頃に、「ポラリス以外には友達を作らない」と約束したはず

…と、ポラリスは言ってはいましたがこれはもう見え見えの嘘です。

「俺はできない約束はしない。その時の記憶がなくたって、それぐらい分かるよ。」


「死にたくない」と怯えるポラリスを憐れむ暇はもうありません。
青い炎に包まれた塔の中からふたりは飛び出すように逃げて、そして─。






【おまいら爆発しろ。いやしたわ。俺が。】


シリウスさんの案内に導かれて、研究所の廊下を歩くケイ君。
そして、関所の門番のように待っているかのようにいたリヒトさんとミカゲさん。
このルートでは敵対…というか少しピリピリしていた関係ではありましたが、リヒトさんはあれからちゃんと回復しており、ミカゲさんもご機嫌でした。


そして、ケイ君がなぜここに来たのかというと…。
この研究所で働くようになったスバルさんに会いに行く為でした。
壊滅した第四ドームの修復や、ポラリスに任せっきりだった事が判明したドームの管理など、様々な課題がスバルさんの元には待っていました。

でも、そんな忙しい中でもシリウスさんにはミュート機能はつけられてましたがね。

シリウス「( ;ω;)」

このミュートのテキスト表現天才か。
めちゃくちゃ可愛いんですが。
(そして、ミュートとは言えシリウスさんの声がちょっと漏れてるのが更に可愛い)

ケイ「喋らなくてもうるせえなこいつ」



…ですが、山程の課題を抱えているスバルさんに任せっきりはよくない。
ケイ君は「何か手伝うことは?」と言いましたがその時にだ。


偶然、でしょうか。
ふたりの距離が近い事に…なぜか、お互いびっくりしてしまったんです。


「そういうあからさまな態度すんなよ……傷つくだろ。」
「スバルだって、顔真っ赤なんですけど…。」


く……クゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……ッ!!!!!!!(悶)


何が言いたいのかといいますとね


赤面+困り顔のスバルさんウルトラハイパー可愛いなぁあああああああああ!!!!!!!!!!!!って事なんだよォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!(クソデカボイス)


お前めちゃくちゃ余裕ありありの攻めしてたのにそこでいきなり頬赤らめてシュン…ってなるとか何なんすか?????(1テキスト毎にスクショしてた人)
いきなり萌えキャラになるなよニッコニコが止まらないじゃんかいいぞいいぞもっとそんなエロ可愛い顔見せてくれさいお願いしm(ry


はい、ごめんなさい




すごく可愛かったのでつい熱が暴発してしまった。
赤面は最高の萌えだから、ゆるして←


…ですが、そんな中スバルさんが「第一ドームに家を借りて住む」と言い出します。

ここから通うのにそちらの方がいいのは確か。ケイ君もうっすら今の状況は少し不便だと思っていましたし。
でも、住むのはスバルさんひとりだけです。
元々ドームの住み分けは『サイキック能力のレベルの高さ』であり、スバルさんは実際レベル5のパイロキネシス能力者。
ケイ君は表向きではレベル2のプレコグ能力者である為、第一に住ませるのは難しいのでしょう。



それはつまり、ふたりは離れ離れになるって事…。

果たして、それを「はいわかりました」と答えられるのでしょうか。


答えは「NO」か「いいえ」からしか選ばないよね(さっきからそれしかないな)



一緒にいられる事が、ふたりにとってはどれだけこの世界で大事な事か。

「当たり前」となった日常が、どれだけ貴重で、穏やかで、幸せを噛み締められるものだったか…。

この物語(ルート)を通じたふたりなら、分かってるはずです。
特に、ケイ君は…。


だからケイ君は当然「嫌だ!寂しい!」と返します。


…でも、これはスバルさんなりの気遣いなんです。


でもね。



「自分に好意持ってる野郎が同じ屋根の下にいるなんて嫌だろ…。」と、一番に言いますがそれは今更である。

そこじゃない。
本当は─。


\カベドンッ/

「こういう風に、手ぇ出されんのも困るだろ?」


普段通りの「保護者のような優しい親友のスバル」の声でそう言われます。

でも、ケイ君はちっとも嫌じゃなかったんです。


2回も口付けを貰った事が。




(お、おい…もしかして……。)



それを聞いたスバルさんは
あの、何度も聞いた「俺の知らないスバル」の顔と声で─。




「………なら、もう一回試してみるか?」


あっ


ちょ、ステイ





ステイステイステイ



ステイステイステイステイステイステイステイステイステイステイスt


\Aボタンポチっとな/


ッア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ァァァァァァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああAAAAAAAAAAAAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

目が……目がああああああぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

み、みみが、耳がぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


こんなの真顔で見れるワケねーだろぉぉぉぉぉおおおおおおンンンンンンンンンン!!!!!!!???????


つーか舌!!!!!
舌出てる!!!!!!
後から気付いた!!!!!!←
舌ペロスバルさん可愛い!!!!←
お前やっぱ萌えキャラじゃん

つーかいきなり官能小説になるな!!!!!!
これ(一応)全年齢だから!!!!!!!!!!!
それ以上、ダメ、絶対!!!!!!!!!!

つかスバルさんお前も声聞かせろ!!!!!!!


…すみません、はしゃぎすぎました。

でもやっぱり落ち着くのが無理です。

それだけ威力高いから仕方ない。

とはいえ、実はここのスチルなんですか

公式Xの方にあったPC版の宣伝ポストで初めて見たので、実際は「ここでかッ‼︎‼︎‼︎‼︎」てなりました。

分かっててもその威力は変わらないがな!!!!



(これは是非とも各自で己の目で確かめてほしい。どんだけ衝撃デカかった事か。※当たり前だが背後注意)

でも正直あのポストを当時に見てなかったら多分木っ端微塵になってました。
ある意味命拾いしたね!!←

あと、公式グッズのポストカードにも収録されてます。(なぜそこポスカにしたんだ公式!!!!!言え!!!!!)

しかも一枚目めくってすぐ出てきます。
いいのかよ(褒め言葉)


ラヂオによると西さん曰く
「一枚目ペラってやったら、ふわぁ〜お‼︎」
だそうです。

これ、マジです。



私からすると
扉開けてすぐ挨拶がわりにボディブロー食らうみたいな破壊力です。

来ると分かってても威力が高いんですよ(2回目)


…あと、ここのスチルなんですが
ケイ君の手も素晴らしいんですよね。


結構骨ばっててまさに「男」の手で、スバルさんの事をしっかり掴んでる所がね。
(離れていきそうなスバルさんを引き止めるかのように掴んでましたしな)
結構いろんな所で男女問わず「可愛い」と言われてきてる彼ですけど「ただの可愛い受け」ではなく「男らしさをちゃんと持ってる受け」してる、ケイ君の魅力を引き出しててすごく好き。

そしてそこを堂々とピックアップしてくる公式さん。

すげえよ(語彙力)




…さて、ちょいと早いですがここであとがきといきましょう。


【あとがきのようなもの&スバケイに思う事。そして…。】


スバルさんとケイ君。
このふたりにしかない肩書き(?)が何よりカギでしょう。

それは…。

『幼馴染』


これに限る。



だって、ドームで暮らす頃の前から…小さい頃から、ずっとずっと前からふたりは一緒だったのですから。

OPムービーにあった、幼いスバルさんの手を笑顔で引っ張る幼いケイ君。いつに撮ったのかが分からないが笑いあう6年前のふたり。

この思い出たちはどのルートでも「共通」なんですよね。
その絆が「愛」に変わった…否、成立した事で描かれたのがこのルートなんだなあと。

あと、何よりスバルさんルートの見所といったら
BL濃度が非常に濃い』ってところ。

距離も近いし、自然な流れで抱きしめる事だってできる。
「愛想がない」とされているケイ君も本性を見せている。
ファーストキスも早いしなんならそれ以上までのぼろうとする。
これは危険が危ないからな。心臓と頬筋と情緒がめちゃくちゃになりおる。

なんだろう。
このふたりの過ごした時間は経験値のようなものなんだと思います。

リヒトさん、シリウスさんがケイ君との仲良し度がレベル1から始まったとしたら、スバルさんはレベル50からスタートしてるみたいなものです。

でも、この『幼馴染』というのは正直まだ「進化できる」という可能性があったんですよね。

身寄りを失い、ふたりで共に暮らすことになった事から『家族』となり。
数々の壁や靄を超え、経験を通じて互いの「絆」は「愛」へと変わり、『恋人』に進化した。

そう考えると、ふたりの関係はかなりじっくり育まれて成り立ってんだなあと。

それに、一緒にいる時間が長くても新たにわかる事は沢山あるのです。

それこそが、ケイ君が何度も言っていた『俺の知らないスバル』

そして…。
我々を色んな意味でフッ飛ばしてくれたあの3回目の口付けの後にはまだ続きがありました。
とは言え、キスのその先ではございません。残念!

シリウスさんのお陰により、ふたりだけのあの時間はそう長くは続かなったけども(ちなみにその所のレ◯プ目スバルさんにニヨニヨが止まらなかった自分がいる)ケイ君はまたひとつ新たに知った事がひとつ。

ケイ君だって、ずっと前からスバルさんの事が─。


…それでも、ふたりの『家族』としての時間はまだまだ続きます。
久々に第三に帰って、ふたりでいつもと変わらずにご飯を食べる。あの時食べれなかったトマトのパスタがいいな、と言って。
いつも通りのふたりの時間の為にも、仕事を終わらせなきゃと引き締めつつ頭を撫でてくれるスバルさん。

変わったものや新たな事が分かったとしても、ふたりの『絆』と『愛』は、これからもずっと大事にしてほしいです。



それが、スバルさんにとっての最高の幸せなのだから。



変わるものは幾つもあれど、ふたりの『絆』と『愛』は永遠に続きますように。


見守る者のひとりとして、ただそれを、祈っています─。








つ づ い て く れ




…え?どゆことかって?
それには理由があります。




【声を大にして言いたい要望】


最後に。
スバルさんの事で最後までブレなかった所があります。



それは…。

『なんでもフラグ一級建築士』

である事です。

このスバルさんルート、課題としていろんな未回収ポイントと謎が残されているんですよね。

・ドームの外に触れられていない(知らない)
・スバルさんの痛覚治ってない(治らない)
・ポラリスと繋いだ事でスバルさんの身体とサイキック能力に変化があり(そこが分かる場面がナシ)
・『政府』って?
・ポラリスは『デリート』ではなく『強制停止』された事から復活の可能性が大いにある

つまり、これはサイクリの後の展開に関する大きな可能性があるという事なんです。


やっぱりスバルさんルート続編フラグあるじゃん。


それだけじゃありません。
このスバケイには更にあるフラグがあるんですよ。
ただ、それはもしかしたら人を選ぶものになるかもしれませんが……。


でも、スバルさん推しとしては続編は絶対欲しい。
いろんな新たな、『俺の知らないスバル』が見てみたい。

あと、中川さんの歌う主題歌が欲しい。聞きたい。
(虎島さんと西さんが歌ったんだから…ねっ、ねっ
⁉︎⁉︎)



…あと、スバルさんに関して思う事は山ほどあります。
それは、次回からスタートの『裏ルート編』のあるエンディングの感想文でお話しようと思います。


では、次回の投稿にて!


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