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紹介する画材と初心者絵描きはどんな画材を使えば良いのか

こんばんは。よのほんとこです。
みなさんは絵を描く時はどんな画材を使っていますか?
私は主にお絵描きソフト(ibisPaintやクリップスタジオ)とアナログ画材(油絵やアクリル絵具)で絵を描いています。
美高・美大時代を含みこれまでは一通り様々な画材を触れてきました。

今回はどんな画材があるのかをお話した後に絵描き初心者にはどんな画材を使えばいいのかをお話しします。


画材は大きく分けてアナログとデジタルの2つ


最初にざっくりと2つに分けます。
紙やキャンバスの上で絵具を使って描くものとお絵描きソフトを使ってパソコンとスマートフォンで描くものがあります。

・アナログ(油絵、水彩、アクリル、鉛筆、色鉛筆等)
・デジタル(ibisPaintやクリップスタジオ等のお絵描きソフト)

アナログで描く

まずはアナログで描く画材を挙げます。

油絵具


私が使っている油絵具。油彩専攻だったためよく使っていた

絵画の定番となる画材の1つです。
メリットは厚塗りから溶き油で薄く塗るまで様々な技法で塗れて深みのある絵になりやすいです。
しかし乾くのが遅く最低でも3日はかかります。あとは油絵特有のにおいがし、人によっては苦手なにおいに感じる方がいると思います。完成後は最低半年は表面も中も乾くのを待ち、タブローという画面保護する液で塗ります。

水彩絵具


ホルベインのものを愛用

油絵は溶き油で薄めることができるが、こちらは水で薄めることが出来る画材です。
支持体は画用紙でその上に塗ります。
油絵の特有のにおいは水彩にはほぼ無く、乾きが早いです。
しかし大量に水を含ませると紙がよれてしまいます。
どうしても気になる場合は板キャンバスと画用紙を使って水張りをして水張り用テープで止めて描く方法が良いでしょう。
完成後は額装するか水彩画用保護ワニスをかけるかして、湿気や日光を避けて保存します。

アクリル絵具


ゆくゆくは主に使うアナログ画材にしたい。

水彩絵具同様、水で薄められる絵具です。
こちらは支持体が紙やキャンバス地以外でも塗れます。板の上、金属やガラスの上にも塗れます。他のアナログ画材と比べると万能な方だと思います。
そして水彩絵具同様、乾きも早く、においはほぼ無いです。
完成後はアクリル絵の具用保護剤(グロスバーニッシュ等)を塗ります。

鉛筆

三菱鉛筆というメーカーの鉛筆を使用

小学生の時に使っている文房具でおなじみだと思います。
主に鉛筆デッサンや作品のエスキース(下絵)を描く時に使います。
画材店や文房具店でメーカーによっては安くお手頃な値段で買えます。
エスキースとは私が美術系高校時代の時に知った言葉で、本番で描く支持体(キャンバスや画用紙等)とは別にスケッチブックで描く下絵の事です。
鉛筆デッサンの場合は鉛筆の硬さ(HBとか)を使い分け、完成したらフィキサチーフという画面保護する定着剤を上からかけます。


色鉛筆


昔から使った身近な画材

先程の鉛筆は白黒だけに対し、様々な色があるのが色鉛筆。
画用紙の上で塗ります。
文房具店で売っていて比較的手頃な値段で買えます。(もちろん画材店でも売ってます)
完成後は額装するか保護剤を塗るかをします。

デジタルで描く

次にデジタルで描く画材を挙げます。

お絵描きソフト(ibisPaintやクリップスタジオ等)


スマートフォンで描いた絵達

お絵描きソフトはアプリをパソコンやスマートフォンにインストールして画面上で描きます。

画材を買うよりコスパがよく(ソフトによりますが…)、データで保存するので場所が取らないのが良いところだと思います。(容量オーバーに注意しなければなりませんが)
デジタルで描いたものをSNSやブログ等WEBだけで載せるならいいですが、紙に印刷する場合は、色の見え方が異なることがあるのでそこは気をつけた方がいいです。
あとは解像度にも気をつけましょう。
解像度とは画面の細さを数値で表すものです。
小さな粒がいくつか集まっているのをイメージすると分かりやすいかもしれません。
WEB上で載せる時に適した解像度と印刷する時に適した解像度(単位はdpi)があるので適した数値を設定すると良いです。

絵描き初心者にはどんな画材を使えばいいか

「いろんな画材がある中で、自分はどんな画材を使えばいいのかな?」
と思う方がいるでしょう。
私としてはオススメなのはアクリル絵の具や水彩絵具です。
理由は絵具が扱いやすい画材だからです。
乾きの早さやほぼ無臭な所が使いやすいのかなと思います。
また、イラストを描きたい方はお絵描きソフトでもいいでしょう。
ibisPaintなら無料で描けますし。(課金も出来ます)

絵具の色はまずは12色を揃えて描くことをオススメします。ある程度枚数を重ねたら次第に欲しい色を買い足して描く、という方法が良いでしょう。

今回は以上となります。

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