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油絵を完成後半年以上経ったらやるべきこと

こんにちは、よのほんとこです。
春になりましたね。

今回は油絵の話をしようと思います。

私と油絵についてですが、油絵と出会ったのは中学生の頃に遡ります。
美術部に入った時で、毎年夏に市の美術展に出展する作品を描いていました。

油絵との出会いの話はここまでにし、本題に移ります。

油絵を完成したらやるべきこと

今回は完成後の工程の話です。
みんなは完成したらそのまま放置していませんか?
私も油絵歴10年以上だけどその工程を知ったのはつい最近でした。
完成後の工程というのは…

①完成後半年~1年は乾かす
②タブローを塗布

以上2点の工程です。
②のタブローとは作品をホコリなどから守る作品保護の役目のあるものです。
画材店に行けばスプレーで噴射するタイプと液体タイプがあります。

液体タイプのタブロー

①を見て、「作品は手で触っても絵の具がつかないんだけど、半年は待たなきゃいけないんだ…」
と気が遠く感じている方が多いと思います。
なぜ半年以上待たなきゃいけないのかは後で話します。

作品が完全乾燥するまで最低半年はかかるから

ここで
「完全乾燥って何?触ったら乾いているけど?」
と思う方もいるでしょう。
実は油彩画の乾燥には表面だけ乾いている状態の「指触乾燥」と表面だけではなく中まで完全に乾燥している状態の「完全乾燥」の2つの状態があります。
タブローを塗布するのは「完全乾燥」の状態になってからにやることです。

大切な作品を長持ちするために完全乾燥後にタブローを塗ろう


油絵は絵の具で描いて終わりではありません。
せっかく丹精込めて描いた作品だから長持ちしている状態の方が良いですよね。
一方私は画材店に行って液体タイプのタブローを買い、グループ展で展示した2点の油彩作品には完全乾燥するまで待ってからタブローを塗っていきたいです。(1月に描き終わったから半年となると7月になる…)


「晴天」
「踏切にて」

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