見出し画像

東京ひとり旅は東武博物館とりょうもう号の旅 2022年4月30日

■前置き
「両毛(りょうもう)」という言葉をご存知でしょうか?
誰か「りょうもうってどういう字?」
私「上の毛と下の毛、両方の毛だよ。」
→バカウケ確定。
という、爆笑間違いなしのネタ…ではありません。
群馬と栃木は、昔「上毛野」「下毛野」という地名だったことがあるそうで、その2県をつなぐ路線に「両毛」という言葉が使われています。
そんな両毛を冠に掲げた鉄道路線が、JR両毛線。
そんな両毛を冠に掲げた特急が、東武特急りょうもう号です。

昔は東京に出かけるたびにお世話になっていましたが、引っ越してからはとんと乗らなくなってしまったりょうもう号。このたび、ものすごく久しぶりに乗る機会があったので、ここに記録します。

■旅当日
特急りょうもう号は、群馬・栃木県内でも選ばれし駅にしか停りません。
したがって、まずはその選ばれし駅まで、東武の各駅停車で向かいます。

久しぶりの東武鈍行。君、ずっと変わらないなぁ。
選ばれし駅の1つ、太田駅に到着。
向かいに停まっていたりょうもう号(赤城駅行)をパシャリ
昔からある看板(このカラーリングも昔から)

さて、私の乗るりょうもう号の案内放送が流れました。もうすぐ入線なので、カメラを構えます。

!!初期りょうもう号のリバイバルカラー!!
君かわいいね!パシャパシャ!!!
ボデーもかわいいいね!
シートもレトロカラーでかわうぃね!!
通路側の客はテーブルなんて使わねぇだろテーブルかわぃね!!

この日はゴールデンウィークが始まったばかりの時期で混雑が予想されたため、午後のあまり混まない時間帯に乗車してみたのですが、それでも車内は半分くらい埋まっていました。
若干揺れの激しめな車内で乗り物酔いに耐えながら、北千住まで乗車します。

約2時間で北千住駅に到着。りょうもう号は私を降ろしてさっさといなくなりました。その後、ひっきり無しに電車が入線してきます。

堂々と入線するリバティ。君にも乗りたいなあ。

さて、実は今回、りょうもう号に乗るだけではもったいということで、前から行ってみたかった所に足を伸ばすことにしました。

ヘイタクシー!東向島までね!
約10分で到着
すでに主張が激しい

そう、行きたかったのは東武博物館です。「鉄道」とか「交通」などの言葉は必要ない、東武と言えば東武鉄道だ、の東武博物館です。
東向島駅のすぐ裏側にあり、アクセス抜群。東武鉄道の車両や模型がたくさん展示されているそうです。
駅からすぐということで、あまり地図など確認せず来てしまったのですが、案内も充実しており迷わずにすぐ辿り着きました。

銀色すぎて目立たない入り口
交通系電子マネーと現金で入館料が違う

博物館の最終入館は16時で、この時すでに14時をまわっていましたが、この時間でも小さいお子さんがいる家族連れを中心にちらほらと来場者がいました。
家族連れにまぎれながら、入口を入ったところにある券売機で入館券を購入し、受付の方に提示します。

「各所のクイズに答えて、帰りに景品をもらってくださいね!」
明らかに子供に渡しているスタンプラリー台紙をもらってしまう私。

さて入場して最初に目に入ってきたのは、

SL!実はあまり興味無いんですが、でもかっこいい!
奥の方に、私好みのレトロちゃん発見。
君かわいいね!!パシャパシャ
知識が無くて意味は分からないけどかわいいいね!!
シートの色も木材の色も完璧かわうぃね!
文字フォントもかわぃね!!
優しく私を戒める注意看板
特急名も何も書いていない、「俺の顔が名刺代わり」な記念撮影パネル。
(奥からスペーシアが優しく見つめている)
屋外にはイカつい誰かがいた
昔のけごん。君もかわいいね。
国鉄カラーっぽい、哀愁ただよう配色。

ここには模型(Nゲージ?)もたくさんあります。
模型には特に興味は無いのですが、走っている車両がどれも見たことあるものばかりで、思わず写真を撮ってしまいます。
来館者が操作できるようで、運転台(?)はお子様達で大混雑していました。
私は運転には興味ゼロのため、ちびっ子が操縦する模型をじっくり観察します。

昔のりょうもう号。形が今と違う。
隣には昔のけごん
カーブを颯爽と曲がってくるりょうもう号
先ほどパネルを見つめていたスペーシア
現在の東武線の最新車両(?)
スタイリッシュだが愛嬌がある
昔の券売機や改札もありました
電車を下から見上げられるスペース
(お子様多数のため、電車が通った瞬間の画像は無し)

このほか、東武鉄道の歴史や資料、貨物車両なども多数展示されており、また一部ですがバスの展示もあり、非常に楽しめました。
これで200円は安すぎです。
約1時間ほど中を散策し、スタンプラリーは微妙に遠慮し、おみやげコーナーのスペーシアハンドタオルを買おうか3分悩み(結局購入せず)、大満足で退館しました。

帰りは浅草駅へ。久しぶりに来たのですが、駅の内部(東武のホーム)はあまり変わっていませんでした。

帰りもまたリバイバルカラーのりょうもう号
(帰りはリバティの方が良かっ…)
隣にいたけごんちゃん
スペーシアってこんな色だったっけ?

何だか暗いカラーリングだなぁと思いながら写真を撮っていましたが、後で調べたところ、こちらも昔のリバイバルカラーのようです。確かに、博物館で撮影した模型と同じような色。
スペーシアは乗ったことが無いのですが、確か個室があったりして豪華だったはず。車体が古く、いずれ退役してしまうでしょうから、早いうちに乗っておきたいです。

その後、浅草駅からりょうもう号に乗り、復路も激しめな揺れを楽しみながら帰路につきました。

■かかったお金(ざっくり)
・交通費(太田ー北千住ー東向島ー浅草ー太田)5,000円
・博物館の入館料200円

■今回のひとり旅の結論
・鉄道博物館系は楽しい
・りょうもう号はかわいい
・リバティにも乗りたい

次はどこへ行こうかな(おわり)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?