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21.養鶏場の息子が語る、宮崎鶏の魅力

こんにちは。

時吉一成(トキヨシイッセイ)です。

自己紹介記事には書いてありますが、小学5年生くらいの時に父親が養鶏場を始めたため、以降養鶏場の息子として、鶏肉を食べて育ってきたんですが、今回はそんな養鶏場の息子である僕からみた鶏肉(宮崎鶏)の特徴や魅力について書いてみようと思います。

ちなみにですが、養鶏場の息子として育ったからといって鶏肉に詳しいわけではないです。
つまりこれから書くことは、

「養鶏場の息子ならではの視点で語る体験」

ではなく

「養鶏場の息子という肩書きを使って読者を惹きつけた上で、普通にGoogle先生に教えてもらったことをまとめた記事」

になりますので予めご了承ください。

この記事を書こうと思ったきっかけも、せっかく面白い肩書きを持っているんだから、鶏肉についてめちゃくちゃ詳しくなってやろうと考えていて、せっかくならどこかに記録しておきたいと考えたからです。

なのでこの記事を通して皆さんに宮崎鶏の魅力を広めるとともに、僕自身も学んでいこうと思います。どうぞよろしくお願いします。


鶏には食用と卵用の2種類いる

そもそも鶏には
卵を産む鶏(レイヤー)と食肉のための鶏(ブロイラー)がいます。
僕の実家で育てているのはブロイラーになります。

ブロイラーは、ひよこの時に養鶏場に運ばれ、そこから大体60日前後で鶏に成長し、食肉加工用の工場に出荷する形になります。

ちなみに父親の養鶏場をやる前の職業は、
鶏の餌を運ぶトラックの運転手。
父方の祖父母はブロイラーの食肉加工工場で勤務。

というまさに鶏一家です。

母方の祖父母はピーマンやししとうを育てる農家で、僕は農家と農家の間に生まれたサラブレットということになります。
(そんな私は現在、東京でITエンジニアをしております。)

宮崎鶏の特徴

宮崎の鶏と聞いて思い浮かぶのは「地鶏(じどり」かなと思うのですが、宮崎でも一番有名なブランドも「地頭鶏(じとっこ)」と呼ばれているそうで、

「地頭鶏(じとっこ)」は、宮崎と鹿児島の旧島津領で古くから飼育されていた、日本に元々いた在来種の鶏です。その美味しさから農民が地頭職に献上しているうちに「地頭鶏」と呼ばれるようになったと言われています。繁殖が難しく、昭和18 年に固定天然記念物に指定を受けています。この「地頭鶏」と、大型の「劣勢白色プリマスロック」をかけ合わせた「F1」を父に、産卵率の高い「九州ロード」の雌をかけ合わせた三元交配方式つくられたのが「みやざき地頭鶏」です。

引用:エー・ピーカンパニー

ということだそうです。

なんだかドラクエの配合みたいですね。

「みやざき地頭鶏」を生産している農家は宮崎県内で30軒ほどだそうで、年間出荷量も他の鶏に比べてすごく少ないそうです。巷では「幻の地鶏」と呼ばれているそう。
(ポケモンで言うとホウオウと同義ですね。見た目も似てるし)

宮崎で育てている鶏のブランドは他にも10種類ほどあるみたいで(僕も初めて知りました)、実家で育てている鶏もそのうちのどれかになるっぽいです。(全然知らなかったので後で聞いておきます💦)

宮崎鶏を使った代表的な料理

宮崎の鶏肉料理と聞いて有名なのは、おそらく

お土産やお酒のお供としてもよく出てくる
「地鶏の炭火焼き」

引用:農林水産省

コンビニやお店でもたびたび登場する
「チキン南蛮」

引用:農林水産省

ではないでしょうか。

僕もこの2品は子供の頃から大変お世話になっております。

あとは東京ではあまり見ませんが鶏のタタキも絶品ですので、ぜひ一度食べて見て欲しいです。

実は近いうち、実家経由で仕入れた宮崎鶏をメインに「宮崎鶏を食べる会」なるものを発足させようと考えています。
この辺のお話もそのうち記事にできれば良いなと考えていますので、その時はぜひご一読いただける嬉しいです。


それでは今回はこの辺で。
次の記事でお会いしましょう。

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