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2月のおすすめワールド

先月に引き続き、2024年2月にVRChatでリリースされ、私がX(Twitter)で紹介したもののうち個人的に特に注目したおすすめなワールドについて10件ほど再紹介します。
なお期間は最終週の週末区切りですので今回は2024年1月末~2月末のものとしてます、ご了承ください。


①Arknights - Rhine Lab ―By SchwarzXVII

ゲームネタというと「ぶっこ抜き」を警戒してしまいますがこちらは元のゲームの3D部分はディフォルメの戦闘マップのみであり本編は2D、どうやらゲーム素材では無い安全な(?)ファンワールドようです。
しかもゲーム中では設定や背景画として少し出てくるのみの様子。どうやら大部分が劇中イメージからの半ばオリジナルに近いもののようですね。
未来的なインテリアと造形やメカニック、緑のロビーと研究室と出来もかなりのものでサイバー系ワールドとしても高水準のものです。

②MAISON DARC․ ―By アルティメットゆい

Booth展開のアバターアパレルブランド「EXTENSION CLOTHING」のVRショールーム。
繊細で高級感ある作りの衣装からのイメージ通り、瀟洒なロビーからプロモーション動画エリア、そこから入る衣装展示室までお洒落で隙のないデザイン。ブランドアピールとしての力の入れ具合を感じるワールドです。

③Crescendo New Year Music Festival ―By Dr_Nope

海外音楽イベント3団体共同の新年ライブ会場。
大規模なイベントによく見られるDJブースのある本会場までの街並みを魅せてくるタイプのワールドです。

このワールドは世界観としてはスチームパンク世界。駅に降り立ってから煌びやかな街並みを通り抜け飛行船の中にある本会場へ導かれる仕組み。
メカニックで大胆な全体の造形に加え看板やダイナーなどアメリカンレトロな風味もあり色々目に楽しいワールドです。

④青天霹靂 ―By しーの/T_Shiino

このワールドは縦の方が映えるのでたまには縦画像で…。

見ればわかる説明不要な単一の綺麗な風景一本で勝負するワールドですね。
バーチャルワールドの代名詞の一つであるクジラですがそれをどう料理するか…その一つの答えでしょう。半透明の水のように表現したその姿や虹や花との組み合わせが素晴らしい。
それを絵画に描く「観察者」の存在もいい味を出してますね。

⑤Sushi Aquarium 淡水棟 ―By long-potato

魚を扱うのにしょっぱなからその名前はどうなのか…とギャグっぽいですが展示は至極真面目な水族館。
注目すべきは魚や生き物がそれぞれ固有のヒレや泳ぎなどの動きをもっており「生きてる・いる」感が強い事ですね。地域別の展示など、生き物へのこだわりを感じるワールドです。

同「海洋棟」とセットになっているワールドですのであわせてどうぞ。

⑥[DEMO]Room˸Whispering Drops ―By Coquelicotz

Booth販売しているホーム用ワールドのデモルーム。

タイトル通り水の流れや雨の降る植栽を取り入れたお家。窓の外の湖畔の風景、本に囲まれたリビングと静かで爽やかな悠々自適な理想の生活をイメージするワールドです。
実際にこんな部屋を作ったら湿気で大変なことになりそうですが、そんなの関係ねぇ!というのがVRの良いところですね。

⑦Aquaria ―By zelfine

こちらはGumroadで販売しているホーム用ワールドのデモルーム。周囲を様々な魚が泳ぐ海中部屋コンセプトのワールドです。
色とりどりの水の風景は写真の小さめの部屋の他、ドーム状の展望ルームからも楽しめるようになっています。
そのゆったりした涼しげな風景が癒しのワールドですね。

⑧术力口工坊 ―By 周小蚕Kiriri

タイトルから推察できる通りボーカロイド・アニソン系のDJイベント「术力口工房」の会場であるVRDJワールドです。
ここも本会場までの街並みに味のあるワールドですが、サイバーな裏路地としては荒れた小汚い感じでなく、イベントポスターやロゴなども含めちょっと垢ぬけた感じになってるのが音楽ジャンルに合っていてお洒落ですね。

⑨Nocturnadia ―By mikinel

接客系イベント「Club Sara'sBuddy」新会場の公開版。
mikinelさんも時間をかけて練った肝煎りの作品、都会の夜景を遠くに望む孤島には庭園と温室がという秘密の花園的なコンセプト。
キャストと過ごす、あるいは音楽演奏を鑑賞するといった夜の大人の時間といったイベントテーマによく合うロマンチックな風景と雰囲気が良き。
イベントはもちろん単体で訪問しても綺麗で素敵なワールドですね。

⑩Hokyl Night ―By hdorriker

「The Pact」、「Cthonia」などのオリジナルSFな世界観のワールドを作られているhdorrikerさんの新作。
今回は高層ビル立ち並ぶ都会。アメリカ風イメージですが空には月が二つ、どうやらここも地球ではないどこか別の惑星なのでしょう。

ワールドとしては相当に広く設置されてる車やグラップルガンなどのギミックを使用しても巡りきるのは結構大変ですが、あてもなくびゅんびゅん飛び回るのもそれはそれで楽しいです。
広い都市ですが破綻なくデザインされてるのもすごいですね、どうやら〇〇通りや〇〇ビルといった地名まで設定されてるようで毎度のことながらすごいこだわり具合。

遊びまわる際にはグラップルガンやグライダーがアバターの両肩に収納されてるのが嬉しいポイントですね。これらは別のワールドにも設置されてますが無くしやすいのが難点ですので。

【番外】CCE-Shenzhen ―By CCE_Official

恐らく期間限定ワールドという事で番外編に(記事を読んでる今既に削除されてるかも…)

近年定期的に開催されている「Chinese Community Expo」の新会場。毎回優れたデザインで魅せてくれますが今回の舞台は香港のお隣の大都市深圳。
デザインコンセプトはパソコンや電子機器モチーフのデジタル世界のようで、電子回路や思わせるデザインがそこかしこに取り入れられています。

サイバーな街並みとしての風景も格別で展示だけでなくワールド単体でも非常に見ごたえのあるワールドですね。
複数のエリアに分かれ、そのそれぞれの移動にもCPUをはめ込んだりPCの画面に入ったりなどコンセプトに合わせた演出があるのも楽しいです。

今月は以上です。来月もまた書く予定ですのでよろしう。

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