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現在進行系的自叙伝『エンタメで世界を獲る』

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日本のエンタメで、世界を獲りに行きます。ショートショート作家として活動しながら、海外に向けたエンタメを発信。今はまだ埋もれた存在ですが、必ず頭角を現してみせます。そんな、現在進行…
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#エブリスタ

ショートショート界で「何者かになる」ためには、やっぱり田丸雅智さんと肩を並べる作家になるべきだと。

世に出るためにはどうすればいいのかを考えに考え、今にも目から血が吹き出しそうな今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 さて。 国民総発信時代に最も重要なことは「埋もれない」こと。誰もが発信者になれる今の時代、ただただ発信しているだけでは大勢の人たちの中に埋もれてしまいます。そこで絶対的に求められるのは、「何者かになる」ことなのです。 じゃあ、「何者かになる」ってどうすればいいのだろうか? 先日、 という記事で、成功している人の多くは、「何かしらの先行者利益」を

時間がないとしても諦めない。どこまでも表現は続けていく。だからこそ選んだショートショートの世界。

店舗でレジをする際に、「ポイントカードはお持ちでしょうか?」「持ってないっす」「お作りしましょうか?」「あっ、結構ですー」「すぐにお作りできますが?」「あっ、すみません、結構です」のやり取りを、なんとか短縮できないものかと考える今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 さて。 僕は常日頃から、短編よりもっと短い小説であるショートショートと呼ばれるジャンルで、ショートストーリーを執筆しているわけですが、ここにはちょっとした背景がありまして、今日はそんなお話をしてみたいと

読者がコメントで作品を広げてくれる、興味深い毎日更新作品『ベリーベリーショートショート~超短編140文字ショートショート~』。

街の一角が取り壊され建物がなくなってしまうと、何度も見ていたはずなのに、そこに何の建物が建っていたのか、なぜ思い出せないんだろうと考え、夜も眠れない今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 さて。 今日は、読者がコメントで作品を広げてくれる、拙作『ベリーベリーショートショート~超短編140文字ショートショート~』の執筆を通じて感じる、興味深い現象について書いてみたいな、と。 可処分時間をほとんど奪わない超絶短いショートストーリー。自宅にいながら時間を過ごしていると、

エブリスタの青春カテゴリで見事1位獲得!ただ、コンテストは未だ無冠のまま。まだまだ勝負は終わらない。

あまりに歯軋りが酷すぎて、朝、起きるたびに、歯の形状が変化していることに気づく今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 さて。 先日、小説投稿サイト『エブリスタ』の青春カテゴリの日間ランキングで、新作の『放課後グラフィティ』というショートショートが1位を獲得しまして。なんだか泣けてくる。めちゃくちゃ泣けてくる。 よくよく考えてみると、これまでの人生、1等賞というものを獲ったことがなかったようでして。やたらめったら器用貧乏な性分のため、ある程度は結果を残すのですが、と

エブリスタでショートショートが優秀作品に選ばれました!と思っていた矢先、英語で電話するというチャレンジで撃沈するという悲劇。

まったく本を読まないアホな後輩に対し周囲は「本を読んだら成長できるよ」とアドバイスするのですが、本をめちゃくちゃ読んでいるにも関わらず、とてつもなくアホな後輩がするそばにいるという事実が、「本を読んだら成長できるよ」のアドバイスの信憑性を薄めるどころか、詐欺にすら感じはじめた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。 さて。 エブリスタのコンテストで優秀作品に選ばれました先日、結果発表されたエブリスタの超・妄想コンテスト『テーマ:あの子がいなくなった』にて、『転校生』

海外に向けてのショートショート執筆。翻訳依頼の交渉の行末と、エブリスタのコンテストへの新作発表。

注意事項でよく目にする「効果には個人差があります」というフレーズ。個人差があると謳われている時点で、それに賭けるのはバクチのような気がして仕方がない今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 はい。 本題に入る前に少し告知を。 この度、ショートショート30作品を収めた電子書籍を出版しました。Amazon Kindleにて発売しております。大胆にも冒頭に告知を持ってきてみました。 《3分後にはもう、別世界。》日常に潜む何気ない瞬間に妄想をプラスしたショートショート。

ついに電子書籍を出版!8年間書き溜めた作品から30作品を厳選したショートショート集です。

バッドエンドの本や映画に触れたあとは、なんだか悲しい気持ちになるので、脳内でハッピーエンドのスピンオフ版を想像し、勝手に幸せ気分を味わっている今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 はい。 ようやく、ショートショートの電子書籍を出版することができました。Amazon Kindleでの発売となります。8年ほど前から書き溜めたショートショート作品の中から、30作品をピックアップし電子書籍化しました。 過去に発表した作品を部分的に書き直したり、内容をちょこっと変えたり、

ショートショートの翻訳パートナーとの交渉。ショートショートのフリーペーパー発刊者とのつながり。そしてエブリスタのコンテスト。

読了まで時間のかかるすごく分厚い本を読み始めると、読んでいる期間中にもどんどん新しい本が欲しくなり、購入し、デスクにひたすら本が積まれていく。ついにはデスクトップパソコンのモニタが見えなくなるくらいになってしまった今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 さて。 現在、ショートショートの作品を英語に翻訳し、 1~5分で読めるショートストーリーがプリントされて出てくる自動販売機「ショート・ストーリー・ステーション」。超短編小説や詩などの文学をプリントアウトできる自動販

海外への道がまた1歩開けた。ショートストーリーで海外展開できる準備が整い、あとは問題の翻訳……。

すごく能天気に生きてきた後輩の口から、「人生って、こんなにもハードモードでしたっけ?」というセリフが飛び出し、今の日本とこれからの日本を言い表しているなと、少し寂しさを感じた8月初旬、皆さん、いかがお過ごしでしょうか? はい。 以前こちらで紹介した、フランスの鉄道や地下鉄の駅などに設置されている「Short Edition」と呼ばれる自動販売機。超短編小説がレシート状の紙になってプリントアウトされ、無料で作品に触れられる機械。 この自販機の情報をいろいろな人に尋ねてみた

海外の人にショートストーリーを読んでもらった時のリアクションがとても新鮮でした。が、気づきも多く、チャレンジはまだまだ止まらない。

Windowsのパソコンを使用しているのですが、Windows Updateがかかっているときに限って急ぎの用件が入る不思議を、誰か解明して欲しいと願ってやまない今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。 さて。 日頃から、140文字ちょうどで執筆する超短編ショートストーリーを小説投稿サイトエブリスタで毎日更新しているわけですが。 海外向けにショートストーリーを発表するという目標に向け、まずは140文字のショートストーリーから実験的に翻訳を試みています。 言葉の壁とい

ド派手に大コケする……どうする常盤。

カップルであの観覧車に乗ると、別れるらしいよ──という、根拠のない都市伝説。きっとそれに乗っても別れなかったカップルもいれば、乗らなくても別れたカップルもいるでしょうに。あと、そういったスポットが意外に散在していて、カップルが別れないためには、どこにも出かけないというのが有力な方法なんだろうなと思いついた今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか? さて、昨日は、エブリスタ『超・妄想コンテスト:テーマ「3時」』の提出日だったわけでして、そこで僕は『午前3時の銀河鉄道』という

人は未知なるものが嫌い!?ストーリーの構成に必要な「型」について。

昔、誰かから「鳩が地面から飛び立つときの羽ばたき1回で、赤ちゃんをも殺傷するほどの菌がバラ撒かれる」と聞いたその日から、鳩の付近では徹底して息を止めるようにしています。 さて。 ストーリーの構成って、ある程度「型」のようなものがあって、その「型」になぞって物語が進行するからこそ、受け手が安心して物語を追っていけるという側面がありますね。 ディズニー作品やハリウッド映画なんかでも、「型」となる部分は共通していたりして、そこに斬新なテーマだったり奇抜な登場人物たちだったりが