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海外移住の心構え 5選

サワディー・クラップときつるです。皆さんはお元気でしょうか⁈
まあ、どうでもいいんですけど。

今回は、「海外移住の心構え」という内容でBlogを書いてみようと
思います。私もタイに移住して早、10年が過ぎました。
そんな私が経験した「心構え」を偉そうに書いてみようと思います。
移住したけど精神的に辛くなった人や、これから移住する人のアドバイスに
なれば幸いであります。

最近、海外へ移住する人が増えているという話をよく聞きます。
海外生活って合っている人には、すごく心地いい場所だと思うのですが、
合わない人には、辛いだけの無駄な時間に思います。
でも、合うか合わないかは、本人の気持ち次第だと私は考えています。

ということで早速行ってみましょう!


1.日本と比べない

これってほぼ結論です。私も偉そうに書いていますが、タイに来た当時は
日本と比べまくっていました。
「日本だったら○○だよなー」とか「タイだから仕方ねーか⁈」などなど。
これってタイ人からすれば、日本へ帰ればっていう感じですよね。
これを言っているうちは、本当の意味で移住を楽しめないと思います。

日本と比べる

今思えば、タイに来た当時、心のどこかで「日本は先進国」だし、
日本での経験値があれば、負ける気はしないって思っていました。
【本当に申し訳ありませんでした。心から謝罪したいです。】
タイで働き始めるまでは、それでも別に過ごしてはいけます。
有り金で生活していましたからね。でもタイ人からは、一番嫌われる
タイプですね。

しかーし、タイで働き始めてから自分の愚かさを思い知ることになります。
私がタイに来た当時は、片言の英語のみです。タイ語力はゼロでした。
この状態で、日系企業で働き始めたのですが、お客に訪問してタイ人との
ミーティングは通常英語で行います。
どこの会社に行ってもほとんどのタイ人は普通に英語で話してくるんですよねー。タイの英語レベルを知ることになりました。

もちろんすべてのタイ人が、英語を話せるわけではありません。
格差はありますが、そこそこの規模がある会社のマネージャークラスであれば、ほぼ英語は話せます。という感じです。

そのころからお客を訪問するたびに、タイ人のレベルの高さを知ることになります。私が訪問した会社は日系企業が多いのですが、そこで出会った人たちは、日本語まですらすらと話してきたりしました。
専門知識も豊富で、日本で数年働いていたという人にも沢山出会いました。

「郷に入っては郷に従え」ですねー。昔の人はいいことを言いますよね。
タイの企業も素晴らしい会社が、沢山あることを知りました。
そしてタイ人の能力が高く、自分の国に誇りを持っていることを知ることができました。今はいい関係を保ちながらタイで生活ができていることに感謝しています。

2.その国の文化を尊重する

ご存じの通りタイは仏教国です。日本も仏教⁈国ですが、仏教を信じる
気持ちが全然違います。*私個人の感想です。

異文化

タイにはたくさんのお寺があり、年に必ずある誕生日、記念日、親族の
イベント、それ以外に時間があるときなど近くのお寺に行って手を
合わせる習慣が身に沁みついています。
私が日本で見てきた仏教に関する感覚とは全く違います。

病気が治らなかったり、運が悪いことが続いたときなど、お寺に脚を運ぶ
人もたくさんいます。といった感じで、日本人の持っている仏教観とは
全く違うように感じます。BTS(スカイトレイン)など優先席には、お坊さんも優先されるのが普通ですから。*これは日本ではありえないですよね。

BTS優先席

よく言われることですが、「その国の文化を尊重する」ことはすごく大事なことだと思います。口で言うのは簡単ですが、なかなか素直に実行できる
ものではありません。しかし、その国の文化を理解しようとする気持ちは感じてくれるのではないでしょうか?

3.楽天的に考える

タイに来た当初は、許せないことが沢山ありました。
例えば、車の運転です。一応ルールはあるのですが、超適当です。
片側2車線の道路で信号が赤になっても人が渡っていなければ、信号無視は
日常茶飯事です。日本で話題になっている逆走も1日に何回も見ます。
*タイの場合は、老人ではありません。確信犯です。
歩道を走っていくバイクも、よく見かけます。

ルール違反

はじめのころはイライラしていたりしましたが、最近は慣れましたね。
いい意味で…。いちいち反応しているとストレスがたまります。
よーく見ると歩道を逆走して走っていくバイクは、少し申し訳なさそうに
頭を下げながら走っていたりします。心の中では、「ごめん」って言いながらはしているようです。なので、そのくらいは多めに見ても良いと思うようになりました。

逆に日本に行った時です。喫煙場所が少なすぎますよね。
それなのに飲食店(居酒屋)では、目が痛くなるほど煙たかった!
最近、日本に行っていないのでその辺はどうなったか知りませんが、
タイでは基本室内では喫煙不可です。
しかし、1歩店から出れば、禁煙のステッカーが張って合っても煙草吸っていいよーとか言われます。そんな雰囲気に慣れてくると、日本は窮屈に感じるようになりました。

楽天的

チョット話がずれましたが、いずれにしても細かいことにこだわってばかりいたら楽しくないということです。タイでよく言われる「マイペンライ」の
精神が大切だと今は心から思います。555

4.日本人とはつるむな!

せっかく海外にいるのですから出来るだけ、日本人とはつるまない方が
良いと思っています。私の場合、友達を作るときは、出来るだけ現地の
人と仲良くなるように心がけています。

理由は簡単です。海外に来てまで日本人と一緒にいる意味がないからです。
多くの日本人は、日本人同士のコミュニティを作る傾向があります。
駐在員のように会社の命令で海外に来ているのであれば、理解はできますが、私のように自ら海外に移住した人がわざわざここで日本人のコミュニティに入る理由が理解できません。

でも実際、自ら海外に移住してきたにもかかわらず日本人と毎日つるんで
生活している人が沢山いるのは事実です。
こういう人は、自己肯定感が低い傾向にあるように感じます。
例えば、こういう人と居酒屋に行った場合、タイでの生活、タイ人に対して
非常にネガティブな考えを持っていたりします。

「じゃあ、日本に帰れば」と正直思います。
逆に時間を無駄遣いしているようで、少しかわいそうにも思います。
といったようにせっかく海外にいるのだから、現地の人たちとのコミュニケーションを大切にしていった方が、有意義な時間を送れると思うのですが。

5.日本を見直す

最後の項目は、「日本を見直す」です。
タイから改めて日本を見るととてもいい国だと思えたりしますね。
よく言われることですが、安全⁈で、食べ物もとても美味しいです。
四季があり観光するところもとてもたくさんありますよね。
タイ人の中でも人気の観光地の一つです。

日本イメージ

最近は多くのタイ人が日本に観光に行くようになりました。日本人としては、日本の良いところを褒められるとうれしいものです。もっと日本人として、誇りをもって生きようと思うようになりました。

そんな気持ちが伝わったのか⁈ 知り合いのタイ人から観光におススメの
場所やお土産などを聞かれるようになりました。
日本の文化を少しでも理解してもらい、もっと日本を好きになってもらえるように頑張っていこうという気持ちになってきたことは確かですね。

前よりもタイ人とコミュニケーションの輪が、広がったように思う
この頃です。

まとめ

日本を出て海外に住むと当たり前ですが、いろいろ想定外のことが
起きます。それで嫌になってしまうのか?それを笑って話せるかは、
本人次第ではないのでしょうか?
要は楽しい時間を過ごすことができるかは、本人次第ということです。
それは別に海外に限ったことではないと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
また、次のBlogでお会いしましょう!
バイバイ。

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