スコア以上の差を見せつけられ、完敗 沼津2‐1岐阜
多くの地域で夏休みに入ったこの頃、FC岐阜はアウェーでアスルクラロ沼津と対戦しました。
大宮ですら黒星を喫した魔境とも呼ばれる愛鷹でのゲーム、魔境攻略でプレーオフ圏内なるか。
前半は沼津のハイプレスを前に苦戦を強いられ、後手に回る展開に。1分の決定機を何とか阻止するものの、沼津の波状攻撃に何とか耐える展開が続きます。
そして、25分、均衡が破れます。菅井が中央から強烈なミドルシュートを突き刺し、とうとう沼津が先制します。この得点は、打った菅井を褒めるしかない完ぺきなシュートとなってしまいました。
その後も沼津に圧倒される形になり、岐阜は何もさせてもらえず前半を終了します。
さすがに修正が入ったのか、後半開始と同時にダブルボランチを変えてきた岐阜が盛り返します。
荒木のCKはポストを叩きますが、55分、ワンツーで抜け出した文が冷静に流し込み、ついに岐阜が同点に追いつきます。
その後は、逆転を狙う岐阜と、再勝ち越しを狙う沼津の一進一退の攻防が続きます。
84分、沼津の素早いCKから、中村がファーでボレーで合わせこれが決勝点。
2‐1と昇格争いの直接対決を落とす結果となりました。
後半に修正が入り、一度同点に追いついただけに何としても勝ちたかったゲームとなりました。とはいえ、ホームで圧倒的な勝率を誇る沼津を追い詰めたことは評価します。
しかし、裏を返せば、戦術の完成度、フィジカル、スピードなど1手1手のプレーに差があり、同じカテゴリーでも完成度に違いがあるのかと感じてしまいました。そこは、共通でまずやるべきことなのではないかと思います。
この敗戦で勝ち点を伸ばせず、11位に後退。2位今治や金沢が勝利したため、自動昇格はおろか、プレーオフ圏内すら怪しくなってしまいました。今のサッカーではまずいと思いますし、結果を残すために、もっともっとやるべきなのではないかと思います。
さて、次節はホーム長良川に戻って、ガイナーレ鳥取と対戦します。調子が悪いだけに足元をすくわれず、必ず勝ち点3を取り上位に食らいついていきましょう!
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