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Vtuberとの付き合い方 其の2「Vは17才??」

 自己紹介動画等でVtuberは名前や歳を自己発信する。その際に年齢部分を気にしている人は果たしてどれだけいるのか。私はあまり気にしないのだけども、「おかんが言うには17才」と言い張るなら「ほな17才やろな」と返すのがこの界隈の通例なのだ……これはアニメ史から脈々と引き継がれし教団からの教え……!! 少し否定したいなら「おい、おい」と返すべし。

果たして実年齢やいかに!!

 Vtuber最初の自己紹介では、身綺麗かつ支度万全の100%を出すため「私17歳です★」とか「我は10ちゃいなのじゃ」とか、そういう雰囲気で話は進む。ところが配信メインになると、この辺りが崩れる話題が出たりするし、意地悪なリスナーの中には実年齢層では知りえない情報をコメントでさり気なく振ってみたり。誰だそんな意地悪なことする奴は。そう、私です(たまにやる)(やりすぎないよう注意)。

 実の所Vtuber黎明期において、この辺りの設定は尊守するという流れだった。大々的にぶっ壊したのはにじさんじの「委員長」に他ならない。そのお陰でやりやすくなった感はあります。お前のような女子高生がいてたまるか!! となります。

 歌ってみた配信の選曲でも年齢が割れやすい。ボカロなら分かり難いけど世間に出回っている曲なら年代からの判別がだいたい可能です。

年齢割れても変わらない

 例えば17歳を謳う子が30代とかだった。「それでも追いかけたい」なら進むべきだし、「いやもっと若い子を探す」それもいい。何故なら年齢で推す推さない決めるっていうのは最初だから出来る決断だと思うから。配信や動画を見る内にそんなことは些細な問題になる。そして若い子よりも年を重ねた人の方が高確率で面白いのがVtuber。何故って?

 Vtuberは生物って前回言ったけど、学校出て社会で揉まれて色んな人生歩んだ人がVtuberになった時、キャッチ―な見た目で「私達が知らない世界」を伝えてくれるから。夢とか、それに邁進する趣味とかの技法を紹介する人だっている。かといって、自分より年下かもしれんけど凄く有能な子だって腐るほどいる。一概に年重ねたから面白いは安直だけど、確率的には面白いよ。人生を垣間見ることが出来る。

逆にマジの17歳だったらどうする?

 これは個人的な意見だけど、17歳ってかなり多感な時期。良い方悪い方に振れ幅がデカい時期だから、Vtuberをやっていると言われると少しだけ心配の杞憂マンになる。学校にいけないとか外に出れないとかの特殊な理由なら全く問題ないのだけど、悪い大人に騙されたり好奇の視線で見られないかとやきもきしてしまう。

 まあでも、その子が決めたことなら他人の私が声をあげて心配する余地などないけどね。Vtuberは趣味の範囲だから実際誰がやっても良いわけだし。

現実でも年齢ってあまり気にならない

 小中高まではクラスや学年ごとに区切ってたから分からないけど、大学生になると年齢っていうのは付き合いの価値基準においてあまり気にする要素にはならない。何故なら様々な年齢層の人がいるから。同い年、2つ年上の同学年とか、果てはお爺さんが同じ講義を受けていたりする。話しかけに躊躇していると「それでは4人グループに分かれてディスカッション」という時に苦労する。

 実の所私の推しだって魂部分の実年齢が何歳なのかは分からない、別に興味がない。知る必要もないから。

 推す推さない、楽しむ楽しまない、近づくか否か。そういう選択肢次第では「この子はアカン」というVtuberもいるでしょうよ。それが普通。わざわざ苦手なものにいやいや近付いて傷付く必要など微塵もないのだから、推さないと思ったらさっさと自分好みのVtuber見つけて幸せになる方が双方共に幸せなのは確定的に明らか。

まとめ

 千年の恋も冷めるとか何とかあるけれども、Vtuberって基本実像が見えないから年齢だってわからないのが普通だよ。だから年齢部分で推す推さない判断するなら最初の内に看破するのが良い。じゃないと深みにはまった時に「自分より1周り年上」で「よくも僕を、騙したなああああああああ!!!!」と悲しみに襲われる。

 次回Vtuberとの付き合い方其の3「V=存在x」こうご期待

サポート1人を1億回繰り返せば音霧カナタは仕事を辞めて日本温泉巡りの旅に行こうかなとか考えてるそうです。そういう奴なので1億人に到達するまではサポート1人増える度に死に物狂いで頑張ります。