転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 12話「ロイドの答え」感想

 

前回のあらすじ

 引継ぎ完璧の有能人材ジェイドにより短時間で空間転移を習得したロイド君は無敵モードへ。しかしギザルムさんは最後の手段として、技術も減ったくれもない質量攻撃を行うのだった。

ロイド君のつまらぬ幕引き

 心底。ギザルムには辟易しているだろうロイド君。彼が求めるのは未知の魔法と、それを扱う者との鎬を削る命がけのバトル。……なのに、ギザルムは空間転移以外には有り余る魔力を乱雑に使う物量攻撃ばかりで、最後の奥義すらも周囲の魔力を集めてぶつける質量攻撃と、ぶっちゃけ魔力沢山使えるだけの面倒くさい敵でしかない。

 唯一、ジェイドの遺した空間転移も習得した今となっては、取り立てて感傷に浸るような相手でもない。要するにもう用なしだ。

 そうなると、如実に態度に現れる。「黒死玉」はとっくの昔にロイド君が使えていたため、ぶつけて対消滅してはいおしまい。無数の、ゆっくりと確実に誘導する「黒死玉」を生みだしたロイド君は、見事ギザルムを捉えた。

甘い体臭に汗ばむ素肌

 いけません!!! フェチに溢れすぎていて、レンさんは歩く発禁だ! 視聴者の目に毒を与えすぎている! そしてこの体臭を嗅げるのは作中の魔人たちだけという酷い差別、俺にも、俺にも嗅がせろぉお!(毒死確定)

ぶざまな命乞い

ギザルム「おーい! 僕だ、ジェイドだ!」

 消滅する体を捨てることも出来ず、魔力も体も分解されえ続けるギザルムにとって、最後の命綱と言えば「ジェイドを慕う者たち」の情に訴えかけてこの攻撃をやめさせること。最早魔族としての誇りとかそういうものをかなぐり捨てる下劣な手法に、グリモの目は厳しく、ロイドの目は冷め切っている。暗殺者ギルドの面々に個別に名前を呼び掛けても「ジェイドは死んでいる」ことを理解しているから聞き入れる事はない。

 もう喋るな。と言わんばかりの消滅サンドイッチで、ギザルムは跡形もなく消え去った。

 魔力の残滓が見せた幻影は、笑顔で何事かを言い残し、完全に消えた。

アルベルト兄さん

 暗殺者ギルドの皆を面倒見るという意向を示す事。再び反旗を翻そうものならロイドの首が飛ぶと、アルベルト兄さんはいつになく真面目な顔でロイドの首に剣を当てた。恐らく、ロイドがどういう返答をするのかを知った上で、周囲に示しを付けるためのポーズだと分かるのはアルベルト兄さんの人徳あってのことだ。

遅れタオ

 全て…終わったのだ…帰りなさいタオ。

酔い闇の

 怒髪天の…アルベルト兄さん! 酔うと理性のブレーキが破壊され、ロイドに粘液をぶちかけた変態(全て事実)に鉄槌を与えようとする。疼く心をどうか静め給え!

湯気をパリイしたい

 どけ! 俺は視聴者だぞ!! こんな湯気の結界で女体を隠すなど断じて許さん! 湯気無しはBDですってか!? 豊満ボディを俺たちの視界にもお届けしてほしいものだな! あとレンちゃん、気に病むことはない。君は成長してもしなくても今のままで十分発禁レベルの色気をお届けしてくれているから。何であの衣装が無修正でお出し出来てこれはダメなのかマジで理解不能。

力は力

 忌み嫌われる力でも、応用次第では如何様にも変わる。レンちゃんの毒も更に極めて解析をすれば「数多の解毒方法」に繋がり救世主にもなれる。嫌われ者からの脱却手段を得ることが出来たレンちゃんは、泣いた。君は泣いてばかりだったから2期に出番があれば笑顔満点でお願いします。あとメイド姿は腋がお見事ですねえ! 舐めさせてもらっても良いですか!(毒死)

エンディング

 2期がありますって感じではないけど、続いていくって終わり方は良い。最近は続編を匂わせまくって数年待たせるアニメとかもあるし。スッキリ終わって満足です。

 そして

 やったー! というわけで2期も決定している模様。来年くらいだろうか、楽しみが増えた! 出来ればタオの出番をもっと増やしてほしい。がめつく肉食系女子っていいと思うんだ、しなやかな身体とか良いと思うんだ!

サポート1人を1億回繰り返せば音霧カナタは仕事を辞めて日本温泉巡りの旅に行こうかなとか考えてるそうです。そういう奴なので1億人に到達するまではサポート1人増える度に死に物狂いで頑張ります。