UQモバイル検討中の私はsense4をOCNで買うのがお得なのか計算してみる

 SIMフリー版のAQUOSsense4が発売されましたが……売り切れました。ガッデム!!! 予約に入れていたが、寸前で安さを再チェックするために外したがため逃してしまった、戦場において一瞬の迷いが命取り!! まあ、迷った結果やはり必要であるのがよく分かったので12月に再度アタックをします。頼むぜ、UQモバイル!!

goosimは考えなかったの?

 SIMフリー版sense4は家電量販店だと39000円ほど。goosimという選択肢の場合、セール期間中はなんと18000円!! これは安い!!! そう思ったし、実際これは買いだと思っていました。

 しかし世の中早々甘いものではない。この価格はOCNモバイル音声SIMとのセットで成り立っています。端末価格は投げ売りに近い金額でも、後々トントン以上の収益を上げるという方針なのでしょう。あと忘れてはいけないのが、契約時にSIMを受け取る際に料金が発生するという事。

そもそも何で機種変とUQモバイル?

 BIGLOBEモバイル(au回線)と契約中の私。画質480PまでならYouTube見放題のエンタメフリーオプションに加入しています。YouTube見放題なら退屈なんか吹っ飛ばせますからね。しかしUQモバイルのプランRは、通信節約及び最低通信速度時に1Mbps出せます。それだけあればYouTubeの480P画質が見れると知ってしまったのです。YouTubeに上がっていた検証動画では1度途切れてましたが、360Pなら最後まで見れるとのこと。

 エンタメフリーはTwitterとかwebブラウジングには対応してないため、クロームからdアニメニコニコを視聴する私には恩恵が薄いのが現状です。その点UQモバイルはカバー範囲が広いので、契約移行を決意したのでした。月々4000円弱かかっている料金が、3200円に収まります。

 持っているスマホは、zenfone max pro(M2)の6GBメモリ。5000mAのバッテリーが凄いミドルスペックのスマホです。価格はヨドバシで43000円でした。「結構いいスマホなのになんで変えるの?」と思うでしょう? 確かに悪くはないスマホです。しかしこのスマホ、Wi-Fiのacに非対応。画面はデカイけど、大きな私の手でも片手持ちは辛いし誤タップが多い。大きい方が電子書籍も見易いのは重々承知しているのですけど、動画見る時、横向き大画面にすれば5.8のsense4はむしろ普段使いにちょうどいいと踏みました。

 少し前なら先日発売されたAQUOSsense4plusを買っていたかもしれない。でも私はサイズダウンを選び、バッテリー持ちの良い方、UQとも相性の良さそうなスマホという事で購入検討から外れています。sense4liteは現状、楽天アプリ入りのものしかないらしいので、まっさらな方が良いと思います。そしてSIMフリーsense4と違って充電器が別途必要になるのが痛手。開封動画次第ではケーブルが必要かもしれんけど

UQモバイル+SIMフリーsense4にかかるコスト

 仮にUQモバイルからsense4が発売されず、UQ移行をする場合。以下のような料金になります。

端末購入価格:39000円
BIGLOBEモバイル解約金:0円(長い間使っているので)
UQモバイルMNPキャンペーン:+10000円キャッシュバック(SIMのみ)
UQモバイルSIM送付料金:3000円
MNP転出料金:3000円
端末売却額:+15000円(おおよその金額)
UQモバイルプランR:3200円×6カ月=19200円

39000円+3000×2+19200=64200円 ー25000円=39200円

 細かい金額を抜きにしてザックリ計算し、半年使う場合は39200円になります。最初の経費が高いので、手数料のかからない分割2回にするのもありですが、ヨドバシで現金購入だと10%ポイント還元されるらしいので出来れば現金(もしくはデビットカード・電子マネー)がおススメ。

goosimセルラー本店で購入した場合のコスト

 お次は馬鹿安のgoosimセルラー。しかしOCNモバイルには最低1Mbpsも、YouTubeが見放題になるオプションもありません。一応カウントフリーはあるけど、私はどれも殆ど使わない

 データSIMではなく音声SIM縛りというのも曲者。UQとの2枚差しも考えましたが、sense4のSIM2枚差しは特殊で【大容量マイクロSDカードが差し込めなくなる】という欠点があります。多分一番安いのは、1GBコースを購入後にOCNのSIMカードを押し入れの中へ放り込み、UQモバイルにてMNP、SIMのみキャッシュバックという手段なのでしょう。しかし、押し入れの中から圧がかかるのも嫌ですし、毎月1180円ずつ減っていくのは気分的にもっといや。早期解約でブラックリスト入りするのも気分的に嫌。

 というわけで、YouTube含めた動画を見ることを視野に入れると必然的に10GBプランではなく20GBプランになります。気分的っていうのはプライスレスなので異論は認めない。

端末購入価格:18000円
MNP転出キャンペーン端末割引き:+5000円
OCNモバイルSIM送付料金:3000円
MNP転出料金:3000円
端末売却額:+15000円
OCNモバイル20GBプラン:4840円×6カ月=29040円

18000円+3000円×2+29040円=53040円 ー20000円=33040円

 こちらもザックリ計算ですが、半年間で33040円。そう、私の場合長い目で見ると、UQモバイルと比較して1万円以内の金額差に落ち着くのです。意外でしょう?? 私もまさかと思いました。そしてこれを更に半年契約し続けた続けた場合は逆転します。

 途中で切り替えればMNP転出とSIM送付で6000円はかかる公算なので、3桁台にまで差が縮まるのです。それだったら手間もかからないストレスフリーなUQモバイルでいいとなります。ヨドバシポイント還元も考えたらUQモバイルの方が楽でお得です。

 キャンペーン価格がUQだと10000円キャッシュバック、OCNだと本体価格5000円割引。月々の料金も1640円×6カ月=9840円増えるので、14840円の差が発生します。最初にセール中の端末代金で18000円に落して生まれた21000円の差は、月の経過と共に狭まります。

 今は安くても高くつく。

結論

 現状。ヨドバシで購入後にUQモバイルのSIMをキャンペーン利用して差し込んで使うのが良い。あくまでもこれは私の場合なので、月に20GBも使わないって人はOCNで充分安いでしょう。

sense4の戦略

 ……ですが。それと分かってもまだUQモバイルに変えないのには訳があります。sense4が12月中にUQモバイルから出ないかとやきもきしているのです。今回のSHARP、AQUOSsense4シリーズの戦略が謎過ぎて予測が全くつかないのが本音です。

 sense4が発売されているのは、キャリアだとドコモ・楽天。サブブランドならばワイモバイルとOCNとなっています。他にも格安のIIJmioなどもあるようですが割愛します。

 ドコモの実質サブブランドはOCN。ソフトバンクのサブブランドがワイモバイル。楽天はキャリアでありますが、auのローミングエリアなどを用いていますからひょっとしなくても関係があるでしょう。

 ドコモでは色違いも合わせて販売。OCNは激安販売ですが、両社とも扱うのはsense4。ワイモバイルはメモリ3GBの耐久力重視のバッテリー仕様sense4basic。楽天モバイルはsense4liteと、sense4plusの2種類。

 auはハブにされているのかと思う程、sense4との縁がない。というのもauは5Gに舵を切っているので、5G対応のsense5は来年出るとしても、sense4は出さないというのが大筋の見方です。UQモバイルはその煽りを受けないはずですし、もう少し待てば出るのではないかというのが私の公算です。

 仮に出なくても、今回の計算通りに購入すれば良いだけなので、12月中旬で出ればいいなーとか思っています。慌てずゆっくり待ちましょう。

 以上、終わりです! 読了ありがとうございました。素敵なスマホライフを考えて楽しんでくださいませ!

サポート1人を1億回繰り返せば音霧カナタは仕事を辞めて日本温泉巡りの旅に行こうかなとか考えてるそうです。そういう奴なので1億人に到達するまではサポート1人増える度に死に物狂いで頑張ります。