暴太郎戦隊ドンブラザーズ 50話(最終話)「えんができたな」感想 感動をありがとう!

桃井タロウの不在

 もう一度、自分の力で日本漫画大賞授賞式に立つハルカがいた。その周りには黒の帽子を被ったソノニ様や、男泣きするソノザ編集長、ソノイ、白のスカーフ(?)を身につけた犬塚、雉野、ジロウもいてまさに大団円の様相。

 ……しかしこの場に、桃井タロウの姿はなかった。「何故こうなったかというと……」から始まるの最早様式美になっている気がする!

 ソノザ編集長、時代劇や歌舞伎等でしか見たことのない衣装でここにいるけど、その服は愛弟子と呼んで差し支えないハルカのために用意して決めたのか。彼女の晴れ舞台に涙する様も見て「お前本当に感情豊かになったな」と最初期を思い出してほっこりする。

 作中では鬼頭はるかが描いたことになっているこの漫画、いつ出版されますか、先生!!!?

「ドンブラザーズはどうだったか?」

 数ヶ月前。段々と自分の仲間たち、職場での情報や交友関係の記憶が薄れつつあるタロウ、最後の挨拶をするように、仲間たちに問いかける。「ドンブラザーズはどうだったか?」と。

ハルカ「より人を好きになれた」

 訳の分からない世界、盗作と呼ばれる理不尽、怪物と戦う日々などが常態化してしまったハルカ。この物語の実質主人公にして最大の被害者ともいうべき彼女は、しかし太郎を恨むことはなかった。「色んな人と知り合うことが出来た」ことが彼女の人生に、普通に過ごしているだけでは決して巡り会えない刺激をもたらした。仲間もサラリーマンに無職に指名手配犯など、見た目だけではわからない一癖も二癖もある者ばかり。

「前より人間が好きになった気がする」この作品を通じて感じた視聴者の気持ちを代弁してくれた。愛すべきろくでなし共が紡いだ50話、私も本当に毎週楽しみだったから。

 あとこれだけは言わせて欲しい。変な人ばっかりと他人事みたいに言うけど君も大概変人の分類だからなハルカッ……!(特に教習所!)

猿原「掴めぬ雲を知った」

「いい勉強をした。(中略)いくら手を伸ばしても雲には手が届かないと思い知った」

 猿原は最初から最後まで風流人だった。しかしその根っこの部分にどうしても切り離せない人としての欲望もあり、それ(俗人)を認めたくない妙なプライドもあった。いざ働こうとしても職にありつけなかったり、お金を触ることに抵抗があるのだって変わらない。服装だっていつも作務衣でねじねじも変わらん。雲のように変わっていく事はできなかった。

 様々な出来事や欲に巡り合って彼はそれでも、いい意味で変わらなかったこと。その安定感はドンブラザーズにとってなくてはならない存在ということに変わりはない。いつかポイントでお金に触れても大丈夫なように、あるいはクレジットカードで誤魔化せるようになってほしいと思う。(妄想力があれば問題なさそうだけど)

犬塚「感謝している」

 犬塚と夏美のやり取りは佳境を迎えていて、夏美からはっきりと「無理」突きつけられた犬塚。

「言いたいことがあるんだけど」「いや、言わなくて良い」

 多分何度も書いたけど、犬塚と夏美の関係は獣人関係なく何処かで破局を迎えていた。犬塚は夏美が去ろうとしても無理に引き止めるような情動的愛を示さない、彼は「夏美が幸せになる道」が別にあると知ればそれで身を引いてしまうから。夏美はそこで手を引いてくれるような愛がほしいんだ。話を聞いて狼狽えてくれたり、分かった風な口を聞いて妙に熱の入った愛を囁いてほしいんじゃないんだ。普通の愛情をぶつけて、普通の家庭で、普通の日常を過ごしたいんだ。

「などと」「申しており」。今まで「などと申しており」と互いに言う壮大だったりよくわからない話に相槌を打つような、魔法の言葉。意思疎通の大事なワードだった。それを間を置いて、分割して言うのは、意思疎通が取れなくなったこと→破局を表しているのだろう。

 結局ドンブラザーズで活動しても何一つ自分の欲しかったものを手に入れることができなかった犬塚だったが、その顔にはどこか清々しさすら感じられる。ドンブラザーズを恨んでいるのかと言えばそんなこともなく、

「俺は戦う。誰かを愛する者のために。誰かに愛されている者のために」

 彼自身の活動は本当に、敵にも味方にも愛があった。誰よりも愛のためにここまで戦ってきたし、そんな彼が何故報われないのか不思議に思った視聴者もいたんじゃなかろうか。彼の愛はデカすぎて、並の家庭に収まるスケールじゃないから大概は夏美のように離れてしまう。

 それでも、彼の愛をもっと知りたいと夢中になるソノニ様や、彼の生き様に感銘を受けて後半活躍するムラサメなんかも現れるわけで。彼もまたオンリーワンの存在なのである。

雉野「僕の誇りです」

 殆どの荷造りが終わっても最後の最後まで結婚式の写真を残しているのはやっぱり雉野らしい。獣人との出来事と分かっていても、現実のみほちゃんは夏美だと知っていても、真っ先に捨てることが出来なかった。割り切れなかった。

 タロウに色々と言われても笑って応えられる雉野。前回の部長からのハグがかなり効いていたのか、吹っ切れている。カーテンを開ける描写は以前、みほちゃんを取った犬塚を警察に売る朝に示されたが、今回は「新しい未来への門出」を感じさせる演出になっていて、内向きから外向きに変わった。

「これからも人々を守るために戦おうって。それが、自分を救うことになるような気がして。構いませんよね? 【自分のために】戦っても

 みほちゃんのために。みほちゃんのためにと、ずーっと彼の価値観はみほちゃんが全てだった。過去記事でも指摘していたけど、彼はみほちゃんではなく、みほちゃんを側においている自分を守りたかった。卑屈で臆病で小市民で恐ろしい、しかし誰でも共感できる部分を内包する弱い者。それが雉野つよしだった。そんな彼がようやく【誰かがそばにいる自分】ではなくて、【自分自身がいる自分】で前を向いたのだ。これ以上のことはない。

雑に処分されるドウデモイイ存在

 丁寧に掘り下げられたドンブラザーズメンバーとは違い、ソノシゴロクはソノナとソノヤにあっさり処刑された。「まあどうでもいいけど」とソノナは言いながら倒すわけだが、それは視聴者にとっても同じこと。

 偉そうに振る舞い、人間に溶け込むことも、リスペクトすることもなく、迷惑千万を働いて、自分の尻をふくこともできず、使命や任務で手を抜き、必要なら敵に媚びへつらい、互いを信用せず、登場話数もそこまで無い。

 感情移入のしどころのない、真の意味でろくでなしの3人は、ソノシゴロクといつも一括りに扱われていた。1人1人のキャラがどうでもいいということの伏線だったのだろう。所詮埋め合わせ、代理人、中継ぎ。だから完全消滅しても誰にも同情されない。いなくなってせいせいするとまで思われるのだ。それが主人公勢に倒される誉などとは無縁の、適当に処分される雑魚同然の扱いにつながる。「自分勝手に振る舞いすぎる者の末路」として、これ以上相応しい最期はないでしょう。

ソノイ「いいものですね。おでんというのは」

 ソノナとソノヤが来たことなどツユ知らずに、タロウが本来の役目を終えて記憶を失っていくことをマスターから伝えられるドンブラザーズ。

「役目を終えたヒーローには休息が必要だ。記憶を一新して、戦いとは無縁の人生を送る」赤い変身スーツが白黒になったイメージ描写を見てなにか感じないだろうか? ゼンカイジャー。君もまた、何故か白黒だった。君もまた、役目を終えて、戦いとは無縁の人生にその身をおいたのか?

 仲間・オトモ・育ての親を忘れても、ソノイだけは親友として覚えているタロウ。記憶がなくなることを知ったソノイは仲間たちをおでん屋に引き合わせた。タロウはここで初めてジロウに「後は頼む」とだけ言い残す。仲間たちにも1人1人、贈る言葉を言い残していく。

「お前の漫画が読みたい」
「泣くな。名前のように強く生きろ」
「いつかお前の句集が読みたい」(このやり取りの後『句集を出すには金がいる』と一念発起して未来猿原に繋がるのかもしれない)

 犬塚にはなんて言うつもりだったのだろうか。きっと料理を食べたいと言ったのかもしれないが、直前でソノイのことすら忘れてしまったタロウ。本当に記憶も存在も消えてなくなってしまうんじゃあないかと不安になる幕引きだ。

 どうしようもない悔しさに心がくじけ、諦めかけたソノイを救うのは、おでん屋の店主だった。袖振り合うも他生の縁。何も語らず添えられた煮卵でソノイはやるべきことを、伝えるべきことを思い出す。この味を教えてくれた者のために出来ることを。

ソノイ「いいものですね。おでんというのは。こうして『偶然』同じ席についても、心が和む」

 まるで初めて合うかのような口ぶり。忘れても良い。私が、私達が覚えている。そんな決意を感じる描写に涙を流すなってのは無理な相談だ。 

最強の敵(ドンキラー不在)

 食事の邪魔をする者は大概悪いやつだ。ギリギリまで敵襲を伝えなかったソノニ様、ソノイがやっていることを理解していたんだろうな。【愛】を知ったからこそ安易に着いていかずに守る役目に徹するって、絆を感じる。それでもソノイを呼ばざるを得なかったソノナとソノヤは強い…………っちゃ強いが、ドンキラーのほうが強いよね? ね?

 駆けつけたタロウ不在のドンブラザーズが戦う中、ムラサメも参戦してソノヤと交戦。「僕はあなたのやり方が気に入らない。だから反抗します」

 全てをマザーの判断に委ねてここまで来たドンムラサメ。作られた存在の彼は犬塚の愛を知り、ハルカの漫画を読まされて、ジロウと交流を持つことで感情を知った。何かしらの使命に突き動かされるだけの存在ではなくなったムラサメ。「思うとおりにしなさいムラサメ」と背中を押され、彼はようやく自律した存在に変化した。これもまた縁の結ばれた末の奇跡だ。

空白のセリフは君が読め

 挨拶も終え、タロウは最後に喫茶ドンブラを訪れた。いよいよ消えるその前に、マスターから渡された原稿用紙。

「君に読ませてくれと、作者から頼まれた」

 その作者が、現在のハルカなのか。それとも未来から来たハルカなのか。明確にしなかったがきっと、この時代のハルカなのだろう。

初めて出会った瞬間。
キビポイントのペナルティを受けた時。
敵とはしらずに語り合った思い出。
カブトムシのギィちゃんで狼狽するタロウ。

 今思えばどれもこれもが、仲間たちと過ごした大切な思い出だ。1つたりとて無駄がない。こうした何気ない日々の中で、奇跡みたいな出会いがあったんだと思い出させてくれる。

 そして……名乗りを上げるドンモモタロウの見開きにあった吹き出しの中には、セリフが書き込まれていなかった。いや、

「書かずとも分かるはずだ」

 そんなメッセージを感じる。自信満々、天上天下唯我独尊。全ての縁を結んでここまで来た漢。当代無敵、すべてを鎧袖一触、理屈抜きで、天下御免の銀河最強。何処から来て、何をするのか。

名乗り口上

 ソノナ・ソノヤにボロボロにされて最早これまでという敗色濃厚な場面であっても、高笑いと天女と神輿を見れば「負けない」と視聴者に力強く示してくれるのがドンモモタロウである。

 そして全員に名乗りあげろと促した。それは最後の最後で披露する自分の吹き出しのコマを言うためか。ともすれば尺稼ぎ。まともにやった回数はきっと片手で数えられる。そんな名乗り口上を最終回の、全てを忘れる直前で披露するドンブラザーズ!

「清廉潔白完全主義、ソノイ!」

 愉快なおでんのファッションリーダー。クールなだけの、人の心を理解したくても出来なかった彼はもういない。でもこれでいい、これがいい。

「美しい花には棘がある。愛を知りたい、ソノニ!」

 愛そのものを理解したかったソノニ様。しかし今は、自分が想い慕う相手の愛を知りたくてしょうがない。愛の戦士に相応しいバディである。

「思い込んだら一直線。ソノザ!」

 感情を知りたいばかりに奇行を繰り返していた彼だったが、ハルカの良き理解者として様々な感情を学んだ。熱血編集長の明日はどっちだ!

「ジョーズに目覚めた、ドンムラサメ」

 サメと忍者の一発屋で終わらず、いつかはバイクにも乗るのだろうムラサメ。心が目覚めたならば未来を描ける。

「筋骨隆々、ドンドラゴクウ/ドントラボルト!」

 1人で2人。2人で1人。奇妙な関係は今でも続くジロウ。今は筋肉こそ全てだけど、これ以外に積み上げて幸せになって欲しい。

「浮世(うっきーよ)におさらば。サルブラザー!」

 君は最後まで変わらなかったな猿原。でも、変わりゆく中に変わらないものがあれば、いつかそこが皆の居場所に成る。

「漫画のマスター、オニシスター!」

 辛い時、スランプの時、ドンキラー襲来時も、どんな時でも漫画を諦めずに頑張った彼女に最早敵はない。あらゆる賞を総なめにしてこい!

「逃げ足ナンバーわん、イヌブラザー!」

 今後も逃げるんだろうな……早いとこキビポイント貯めて罪から開放される日を願うけど「逃亡者」としての生活も板についてそうなんだよな彼。

「鳥はケン実! キジブラザー!」

 どんなに不安定でもみほちゃんがいた彼はもういない。どんなに不安定な環境でもじっと前を向いていける。頑張れ雉野! 

「桃から生まれた、ドンモモタロウ!!」

 すぐには思い出せなかった名乗り口上。しかし、9人の縁が後押ししてようやく思い出す。オトモの絆、親の顔、親友の顔、自分自身のこと、全てを忘れる直前、最後に思い出すのは自分の出自。そう、あの日。約1年前の放送で、空から落ちた桃より生まれ、産声を上げた、彼こそが桃井タロウ。彼こそがドンモモタロウ!

全員「暴太郎戦隊! ドンブラザーズ!!」

 巨大なねぶたに乗った10人の戦士。名乗った瞬間に迸るパワーで吹き飛ぶ敵。ギャグ漫画みたいなノリなのに胸が熱くなるし、総決算の雰囲気を醸し出す。

 そしてここで全員協力奥義とか出さないのもドンブラザーズ。

 ドンモモタロウ単独必殺技を過剰にオーバークロック(?)させ、ソノナ・ソノヤコンビを打倒し、めでたしめでたし! その必殺の煌めきの中で、閃光を駆け抜けるように、桃井タロウは姿を消した。

エピローグ

逃亡者END

 犬塚とソノニ様はあの後も逃げ続けている。パトカーを3台爆破した件もあってか懸賞金も2人合わせてなんと驚き1500万円。相変わらず日常とは無縁の生活だが、それこそ日常に置き換わっている犬塚にとってはまあ普通なんだろう。(500万円の罪状がマジで気になる)

 ソノニ様は一緒に逃げるその生活に不満どころかこの上ない幸福を感じているので、オッケーです! そりゃあ夏美も一緒にいたくはないだろうなこんな生活は……。

起きて見る夢END

 夏美は雉野の元へ「2人で、夢の続きを見ませんか?」と持ちかける。みほちゃんという絶対的価値観の呪縛から開放された雉野は、望外の夢ではなく叶えていく夢をみようというのだ。戸惑いもある。素直に喜んでいいのかわからないと雉野は思っているのだろう。

 みほちゃんの時に得たすべての記憶がコンバートされているならば、あらゆる側面の雉野を知っているはずなので「それでもここにきた」ことが愛の証明だ。地に足ついてなかった雉野ではない、しっかり歩いていける2人にサチアレ!

ねじねじ解けるEND

「去る君の 足跡見えず 雪の夜」

 その文字質量あったのか!? なんて野暮な突っ込みは置いといて。ねじねじを投げたところが注目ポイント。この次、漫画大賞授賞式に場面が映るんですが、そのときはスーツとネクタイの出で立ちなんです。20話の「はなたかえれじぃ」でお披露目の舞台、猿原は和装かつねじねじだった。

 彼と言えば50話まで一貫してねじねじだった。象徴とまでは言わずともトレードマークだ。それを自ら投げ捨て、一時的とはいえ真っ直ぐなネクタイを身につける心境の変化いつか句集を出す日が来るんだろう。楽しみだ(未来の猿原はねじねじだったけどマルチバース的なあれこれ?)

縁が出来たなEND

「ドンブラザーズは私達の真実物語」として前を向く新生ドンブラザーズ。ハルカはハルカで、まだまだマンガ道を登り始めたばかりだ。ビデオ通話で未だにソノザ編集長と相談しながら漫画を描いているの微笑ましいけど、これまではつきっきりだった彼が距離を離して相談に乗っているのは「別の担当が出来たのか?」なんて勘ぐっちゃう。というか編集長、通信装置を入手出来るようになったんすね。

 今日も どこかで

 大事な誰かが

 同じ空の下で

 ドンブラザーズの守る日常で

 元気に生きている






1年を通して総評

 面白かった。令和のボーボボなんて評価を見て気になった1話を視聴し、そこから最速で繰り返し見るために月額制会員にもなった。

  • 次第に明らかになる妙ちきりんな設定

  • 一筋縄ではいかない仲間たち

  • 一向に揃わないメンバー

  • 犬の正体バレが最後の最後までわからない

  • 強さの秘訣はドンモモタロウであるがゆえ

  • 戦闘はロボ戦もあっさり気味

  • ラスボスもワンパン

 何もかもが破天荒で、従来とは全く違うアプローチでここまで来たドンブラザーズ。戦隊としてのかっこよさよりも、バラバラの人間関係がパズルのようにハマっていく快感が勝っていた。

  • ぶっちゃけ人間ドラマに比重を置きすぎ

  • 玩具商戦メインのロボ戦もかなりおざなり

  • 戦闘よりも人間ドラマ

  • 時々理解に苦しむカオス

  • ひ き 逃 げ ア タ ッ ク

  • サンタが逮捕される

  • 回収してない伏線多々

  • 元老院って、ドン家って、なんなんだ!?

 こんな欠点(?)だってあるが、

「次週は何の話をやるのだろう」と今だって思うくらいには彼らのことが大好きだし、欠点すら飲み込んでこの感想に至るならばもう製作陣営の大勝利である。1年という長きに渡るドンブラザーズもこれで見納めだ。めでたしめでたし

カシワモチ!!?

 異物混入? どっちも異物だから化学反応が起きる! カオスが押し寄せる! そしてよりにもよって題材が【カシワモチワルド】!! 

Q:カシワモチワルドってラスボス・幹部じゃ無い一般怪人なのになんでそんなに強キャライメージあるの?

A:ゼンカイジャーの敵は全員知能デバフがかかっているけど、一般怪人が世界丸ごとの価値観やエネルギーを内包するやつらしかいないので、一般怪人でも油断したら世界崩壊します。カシワモチで治安と経済活動が停滞する羽目になった。転売ヤーも増えた。ぶっちゃけドンブラ世界に来たらタロウが認識する前に世界の価値観改変される。

 結局ドンブラザーズはゼンカイジャーとの繋がり匂わせはあったけど、具体的なキャラはマスター(介人)しかいなかった。一応全話見たんだけどなゼンカイジャー、そのせいで頭おかしくなったけど。

 5月3日に限定公開だって? 行くに決まってんだろうこんなカオス! 鬼退治の時間だ! 全力全開! チョワアアアアアア!

 

サポート1人を1億回繰り返せば音霧カナタは仕事を辞めて日本温泉巡りの旅に行こうかなとか考えてるそうです。そういう奴なので1億人に到達するまではサポート1人増える度に死に物狂いで頑張ります。