鬼滅の刃 刀鍛冶の里編2話感想「命が零れそうです」

やっぱり規格外

 刀鍛冶の里編1話は、既に劇場にて視聴済みだったりする私。そのため4月16日からが本当の始まりなのです。鬼滅の刃は話題作に埋もれる……わ け も な く。

 圧倒的に綺麗でありながら終始安定した作画。ちょいちょい挟まれるギャグと、大味で見応えのあるバトルなどが見る者を魅了します。私原作全話履修済みなんだけど新鮮な気分で見ることが出来るので毎週の楽しみです。


1話のあらすじ

 爆散した遊郭で生き残ることが出来たかまぼこ隊。2ヶ月もの昏睡を経て復活した炭治郎は、鈍った体の静養と、鋼塚さんに刀を作ってもらうために刀鍛冶の里へと出発する。温泉では恋柱、そして風柱と同じ苗字の同期と出会い、美味しいご飯に舌鼓を打ったりしてそれなりに楽しい光景が展開する。「この里には凄い刀が有るらしいから探してみて」と恋柱からアドバイスされる炭治郎は静養も兼ねて探索を開始した。

 一方でハイクオリティなお城で、無惨様プレゼンツ上弦パワハラ会議が行われていた。


2話のあらすじ

 正論のみで配慮が欠落している霞柱は、戦闘訓練用の壊れかけたからくり人形『縁壱零式』を撃破した。人形の持ち主の末裔小鉄は、「必ずアイツを倒すために強くなってくれ」と炭治郎に地獄の特訓を行うのであった。


見どころ


配慮/ZERO

 ふてぶてしいし正論しか言わない霞柱こと時透無一郎。見た目は儚げで可愛らしく、EDでは快活な笑顔も見せていた子が、どうしてこうなった? 色んな人の身近にも、こういうモラハラで詰めてくるような人間が普通にいそうで嫌だなあと思う。これで見た目がごつい男ならヘイトをすべて背負うことになりそうだ。


何度目かの発症

 釘宮病。かつてライトノベルを中心に猛威をふるい、ツンデレという一大ジャンルの女王として君臨していた声優『釘宮理恵』さんがオタクの心を惑わせる不治の病。最近は銀魂の神楽ちゃんで私の心の中からは消え去っていた……はずだったが、鎹鴉の声で再度全身に、一瞬で広がった。潜伏していたのだこの病は! しかしだなぁ、日野さんはここにはもういないんだぞ! 400億の男になったんだ! 今度L型の接種とともに腹黒メイドを堪能しに行こう……!


助けてキュアウィング!

 助けた小鉄はものすごいクソガキだった。声優は村瀬歩さん、少年ジャンプだとバレーボール漫画『ハイキュー』の主人公を務め、最近なら日曜の朝に初のレギュラー男性プリキュアのキュアウィングとして活躍している。日曜の朝で思いやりの声を聞き、夜にクソガキの声になるという、バランス取らねえとなぁとはいえ風邪ひきそうなくらい違うのだよ。


動きを再現するために腕が六本必要だった

「私が特別な人間のように見えているようだが、そんなことはない」特別じゃない人間が腕六本ないと動きが再現できないってなんだ?????? 嫌味か???? 人間は腕2本で再現可能なんだが? お?


死にかけ

「なに? 不眠不休で絶食の極限状態になっても縁壱零式の攻撃予測がつかない? 炭治郎、それで勝とうとしていることが既に狂気の沙汰だよ。逆に考えるんだ。(命を)あげちゃってもいいさと」如何に強い鬼でも炭治郎に三途の川を渡らせる寸前まで追い詰めた鬼はいない。だが今回ようやく現れた。鬼じゃねえ人間が。やっぱり最後の敵は人間だった。


何が食べたい?

炭治郎「おにぎりと梅干し、お茶は高級玉露で!」

綾鷹「なぜ選ばない? コラボしているのを忘れてしまったのか?」時代の違いです。


サポート1人を1億回繰り返せば音霧カナタは仕事を辞めて日本温泉巡りの旅に行こうかなとか考えてるそうです。そういう奴なので1億人に到達するまではサポート1人増える度に死に物狂いで頑張ります。