転生したら第七王子だった 4話「魔獣狩りに向かいます」感想
前回のあらすじ
ダンジョンから帰還したロイド君は、付与魔術でアルベルト兄さんの剣を超強化したので試し切りに向かいました。
※この記事は【転生したら第七王子だった 4話】のネタバレを含みます。
今回のあらすじ
こわーい
か弱い男の子になんて野蛮な魔物たちなんだー(棒) 護衛いらんけど、いないと有能さがバレて王位継承問題に巻き込まれるため皆の前ではひ弱なロイド君のフリ。ひっそり気の呼吸練習していて広範囲の気配察知能力まで会得しているから、これからはシルファから避けるのも簡単になるかもしれん()
切れ味抜群
鋼の剣と少し硬めの材質の盾で騎士に向かうコボルトの軍勢……しかし弱め(ロイド比)付与魔術の剣で骨ごと一刀両断。通常攻撃で一撃必殺の威力になるほど付与魔術は強いのか……しかも耐久性も上がっているのか壊れる心配もなさそう。そりゃあ成功率10%未満でも皆やりたがるはずだ。あとロイド君、間違ってもシルファの剣を強化してはいけませんよ……下手すると国が滅びかねない。
桃色乙女リターン
なっ!? 連絡先、交換していねえのに! 揃った! ロイドガチ勢! 面食い桃色冒険者も! 姿かたちは違うが、ロイドの呼吸の癖と風貌にロベルトの面影を見るタオ。この子が気配探知能力をMAXまで上げていたら正体がここでバレていた。知らなかったとはいえ王族の顔に触れるというのは不敬に当たって処刑か? 幸いアルベルト兄さんがいるからシルファも「王子によりつく害虫」を見る目で接するにとどめている。いなかったら斬りかかるくらいはやっていたかもしれない。
戦力差は明らかにシルファに軍配が上がるも、ガチバトルに発展すると血みどろの正妻戦争が始まるからロイド君も震えているしか出来ない。
戦力差は明らかだ
形よく綺麗な流線型のタオも色っぽいが、デカさの一点で言うならこちらもシルファに分がある。ロイドの専属メイドであることをいいことに一緒のテントに寝るという、公私混同も甚だしい! いやしか女バイ! 日頃のストーカーっぷりや戦闘能力を見ているから「羨ましい」よりも「ロイド君逃げて!」としか……気配探知が出来てもこんな狭いテントの中では無意味だ! ゆっくりさり気なく逃げようとした彼をシルファはすぐさま両足で捕獲、両足で!? 胸ばかりがサービスショットではない、この足のシーンに込められたフェチズムは本物である!
シルファのパンツ姿
「ロイド様以外になら天下に乳房を晒そうと、恥もなければ怯みもない!」みたいな男気溢れるセリフを今後言ってもおかしくないシルファ。パンイチで大勢の騎士の前に出ても一切の恥じらいがなく、単なる痴女ではない堂々たるふるまいだ。
アルベルト兄さん??
「女性には……気を付けてね」何があった……シルファの過去を知っているアルベルト兄さま……いったい、何をされたのだ?? 怖くて聞けないよ……。
ボーボボ劇場~(違)
ペンは剣よりも強し。アルベルト兄さんの剣が魔剣であることが判明する何気に重要なミニ劇場だ。え? 元々くそ強剣が付与魔術でさらに強くなったって??? え??
本日の生贄
夜も更けて、騎士たちも痴話喧嘩を見たバツでのされた後にやって来た一刀の強そうな生贄もとい魔獣。こいつが今回の討伐対象か。
ど う せ ア ル ベ ル ト 兄 さ ん に 斬 ら れ る
と思っていたのに、魔剣の魔力ブースト能力しか使わずに倒せてしまった。足元に穴が出来るほどの火球は流石に死ぬか。試し切り出来なかったのは残念だが、これにて一件落着!
「我が名はパズズ」
解説しよう! タオがここにいるのは、何かが封印された祠の修繕目的であった。そこに封印されていたとされる魔獣が、丸焼けになった魔獣から出てきたのである。
出てこなければやられなくて済んだのに!!!!
「実に面白い!」
付与魔術の剣で切り付けても再生する魔獣の群れ。親玉のパズズによる【性質変化】の魔法で操り人形状態になっているようだ。このままでは騎士団がピンチだ! どうするロイド君!!
「性質変化を教えて(おメメキラキラ)」
ダメだこの王子。この状況で震え一つ汗一つ流さない。
逆さ鱗に触れたのだ
再生魔獣に手こずる騎士団とアルベルト兄さんにタオ。最早勝利は確定とほくそ笑んだパズズ。「あとは、小便臭いガキとお守!!」「クソでも漏らしているのか?」「使えぬごみくずだなあ!」
あっ……
ああ…………
ダメだ、ダメだシルファ!! まだ性質変化の魔法を教わっていないんだぞおおお!!
今宵は愛する人の剣がより一層輝く
自前の剣でも魔人に大ダメージを与えるシルファ、一般騎士の持っていた付与魔術剣を借りるとロイドの愛(?)が全身を駆け巡って幸せを感じる。ごみを見る瞳も素敵だが、愛が爆発しているシルファも素敵だ。
魔滅の刃
Q:再生魔獣が厄介です。中に魔人がいて中々倒せません。
A:全部みじん切りにして再生が追い付かないくらい粉々にしましょう。
仮にユーフォーテーブルがバトル作画をしていたらもろ鬼滅ばりの超作画になっていただろうな。必殺技とか言っちゃうあたり似ている節がある。
次回予告
まだ生きていた魔人。操られるタオとアルベルト兄さん。
これって……ああ、ロイド君の生贄だ。
この記事が面白いと思った方はイイネをクリック、私の心が豊かになります。
サポート1人を1億回繰り返せば音霧カナタは仕事を辞めて日本温泉巡りの旅に行こうかなとか考えてるそうです。そういう奴なので1億人に到達するまではサポート1人増える度に死に物狂いで頑張ります。