にじよん あにめーしょん2 2話「歩夢と菜々とはじまり」感想

ならば今すぐ視聴者全員に、ぽむせつの供給を授けて見せろ!

 僅か4分に幸福を煮詰める神業、それがにじよん。今回は本編1期で侑ちゃんを巡り疑似的な3角関係を形成していた歩夢と菜々(せつ菜ちゃん)が主役だ。なお、この3角関係を菜々ちゃんは知らない!

俺たちの高まる気持ちがユニコーンに!

 雨。相合い傘……一緒に握って帰ろうと言った瞬間この回は、神回だ。雨で冷え切っていたユニコーンの体に熱い血が流れる! 歩夢と菜々ちゃんがイチャイチャしまくるたびに血液が砂糖になり、いずれは覚醒するだろう! そして私たちは、尊いぽむせつの元に召されるであろう!! ジークにじよん!! じーくにじよん!! じーくにじよん!! ジークにじよん!!

香り

「俺も匂いを嗅ぎたい」「臭いでもいい」「俺たちはぽむせつ推しだ。あそこでしか生きられない」「あそこにしか行きたくない」

 ただし、香りの残滓までだ……そこから先を嗅ぎたければ、百合の間に入る者を許さぬ修羅どもを倒してから進め! 歩夢の香りを最も間近に感じるのは侑ちゃんの特権だがなあ!!

 どけえランジュ!! 私を導いてくれ!!!

嫉妬の炎が揺らめく

 な、なんだこの重苦しいプレッシャーは!? これはまさに、侑ちゃんがどこかに行くのを恐れていた頃の歩夢か! 菜々ちゃんの手紙自慢に嫉妬しているのか! やはり……ゆうぽむが正義だったか(流れる勝利確定BGM)

リアル猫ミーム

歩夢「侑ちゃんに負けないくらい、せつ菜ちゃんのこと大好きなんだからね!」

私「HA??? ……HHA???」

 巨大な……石柱が……私の体に落ちてきた。これは墓標……聳え立つぽむせつの記念碑。何が……何が起きている?? 私は今何を……何を聞いた?? この体は……透明だ……気分が良い……幽体離脱をかましている…………無限に、雲を貫く口角で宇宙に……

いや。雨だよ

 通り雨が過ぎて快晴。とっくに雨は上がっているのに、せつ菜ちゃんは何も言わなかった。何も……言わなかったんです……(喀血)

せつ菜「歩夢さんと離れたくなかったので」
歩夢「それじゃあ…もう少しだけ、気付かないふりしちゃおっか」

 ありがとう・…・……・・・・・・・・どうしてこんなに酷いことが出来るんだ、僕の心が、心臓の糖分が結晶化して、ユニコーンみたいになっちゃってるじゃないか……だが、恐怖を感じない。むしろ暖かい……壮絶な安心感。ぐつぐつに煮えた甘くとろけるチョコレートを一気に飲まされるような、胃袋の壁がチョコで塗りたくられたような、そういう、体に悪いのに幸福感で満たされた気分。

 糖分で満たされた私は、サイコフレームの光に溶けて消えた…

 

サポート1人を1億回繰り返せば音霧カナタは仕事を辞めて日本温泉巡りの旅に行こうかなとか考えてるそうです。そういう奴なので1億人に到達するまではサポート1人増える度に死に物狂いで頑張ります。