暴太郎戦隊ドンブラザーズ 27話「けっとうマジマジ」ネタバレ感想

決闘。それは男の誇りをかけた一世一代の大勝負。
抜き身の刀でソノイと握手!

私事だけど、結局今年の夏一度もプール入っていない

 しかしドンブラザーズは何の脈絡もなく4人でプールだ! 何でいきなり4人プールなのか誰にもわからない。金はどうした猿腹さん。デリバリーゼンカイで常夏ライフ満喫中に、タロウはソノイと遭遇した。プールの中で。間違えた、プールの水の中で。

「ごぼぼぼぼぼ」「ごぼぼぼぼ」「ごっぼぼおぼぼ」「ぼぼぼーぼぼーぼぼ」

 仮面ライダーの新シリーズが放送されて子供の注目が集まる中、コイツラは朝から何をしているのだ……?

 汚い手法で勝ちを取りに来るのではないかと危惧されたが、今のソノイは真剣勝負を望んでいるだろうと直感的に理解した桃井タロウ。そうだな……思えば13話、そこからもう13話足して、今日27話。3クール目の開幕を告げる今こそ決着をつけるのが望ましいね。

ソノイは仲間と特訓へ、タロウは車で配達へ

 3日後に控えた決闘の前に、ソノニ様とソノザ相手に特訓を重ねるソノイ。変身抜きで戦う=擬似的にタロウとの戦いを再現ということらしい。どこまでも真面目でストイックなファッションリーダーだ。
 一方でタロウはいつも通り配達のお仕事。特訓はせんで良いのかとオトモたちからも心配されるけど、彼の話しぶりから察するに「強さの上限値に到達済み」なんだろうね。何となくわかっていたことだけど、幼少期から規格外の能力を有し、何をやっても1度で習得し、そしてプロの領域へ容易く進める。その中には『戦い』も当然あって、だから彼は最初から強い。しかしその先がないとすれば、いずれは限界突破を果たすオトモの助力なしに物語の進行は不可能だろう。

仕事と決闘どっちが大事なのよ!?

 お洒落にビリヤードもした。特訓もした。約束の日、ソノイは爆発が起きても大丈夫そうな採石場にてタロウを待つ。タンブルウィードも転がって気分はまさに西部劇! オトモたちも約束の刻限で緊張ゼンカイ。手出し無用の決闘を、タロウの勝利を信じて黙って待つ忠義心。

「お届けものだ、ここにハンコを」

 決闘予定時刻から1時間半後に喫茶ドンブラに来たタロウ、勝利したのか? いえ、まだ配達の仕事中です。タンブルウィードまみれになっていただろうソノイさん激おこで配送車までやってきたのは最早ギャグだろう!

「今日は私との決闘だぞ!」
「職場に欠勤が出てな。決闘は個人的なことで、仕事は仕事だ」

 せ や な 。

 基本的に「人間には平穏な生活を営んでもらわないと困る」ため、これにはソノイさんも苦虫を噛み潰すように承諾。そのまますごすご帰るのかなと思ったら配送車に乗ってた。今度は助手席ではなく運転席で、ハンドル握ってシートベルトつけてる!! これは敵幹部ですか? 追加戦士ではなくて? お前らもうおでん食えよ!!

そして現在

 配達先にかまってちゃん系クレーマーおばさんが再登場したり、おでんを見て心躍らせているソノイさんもいたが、何はともあれノルマをこなしていざ決闘。

 お互いに変身して先行はタロウ、突撃、が、『相討ち』狙いのカウンターを予期してとっさに回避。一瞬の余談も許さない真剣勝負、こんな場所に水をさせる空気の読めないやつなんているわけ

「タロウさんが相手するまでもない、僕で十分です!」

 い た わ。頭脳筋ヒーローのジロウには今やっていることを察することが出来ない! そして久しぶりのドンムラサメ登場。正直忘れてたよ。だってドンムラサメよりもドラゴクウの闇人格の方が悪人っぽいし全然話に絡んでこないからあ! 今日もマザーに指示されて行動開始、ソノイVSジロウとタロウVSムラサメ。あーもう駄目だこりゃ決闘って雰囲気じゃないや。

「再び力を手に入れたあああああ」

 ニンジャおじさんが魔法中年にジョブチェンジしてヒトツ鬼化。エレメントの力でやってくるぞ! 更にはドンブラザーズも緊急招集に加えて、獣人も、1、2、いやいや6体!!!? ソノイのピンチに現れるソノニ様にソノザまで

タロウVSソノイVSジロウVSドンムラサメVSマジレンジャーもどきVS獣人VSオトモVSソノニ様&ソノザ

???「ここかあ……祭りの場所は」帰ってくれ!! 決闘なんだよ!!

絶対前のほうが良かったよね? アンケートとろうか

 着実に成長をしていて、獣人の群れでもいなすことは出来ているオトモたちやソノニ様&ソノザに促されて、タロウとソノイは決闘へ。途中ジロウはタロウに弾き飛ばされていたけど乱戦だったから気付いてないはずだ。どうにかヒトツ鬼を退治すると何故か獣人もいなくなり、ムラサメも、ソノニ様もいなくなった。話の都合? と思ったけど、

獣人「肉足りないから帰る」
村雨「バッテリー切れです」
脳人「ヒトツ鬼も獣人もいないし帰るか」

 だいたいこんな理由なんだろうなあ……やっぱり戦には兵糧が一番だ。

 そしてタロウとソノイが割とどうでもいい、愛おしいやり取りをしている中で獣人の設定がついに判明。ドン家は人間の放つ波動の安定供給を目指し、人工生命体を作り上げたそうな。それが獣人らしい。でも失敗して今に至るとのこと。衝撃の事実だけど、タロウにとってはさっき会ったばかりの敵だからそれほどショックを受けていない。

 始まった決闘、BGMは『ツキノミゾシル』。味噌汁じゃないぞ。

 果敢に一太刀入れてからのカウンター……を見切っての一閃。ほんの僅か、紙一重の勝利をモノにしたタロウ。ソノイは死んだのか、それとも今後復活するのか。その答えは月のみぞ知る。

サポート1人を1億回繰り返せば音霧カナタは仕事を辞めて日本温泉巡りの旅に行こうかなとか考えてるそうです。そういう奴なので1億人に到達するまではサポート1人増える度に死に物狂いで頑張ります。