劇場版「Aマッソのすべて」について

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去年、12/17に開催された映像ライブ
『Aマッソのすべて DOCUMENTARY of AMASSO』。

Aマッソが「女芸人NO.1決定戦THE W 2020」に挑戦するドキュメンタリーを見るという内容。

決勝でかけるネタ「映像漫才」をAマッソとゲラニチョビチームで制作していく過程に加えて、これまでのAマッソのヒストリーを知る関係者にインタビューを行った。

過密スケジュールでネタ制作と稽古を繰り返し、それに加えてドキュメンタリーの制作でチーム全員が悲鳴をあげていた。

決勝戦が14日で、ライブが17日。17日のライブには決勝戦の日の素材も大幅に追加しなければならない。

3日間、ワタナベの事務所にこもって柿沼さんと井本さん、マネージャーさん、小川さんや仲間と一緒に仕上げた。

ライブがある12/17は僕の誕生日でしたが、一年で一番しんどい日となってしまいました。加納さんは人の誕生日を忘れないアビリティを持っているので、祝ってくれました。やさしい。

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柿沼さんも、村上さんと飲みすぎて二日酔いになったカンペツアーの2日目の朝以来のボロボロさでした。財布を泥棒する日もあるし、マルチタスクが苦手だけど、センスと責任感で仕上げてくれました。

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膨大な映像素材があり、まだまだ見せたいシーンがあったが60分ほどの尺になんとか収めました。

評判が良かったのと多数のミスもあり、再編集を行い90分の尺にしてフルバージョンをつくろうと動きました。

もともと、この企画はワタナベの偉い人から「柿沼白武にAマッソのドキュメンタリーを撮ってもらうのはどうか」というアイデアをもらったところからスタートしました。

最初はドキュメンタリーは照れがあってできないと、もじもじしようとしたんですが、Aマッソは覚悟を決めてTHE W にエントリーしてくれたので、照れてる場合ではないと思いトライしました。

映画館で見れるようにしたかったのは、映像ライブのように好きなものが似ている人と大勢で見るとより面白く感じられるし、どうやったら映画館で流せるのか知りたかったからです。

業界が逆境に立たされているということもあり、映画館はとてもシビアでした。

しかし、プロデューサーのスタジオねこ・あまなしさんがばり優秀なので、上映できることになりました。

5月29日、大阪・シアターセブンで公開されてから、満席が続いているみたいです。ありがたい。

劇場版では、1895年のリュミエール兄弟から続く映画史の中で”最も鼻が詰まっているナレーション”と言われるガクヅケ木田さんも見所のひとつ。

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アップデートしている箇所が多数あるので映像ライブを見たひとも楽しめると思います。

先日、リモート舞台挨拶というものをやりました。

いつもセックスしたあとみたいな顔でおなじみの柿沼さんは、映画の話で興奮して途中でイってました。

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大阪・兵庫以外の映画館でも少しずつ手を挙げていただいているので、見られる県が増えていくはずです。

もし、お近くのインディペンデントな作品を扱う映画館があればアンケートやメールなどで、流して欲しいと応援していただけたらありがたいです。

info@studioneco.co.jp 

また、ご興味ある劇場関係者の方おりましたら、こちらのメールアドレスにご連絡いただけたら嬉しいです。

もしかしたら、テレビで流せたり、サブスクなどで気軽に見られるようになる日が来るかもしれませんが、今は他のお客さんと一緒に劇場で楽しんでいただけたら幸いです。


追伸

最近、また新しいことをやろうと打ち合わせしています。
先日、加納さんとワタナベのオレンジの会議室に通されました。

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「FUWA」の回以来、4年ぶりでした。最高に楽しくしていきたいですね。

ピカミツとクリストファー・セデラに捧ぐ 



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