ミスドのある街で育ったひとは気さく
あたらしく誰かと出会うとき、なにかひとつの基準を設けて、「このひとはこっち」と予想しながら喋るのが好きだ。
たとえば、「部活を真面目にやってた / やってなかった」。初対面のそのひとと言葉をかわしながら、「あ、この感じは部活を真面目にやってたな。たぶん、バスケ部っぽい」という具合である。
そのひとが発するオーラや所作、ことばの端々から自分なりに仮説を組みたてる。ある程度の材料がそろったら、正解を言ってもらうよう質問する。上の例でいけば、「●●さんの部活って強かったん