Tidal Cycles CPS と LFO
CPS
Tidal Cycles では 一つのループを「Cycle ( サイクル )」として扱います。BPM(Beats Per Minute) ではなく、CPS (Cycle Per Second)という単位で指定します。( → 1秒で何サイクル再生するか )
d1
$ s "bd*4"
# cps 0.5
エフェクト関数のように記述します。
目安として [ BPM 120 , 4/4 拍 ]で考えれば、4 打で 1 サイクルなので、1 分間に 30 サイクル = 2 秒 で 1 サイクルです。つまり cps = 0.5 です。
CPS が 大きくなれば、 BPM が 早くなります。cps が 倍になれば、BPMも倍になるので、0.1単位で大きく変化します。
LFO
関数内の様々なパラメーターに LFO を割り当てて、周期的に数値を変化させることができます。
d1
$ s "bd*16"
#cps (range 0.5 1 $ slow 4 $ sine)
range の後ろで最小値と最大値を指定して、$ slow で LFO の周波数を調整します。上は、cps と 組み合わせることで、シーケンスのスピードを変化させています。
< 参考 ① >
d1
$ sometimesBy 0.2 (iter 4)
$ s "bd*6 cp bd bd*3"
#cps (range 0.5 0.58 $ slow 12 $ sine)
d1 silence