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D.C.Ⅲ~ダ・カーポⅢ~ミライへの伝言【全体感想編】

舞台全体についての感想を。
内容、考察等々は別の方がしていると思うので←
ウチはちょっと違った見かたをしてみようと思います。

今回で2回目となる「D.C.III〜ダ・カーポIII〜」の舞台化。1回目は立夏√を主軸とした話、2回目である今回は姫乃√を主軸とした話。アナザーストーリー、新説とでもいうぐらいに話に違和感を感じることなく受け入れることができました。役者さんの演技ももちろんですが、脚本・演出も忘れてはなりません。今回発表されましたが1作目の内容がプラスストーリーとしてゲームに逆輸入されてしまうのですからそれだけの完成度だったということに他なりません。

舞台化といっても、ダ・カーポシリーズは現在までで無印〜5まであります。どうしてD.C.IIIだったのか?まずは演者が挙げられます。原作から関わっているのは、えみつん、みころん、ふじもんの3人、この3人がいることが大きい。個人的になりますが、これが他の役者さんだったら、プロですから演じきってくれることはたしかですが、すんなりとは受け入れることができたかどうかわかりません。3本の主軸とがしっかりとできた上で周りがより輝いていたと思います。では4、5は?となると時間が浅い、逆にI、IIは?20th企画でいうと、さくにゃんとあやひをそれぞれが担当したキャラに思えるかというと難しい。まさにこのIIIが絶妙なんです。

そして世界観、話を広げる可能性の多さ。初音島・風見鶏という2つの世界というだけでなく、IIの続編でありつつ、ZEROという立ち位置にもなりえる。何かの要素を掛け合わせることで2倍、3倍となっていく。前回はジル・最果ての魔女、今回は偽りのロストボーイ・サクラギ。あとは美琴の前世、巴の五条院家のお役目、伝承等々。結果、数年越しのファンデスクの発売が叶った!今回の話ももしかしたらゲーム化?さらにさらにIIのアフターストーリー!?妄想が膨らみますわね!この要素を作れ出せるたけうちさん、舞台でそれを表現して魅せる市村さんはまさに魔法使いです!

2度あることは3度ある?なんて言葉があるぐらいですから、3度目の舞台化をと期待してしまうところですがまだ千秋楽公演から数日、アーカイブも配信中であり、新作ゲームも控えてる、妄想を語るのはここまでにしましょう。

言えることはこの舞台を作ってくださったすべての皆様、観劇して一緒にダ・カーポの世界を共有したすべての皆様に・・・。

Thank you for everything!!

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