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【評論】電波ソングについて語ってみた。

電波ソングとはなにか?

最近、名前を聞かなくなったし、曲も少ない、今の世代は存在自体知らないのではとも思ってしまう。

意味を調べると
※ニコニコ大百科より参照、以下引用です。

電波ソングとは、音楽ジャンルの一つである。「萌え要素」や「電波な歌詞」により驚異的な中毒性を有する楽曲のことをいう。

また、特徴として
1.「萌え」要素が含まれ、萌えることを念頭においた「萌えソング」。
2.リスナーに「中毒」「依存症」を引き起こすほど極めて印象的な楽曲。

以上1,2の「いずれか」の特徴を楽曲が、しばしば「電波ソング」と呼ばれている。

だそうだ。
「中毒」「依存症」だけで言えばそういう楽曲はある。直近で言えば『Bling-Bang-Bang-Born』はそうだが、電波ソングかと聞かれると、答えは否だろう。圧倒的に「萌え」要素(死語)が足りてないどころからないのだ!

ここ数年来、電波ソングというものを聴かなくなった。いや、あるのかもしれないけど濃い電波に洗脳されたインターネット老人会のウチにはそう聴こえていないだけかもしれない。専門に作ってるクリエイターが表舞台に出ていないからかもしれない。

それこそ「MOSAIC.WAV」という音楽ユニットを知っているだろうか?
彼らを一躍有名にしたのはこの曲だ。

アニメソングも数曲あるが、彼らの本気はアニソンよりもノンタイアップの楽曲の方が強く知ろうとしなければ知ることさえ難しい。

知名度もあり、地上波でも放送された電波系となると『ウマ娘』の『うまぴょい伝説』なんてわかりやすいのではないだろうか?

これもすでに8年前リリースされた楽曲であるが例題として伝わりやすいザ・電波ソングであろう。運営側も電波ソングとは何かと多くの電波ソングを聞きこんで完成させたという話だ。

もう少し最近でいえば『お兄ちゃんはおしまい!』のオープニング曲『アイデン貞貞メルトダウン』もいいと思う。

とにかく、歌詞に意味がありそうでそうでもない、よくわからない言葉・フレーズの羅列なのだが歌詞として何故か成立している。これが電波ソングの魅力。何も考えずバカになる感じがいいのだ!中には電波という枠を超えて病気とまで言われる楽曲もあるがそれは刺激が強すぎる、R指定なものも多いのでここでは存在だけを紹介しておく。

昨今のアニメソングは何度言い続けているがスタイリッシュになりすぎて、特徴がなく印象に残らない楽曲ばかりになっている。クリエイターの皆様が精魂込めて作られているのは承知しているがアニソン好きとしては物足りなさがある。『マツコの知らない世界』で紹介されたこの言葉がよくぞ言ってくれた感がすごくある。

まさにその通りで、もっと”濃ゆいアニソン”を聴きたい!
熱いアニソンもそうだが、死語ともいえる萌え要素の強いアニソンをもっと聴きたいのだ!

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