【初観劇】浅草ロック座 EARTH BEAT 1st season【2024.07.21】

２次元だけではありません、２.５次元、３次元にも興味はあります。
それにいい大人、いやおじさんですね。ですからこういう場所にも行きます。

前日の記事で、浅草花やしき行ったと書きましたが、実は目的はもう一つあってここに行ってきたんです。

浅草ロック座

知っている方は知っている。ストリップ劇場です。現存するでは最大手にして最古の劇場。
前々から興味があって、有名セクシー女優さんも出演したこともあり話題にもなりましたね。

ストリップ劇場と聞くと、いやらしい、卑猥なと嫌悪感を抱く方もいるでしょう。しかし決してそんなことはありませんでした。フェミニストが騒がれる時代で商売にするとは何事かと言われますが、これはエンターテイメントショーです。

ちょうど行った日から新しい公演が始まった日でそれもあってか満員御礼。立ち見がいるぐらい。下調べしている時に気付いてはいましたが、男性客がほとんどですが、女性の方もいました。なんならウチよりも若い女性の姿も。
中には常連の方ももちろんいて、皆さん顔見知り。寄せ書きを集めたり、紙テープを投げるとかもしてました。そこは何か地下アイドル界隈と似た雰囲気を感じました。

『EARTH BEAT 1st season』

ワールド・ダンス・レビューと称して。
各国の音楽・ダンスをテーマにして全１時間４０分による公演でした。

まだ始まったばかりなのでネタバレは避けますが、国でいうと、インド・中国・スペイン・韓国・イギリス・カリブ？、間違っているかもしれないけどそう捉えました。あと一つはどこかわからなかった。

個人的に良いなと思ったのは４・5・７景だったかな。それぞれがスペイン、韓国、カリブ？でした。もうちょい補足すると。

【４景】
情熱の国スペイン、フラメンコをベースにして熱いパフォーマンスを見せてくれました。

【５景】
韓国でK-POP。出演者が全員登場してのダンスパフォーマンス。アイドルがそこにはいて、まさか劇場でキンブレを振っているのを見ることになるとは！？

【７景】
カリブ？と書いたのは、テーマがおそらく海賊だったから。演奏する海賊という感じで太鼓を使ってのパフォーマンスがよかった！

前半では、ダンサーを引き連れてパフォーマンスするのですが、後半ではソロでストリップパートになります。
先にも書きましたがいやらしい、卑猥なことはありません。身体の美しさの方が優っています。ダンスしかり、あのポージングをするのには身体作りは必須。兼役もありますから、自分のパートだけでなく、他のパートも覚えなくてはならない。それを毎日、１日４公演、間３０分休憩で回さなければならない体力も相当に使うでしょう。

この仕事に誇りをもって、プロとしてステージに立っている。見に来るお客さんもマナーを守り、守らない人にはスタッフが厳しく対処して、全員が一丸となってステージを見守る。なんだライブや舞台等々となんら変わりがないじゃないか、そう感じましたね。

ショー、舞台ですから同じステージはない、まさに生物(なまもの)、年中とはいかないけれども、また機会があれば見に行きたいね。