【トキ旅特別編3】アイヌの「イナウ」と埼玉の「ケズリバナ」
民族共生象徴空間ウポポイ内にある「国立アイヌ民族博物館」。
どかーんと、どでかい建物の中には、
伝統的な衣装や祭具、アイヌに関する様々なものが展示されています。
その中でも、私が特に注目していたのが、
アイヌの生活の中で、様々なシーンで登場する「イナウ」です。
見てください!この美しいお姿を!
カムイ(神)や先祖の霊と人間を、仲介するものです。
ここで私が注目するのは、我がフィールド埼玉県比企郡にある「ケズリバナ」。
「え…めっちゃ似てる!!」
ケズリバナは、小正月に作られる「ツクリモノ」のひとつ。
ケズリバナ以外にも、団子を枝先につけたもの(繭玉を表す)なども作成します。
その年の豊作を願って飾られるのですが、
それらを予め祝うということで、「予祝儀礼」(予祝儀礼)といいます。
アイヌ文化と埼玉の文化。
考察と妄想と想像が止まらない私なのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?