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【映画】「八犬伝」から江戸時代のクリエイターを想う。

久々に、映画を見ました。

「八犬伝」

著者の滝沢馬琴の創作に対する苦悩と想い。

並行して繰り広げられる八犬伝のファンタジーな世界。

江戸時代に、28年もの年月をかけて編まれたファンタジー作品が、150年以上も語り続けられていること。単純にすごい。

本作品は、そんな「八犬伝」の壮大な物語も描かれていますが、
作者の滝沢馬琴にも焦点が当てられいて……。

スランプになったり、プライベートでいろんなことが起きたり。
江戸時代のクリエイターも、意外と同じようなことで悩んでるもんなんだな…。

中でも、心に残ったのは、
「虚は、誰かの救いになる」
ということ。

事実を伝えることは大切かもしれないけど、
「虚」という世界を届けることで、誰かの自信になったり、
シェルターになったりする。

正しいとか、間違いとかじゃない。
いいとか、悪いとかじゃない。

そもそもその人にとっては「虚」じゃないのかもしれない。

私も、そんな世界観を伝えられるような、
存在になりたいなと思った次第です。

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