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おっぱい、はさまれてきました!

今日のアポイントメントは午後1時20分。この場所にもう3回は来ています。車で10分以内に行くことができるのですが、コロナのこともあり少し早めに家を出ました。マスクもしっかりと!

早めに家を出て正解!今、メルボルンでは危険なレイル・クロッシング(踏切)を取り除く工事が全力で行われていて40キロのダラダラ走行。やっぱり、約束の時間には遅れたくないからね。時間的に駐車場が結構開いていたのでありがたかったです。

建物の前にサニタイザーが設置してあったので、ワンプッシュ!ドアを開けて入ると受付の方が電話中だったので、赤いラインの外側に立って待ちます。電話が終わるや否や、'Hi! May I help you?' と明るく応対してくれました。'I have an appointment at 1:20pm.' といいながらアポを確認した時にプリントアウトした用紙を渡します。こういう紙があると話が早いよね!私のような名前は確認しにくいと思うし。

「じゃ、そこでちょっと待っててね。」
壁のディスプレーをみると、待合室には5人まで。ちょっと狭いお部屋。でも、一人しか待っている人がいなかったから安心。

待ち時間は15分ぐらいあったのだけど、そこんとこは一応学校の先生なので、単語テストを添削!なんかこういう時の方が、私やってるゾ感があって、サクサク添削が進む。先生方、そう思いませんか?それとも、私だけかな?

’Ms Wirth!'と呼ばれ 'Yes!'と立ち上がり、彼女の後についていきます。一番奥のお部屋に通され準備をします。椅子にトップスを置いて、マンモグラフィーを正面に見て立ちます。

おっぱいをのせてみます。でも、箱のようなプラスチックの乳房を挟むもののサイズがちょっと合わなかったみたいで取り換えました。よく見ると3つほどオプションがありました。おっぱいサイズ、大、中、小?

最初は右胸。ちゃんと検査をするにはしっかりおっぱいを挟む必要があります。でも、これがなかなか難しい。胸の部分は突き出すような感じ。でも、腰は後ろに突き出すような感じ。技師さんは慣れている様子で手袋をした手でささっと私のおっぱいをちゃんとした位置に導きます。「顔はこっちね!はい、息をとめて~!」技師さんは機械を操作して、ちゃんとX-Ray(レントゲン)が取れているか確認してくれます。「はい、いいですよ!」そして、左胸。同じように胸を突き出し、腰を引きます。

そして、今度は横から。さっきは横になっていたプラスチック部分が縦になります。今度も右胸から。でも、左胸が邪魔になるので、自分でおさえる形に。体は逆くの字。右側のバーをつかみます。でも、自分では良い位置がよく分からないので技師さんが誘導してくれます。そして、左胸。今度は少し要領が分かってきたので自分から率先して右胸を押さえます。左側にあるバーをつかんでバランスをとります。2年もたっているので、前回の検査をどんな風にしていたか結構忘れちゃうものですね。

検査の時間はものの10分で済みました。「2週間以内にあなたのGP(かかりつけ医)に結果がおくられるからね。」「はい、わかりました。ありがとうございました。」

本当はこの後買い物をしようかと思いましたが、このまま家に帰ることにしました。検査に行く前は結構時間がかかるかも、と思いましたが、結構早く終わるものなんですね。

オーストラリアでは50歳以上であれば無料でこのマンモグラフィーの検査を受けることができます。こちらに来る前は日本の医療が一番、と信じて疑わなかったのですが、こちらの医療は結構最先端ですので移住を考えている方は安心してくださいね。

特に私が住んでいる地域は医療に特化した街づくりを促進しているようで、ここ数年、いろいろなクリニックや病院が建てられています。それはもちろん、急速な人口の増加があるからだと思います。

病気やケガほど嫌なことはないですよね。コロナもそうですが、医療関係に携わる人たちはコミュニティーのヒーローだと思います。私たちが安心して生活できるのも、このような方々のおかげです。身も心も医療に捧げ頑張っていらっしゃる方々に心から感謝いたします。本当にありがとうございます。



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