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海外に移住するためには 2

もし、あなたの年齢が30歳以下で、1年間だけ海外に滞在したい、語学学校に通って英語をブラッシュアップしたい、英語で短期のコースで何かを学びたい(バリスタなど)、現地でアルバイトしてみたい、稼いだお金を使って旅行したいと思うのであれば、ワーキングホリデーをおすすめします。(私はニュージーランドとオーストラリアのワーキングホリデービザを取得し、一年ずつ滞在しました。)

そうです!ワーキングホリデーが私の人生を変えたと言っても過言ではありません。

その当時はインターネットもありませんし、限られた情報しか手に入りませんでした。スマートフォンのない時代、紙の辞書が定番だったころ、英語を使って何とか生活するためには、現地の友人たちからもらった情報を駆使し、自分の目、耳で確認し、頭で真剣に判断しなければならなかったのです。(これ、今じゃ考えられないでしょ。え?スマホに頼りすぎだって?)

私が思うには、その時、その人がどのような経験をそこで積み、知識やスキルを向上させ、そして魂を磨いていくのかが大切なのではないかと思います。そして、それは例えば日本に帰っても、それまでとはちがった様々な見方、考え方ができるようになると思うし、多少英語もできれば、日本でできる仕事の幅も拡大すると思います。

そして、私のようにオーストラリアで日本語教師になりたい、オーストラリアで仕事をする、というような夢があるのであれば、海外で生活することが楽しい、不便が苦痛には感じない、なんとかやれそう、というメンタリティーが必要であるかと思います。その場合は、ビジネスビザをお考えになればいいのではと思います。

私の友人の友人がメルボルンに遊びに来た時に、「ねえ、缶コーヒーの自動販売機ってどこ?」と聞いたらしいです。そんなものはメルボルンにはありません。日本の当たり前が当たり前じゃなくなる時に、上手く自分とつきあえるのかも重要になると思います。食べたい料理もそうそう手に入れることは難しいですし。コンビニ弁当買って晩御飯済ませよう、ということもできなくなります。そんなことでは全然へこまないよ、という方、ぜひ、オーストラリアでワーキングホリデーを楽しみましょう!

では、ワーキングホリデーの手続きなどについてですが、個人海外旅行のガイド本の定番の「地球の歩き方」のウエブサイトにビザの申請条件について記載がありましたので、ぜひ下のURLに訪れてください。
(私のワーホリ時代の2大マストアイテムは地球の歩き方とコンパクトなデイリーコンサイス辞典でしたよ!)

https://www.arukikata.co.jp/visa/visa_australia.html

オーストラリアのワーキングホリデーのビザの申請条件
心身ともに健康であること
18歳から30歳(申請時に31歳でないこと)
オーストラリアで休暇を楽しむことが主目的であること
過去にオーストラリアのワーキングホリデービザを取得していないこと
子供を同伴しないこと
渡航当初の生活費を賄う十分な資金があること
オーストラリア国外からワーキングホリデービザを申請すること

そして、渡航する前に、英語のブラッシュアップをしておきましょう。どうしても日本人は聞くことに苦手意識があると思います。でも、今はスマホの時代!聞き取りを練習できる様々な方法があると思いますので、頑張ってください。

ワーキングホリデーでの様々な経験はきっとあなたを強くするとともに、新しい人生のドアを開くきっかけになるかもしれません。もちろん、楽しいことばかりおこるわけではありません。悔しいこと、悲しいこともきっと訪れることでしょう。英語がわからず困ることもあるでしょう。ホームシックや日本食シック(私が作った造語)になることもあるでしょう。(いくら日本料理の店が増えたとしても、ホームクッキングにはかないません!)

そして、せっかくのホリデーなのですから、オーストラリアをぜひ旅行してください。日本の23倍ほどある大陸ですから、1-2か月かかって旅行しないと行きたいところにもなかなか行けないと思います。日本では取れない自由な時間を使っていろいろな体験をしてほしいと思います。もちろん、そこで出会った人々、友人があなたの生活や旅を有意義なものにしてくれると思います。サポートをしてくれたり、新しい情報を教えてくれたり、楽しい時間を一緒にすごしたり。

この記事を読んでワーホリをトライしたいと思う人が増えたら、すごくうれしいです。アンバサダー(大使)になった気分になります。では、ぜひ、オーストラリアにお越しくださいませ!



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