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Leica SL2-S

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Leica SL2-Sの使い方や癖を綴るエッセイのような解説書。作例写真と共に紹介します。プロのフォトグラファーの視点から、撮影や設定のちょっとした小技も解説しています。Leic…
Leica SL2-Sに関するムックマガジンです。使い方や設定だけでなく、撮影された写真やライカに…
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#スナップ写真

SL2Sに35mmレンズをつけて撮る

みんな大好き35mm。 自分にとっては50mmと同じくらい日常に寄り添ったものだけれど、近いようで、50mmと完全に重なることのない魅力が詰まった焦点距離。 だから、どちらか一つというわけにはいかない。長らく両者の焦点距離を使用してきて、結局出た結論がそんな感じ。しかしそれは28mmでも80mmでもあらゆる焦点距離に言えることかもしれない。近いけれど、代替できない魅力がそれぞれの距離にあるということ。人と人の距離感がそれぞれ異なるようにね。 僕にとって35mmといえば、

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写真日記の裏話と進捗共有

皆さまお疲れさまです。 今年に入り日々密かに更新している写真日記も半年を迎えました。日記を書いていてもいなくても、時間の流れの速さにふとビビるのですが、書いて撮って日々をきちんと刻んでいてもその速度は鈍らないどころか、一層増しているように感じるこの頃です。 今回は半年続けてきての裏話のようなもの。撮影とカメラの話と、数字的な話を少ししようと思います。 統計まず数字的な話しから。

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LeicaSL2-Sのファインダーの秘密

先日、このようなつぶやきをしました。 SLにMレンズ付けて撮る時は、ファインダー内のパラメータ表示を全てOFFにしておくのが、直感的で最もカメラらしい使い方ができる。つまりフィルムの一眼レフで撮っているような感覚であり、なにより心地よい。なのでライカ以外でもデジタルカメラを選ぶ原則は、パラメータ表示を全消しできるか否か。 SL2-Sは写真のアスペクト比率を変えることができる。 標準はフィルムと同じ3:2で、その他に選べるのが 7:5 4:3 1:1 3:1 16:9

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LeicaSL2、無敵のスナップ設定

最近はこういうセッティングでSL使っています。 Mレンズを使用するという条件で、 1,絞り優先モード(A)にする 2,ISO設定をオートにする 3,ISO auto上限設定を6400にする というスリーステップです。 これだけで、日常使いに万能なセッティングとなります。 写真とともにその理由を書いていきます。