第15:感覚のない親指でのお点前を不安に思いつつ

1月は正月の関係で3、5週の土曜日に設定されてる稽古日、3週目は指の怪我の痕が生々しく稽古場を汚したくなかったから欠席、よって5週目の今回が歳が改まっての自分の初回となる。「本年もよろしくお願いいたします」を伝えるのは外せないのだけど体調は悪い。バファリンを飲んで向かう。稽古無理だな見学と割り稽古にしてもらおう。そう思いながら完全にコロナのレッドゾーンを自転車で進んで往きました。

入室前

いつもそのフロアーに入るとまず、お手洗いに行ってから教室に向かうことにしてるのでルーチン通りに手を洗う。今回はタオル地のハンカチで拭き方を変えてみた。
さて、教室へとドアを開けたらいきなり師匠がそこに「本年もよろしくお願いします」「今日なんですが指の怪我で見学と割り稽古でお願いします。」と教室の前に宣言することになった。

ご挨拶

身支度を整える。コートとマフラーと帽子を風呂敷に包み、スマホをフライトモード、白靴下に履き替え、数寄屋袋から茶扇を出していざ、先生方にご挨拶。

客席にて見学

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