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驚きはしないけど、呆れている。

アメリカから帰国後、都内の中学校に入学して驚いたことはこういった暴力を振るう先生が結構いて、そして学校もそれを認めていたことだ。また、ワシの時代はSNSもなかったので本当に駆け込む先がなかった。また、それをいいことにそういった先生たちはその立場を利用し続けてきた。

暴力を振るうだけではない。自分がみた中でひどかったのはセクハラもあった。個別に女子を呼び出して嫌がらせをしたり、体育の時間やプールの時間に堂々とビデオカメラを回していた。その先生は音楽の先生だった。

高校にあがり、都内の私立高校に入学した。そこでもクズみたいな先生を何人もみてきた。学校側としては素行の悪さもありワシは結果的に退学になったわけだけど、学校が見て見ぬフリをしていた校内のイジメを解決するために実力行使に出たことが目立ってしまい、まぁ、そういうイザコザが多すぎて退学になった。

学校問題としては「イジメ」という言葉でいろんな問題が議論されて扱われて久しいが、ワシが対応していたのは「脅迫」だった。一部のグループの生徒たちが校内でカツアゲをしたり、その過程で暴力を振るったり、脅迫したりしていた。学校はその事実を認めず、そのグループに絡むと校外の生徒とのつながりがあり、それらは今で言う半グレだったりしたわけですが、学校というところは自分たちを守り、生徒は守ろうとするところではないとワシは学んだ。そんなことより生徒の身だしなみを気にしていたわけだ。

風のたよりによると、その学校もワシが退学したあとで色々と問題を起こしてテレビで取り上げられたりして、紆余曲折を経て、なんかちょっと偏差値高い「お高い学校」としてリブランディングに成功しているっぽくて吹いた。

あれから30年?今は自分が親になった。子どもたちの学校の先生方と度々お話させていただくことはありますが、基本的にワシは今でも学校と先生を信用していない。いざとなったときに絶対にワシの子どもたちを守ってくれないと思っている。

子どもたちにとって信用できる大人がいないということは本当に不幸だと思う。世の中が正義だけで満ち溢れているわけではなく、自分の身は自分で守らなければならないという意味で皮肉ながらとても良い教材ではある。でも、それにより若くして命を断つものがいたりする。だからワシは何があっても子どもたちの味方だ。駆け込む先でいたいと思う。


Freelance Cloud Architect/Consultant @ 時藤屋 https://tokifu.jp/