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はじめまして、株式会社トキエノです。

株式会社トキエノの豊岡と申します。
わたしは看護師、保健師として医療機関や行政などで働いたのち、2022年2月に「ほけんしオフィストキエノ」という屋号で、開業しました。
そして、2023年4月に法人化し、「株式会社トキエノ」を設立しました。

しばらくnoteの更新はお休みしていましたが、これからはわたしたちのことを少しずつ発信していきたいと思います。

今回の記事では、トキエノがどのような思いで事業に取り組んでいるのかを書いてみました。


1.働く人の「しあわせ」や「自分らしさ」を健康面からサポートしたい

わたしは保健師の仕事が大好きで、つねに「誰かのために」働いてきました。目の前にいる人のため、その家族のため、地域のため、組織のため・・・。
決して無理をしていたわけではなく、これこそが仕事のやりがい!と思いながら走ってきました。

老人会で「介護保険の上手な使い方」講座

そんなある日、体調を崩してしまい「働きたくても働けない」という出来事に直面しました。思いがけない壁にぶち当たってしまい、とても辛かったです。
このタイミングでいったん立ち止まり、これからの働き方や生き方を考えた結果、これからは「自分のために働こう」と決め、ずっと挑戦してみたかった開業保健師の世界に飛び込みました。
今では、心身ともに健康で、日々自分らしく働くことができています。大変なこともありますが、結構しあわせです。

一緒に活動する仲間たち

わたしたちは皆、「誰かのために」一生懸命暮らし、働いているのだと思います。これはとても素晴らしいことですが、一方で、わたしたちはもっと自分を大切にしてあげなければいけない、とも思います。

働く人の「しあわせ」や「自分らしさ」を大切にしながら、組織の成長を支える基盤としての健康づくりに、保健師として貢献できたらと考えています。



2.高齢者とその家族の心身の健康をサポートしたい

開業する前、もっとも長く活動してきたのは高齢者分野でした。約10年間、地域包括支援センターの保健師として、高齢者やその家族から相談を受け、医療福祉介護分野の方々をはじめ関係機関と連携し、やりがいはとても大きいものでした。その一方で、日々さまざまな課題を感じていました。

「もっと早くに相談していたら良かった」
「困っていたけどどこに相談したら良いかわからなかった」
「介護の相談をすることに抵抗があった」
「家族で協力し合えば介護できると思っていた」
保健師として出会う人たちの中には、このように話してくれる人がたくさんいました。

もっと早い段階で「相談できる人」に出会えていたら、この人は、この家族は、もっと違う人生だったのではないか?と思うこともたくさんありました。

開業前に課題と感じていたことは、今後もライフワークの一つとして取り組んでいきたいと考えています。


身近な相談先の一つになれたら、という思いで始めた地域での活動。

カフェで保健室を開催 おしゃべりが楽しい


介護が必要になる前に知っておいて欲しいことをお伝えする活動。

「介護が必要になる前に知っておこうセミナー」


介護する人のメンタルケアにも、取り組んでいきたい。

北海道新聞(2023.5.23-24朝刊)学ぼう介護のコツプラスのコーナーで「介護者のメンタルヘルス」について取材いただきました。



まだ始まったばかりのトキエノストーリーですが、少しずつみなさんに知っていただけるよう、noteに綴っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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