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異業種に触れて広がる世界の面白さハンパじゃないな

写真が上手に撮れていなくて申し訳ない。
昨日、コペンハーゲンに住んでる日本人の方達のディナーに招待していただいて参加してきた。

たくさんの人と初めまして、しかも日本人同士の。
なので、何となく日本っぽい、少しぎこちない感じの挨拶を交わした
最近は海外の人と、初めてなのにハグしてばっかりだったから新鮮に感じた

何を食べる日なのか、そもそも何の集まりかも特に把握していなかった
それに周りの人はみんな自分より年上の方達ばかり

そんな方々の中の一人が料理人だったのだ
その方はワーキングホリデーを使ってビザを獲得し、コペンのレストランでシェフをされているそう。
そんな料理人の方がお休みにも関わらず、ご馳走を振舞ってくれる会だったのだ。

目の前に出てくる、ものすごく綺麗な整った料理の数々に驚いた。
味もめちゃくちゃ美味しかったし、今までに感じたことのない感覚がした
仕事として、誇りを持って料理人をされている方が、目の前で料理を作ってくれる。
そしてその人と一緒に食べて、直接感想を伝えることができる
何だか初めて感じる嬉しさがあった。

さらに周りの方も食通な方が多くて、レストランや料理の話で盛り上がっていた。
その料理人の方は、見た目は穏やかそうな男の人なんだけど、
何度か気になるレストランや料理の話が出た時に前のみりになって話していたのを見てハッとした。

この人は本当に料理が大好きで料理人をしているんだなって思った。
当たり前かもしれないけど
自分がデザインが大好きでデザイナーになりたいように。

そして少し、いや、かなり恥ずかしくなった
家で自炊する回数もずっと減り、学校の食堂かレトルト系の食事に頼る生活を続けていた。
味音痴なのかもしれないって最近自覚し始め、少しヤケになると言うか、
別に料理にこだわる必要なんてないと諦めつつあった。


けど、目の前に料理にこんなに熱くなれる人がいる。
その人が語ってる話を聴きながら料理を食べたら、
大げさではなくめちゃくちゃ美味しく感じた。
そして申し訳なさと恥ずかしさが込み上げた

もし目の前にデザインに対して自分の料理に対するような態度の人がいたら悲しく感じるだろうな〜って思った

自分の知らない業種の方にお話を聞くことで、見えてなかった扉が開けられるような気がした。
その人たちの話を聞けば、今まで関係ない、大したことでは無い、と思っていたものが急に面白く見えてくる。

「そっか、こんなもの(って以前まで感じていた)も、あの人がこんな思いで作ってるんだ」って見えた途端、愛着がもてる。
本当に大事なことを改めて学ばさせてもらいました
勿論料理も本当に美味しかったです、ご馳走様でした。

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