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Evidence baced practice


こんにちは。
トレーナーのトキトレです!

何点かプロフィール紹介と今後の行く末に関しまして。

年齢は24歳(2020年現在)
学歴は某大学、大学院卒業をしたスポーツ健康学修士です。
資格は日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、健康運動指導士になります。

主な職場は、
某クリニックでの運動療法指導
某大学陸上競技部でのトレーナー活動
某パーソナルトレーニング施設での運動指導
某専門、その他セミナー等の講義活動
です。

私たちが生きている世界は、多くのメディアの影響から様々な情報で溢れ返っています。その中で健康に関する情報は全国民の関心のある情報といっても過言ではないと思います。その中で最近では、その情報の多さから情報の信憑性(科学的根拠:EVIDENCE エビデンス)を問われることが当たり前になってきています。しかし、まだまだ古くからの伝統や経験則などを頼りにして、実際に行われている健康に関する情報は真に正しいとはいえない現状があります。もちろん、伝統や経験は間違いなく重要な情報です。(いかんせん自分も現場での情報は何より重要視をしております。)現場での情報は正しいかどうかは見えない情報ではあるが間違いなく正しいかどうかを証明するために必須の事象です。

では、真に正しい情報とは?
専門家の意見?大学教授の意見?はたまた経験談?
いいえ。違います。

世界で唯一、真に正しいと認められた情報は「学術論文」だけです。

健康というヒトを対象とする臨床現場で起きる出来事はわからないことだらけです。それは医療現場、フィットネス業界、スポーツ現場であろうが、この世の中でいま起きている様々な事象の全て。
その中で、どこまでがわかっていて、どこからがわからないのか。それを知らなければ「臨床」と戦っていくことはできないでしょう。

様々な分野でevidence based 〜 という綴り文句がなされています。どのような分野においても科学的根拠に基づいて実践をしていくこと。それが重要になります。

では、学術論文であれば全て正しいのか。そういうわけでもありません。確かに学術論文は科学的根拠ではあるのですが、それにも根拠のレベルがあります。それは、各論文のデザインに起因します。

根拠のレベル(エビデンスレベル)は、医学系分野においては、疫学的な研究デザインの方法をもとにヒエラルキーができています。

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では、このエビデンスを手にしたみなさんがどのようにエビデンスを調理して「臨床」に帰化していくのか。
少し「料理」に例えさせていただくと、本当の臨床家は、エビデンス(食材)の収集能力に優れ、またそれを調理して高級フレンチのような料理へと変換させることができる人です。そこではじめてエビデンス達は陽の目を浴びることができ、人々に美味しいと思ってもらえるものになります。

「臨床」というレストランで料理される美味しいエビデンスになるためにはおさえておかなければいけない3つのことがあります。

それは、
高いエビデンスレベル(良質な食材)
シェフの多重に積み重ねられた経験(良質な経験、体験)
お客様の好みに合わせられる技術(対象の好み、対象を観察すること)

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この3つをおさえて、最高の「臨床」になると思います。


このブログでは、この最高の「臨床」を目指すみなさんに修士号取得者および現場での処方家として、良質なエビデンスとその調理法をお伝えできればと思っております。

中々、論文収集ができない。何が正しいのかわからないという臨床家や一般の方も多いと思います。そういった方に僕というレンズを通して正しいエビデンスと出会うことができればと思っています。

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