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第12回 てぃーパックマンの立ち回りを技使用割合から分析する

 こんにちは、Tokiです。今回から篝火#3、Temple優勝、MainStage4位、そして3月開催の限られた選手のみが参加可能のSummit4に招待されている、てぃーさんのパックマンを分析していきます。
 今回はキャラ分析の第1回ということで、いつも通り技使用割合から立ち回りを分析していきます。今まで同様筆者はパックマン使いではないので、使い手の意見ではありません。その点ご了承お願いします。

前提

 今回の技使用割合で集計しているのは主に攻撃のための行動を集計しています。てぃーさんの手癖(?)と思われる2段ジャンプ後の空上は相手を狙ったものだと判断した場合は集計していますが、基本的に集計していません。空上をなぜ使っているのかについてはてぃーさんの動画をご覧ください。

【解説】てぃーパックマン的パックマンの技ランク【スマブラSP】

 また、NB溜めやアイテム化したフルーツを収納するのはカウントせず、NBでフルーツターゲットを投げた時をカウントしています。また消火栓への攻撃は相手への攻撃のための準備として集計しています。

 そして集計した試合はTempleとMainStageでの試合の11試合の13キャラ、一人2試合分を集計対象としています。技のカウント数としては約2800回分です。最後に集計した試合のリンクを記載するので、興味のある方はご覧ください。

立ち回り


立ち回り

 こちらは試合で使用していた技の割合を示したグラフです。青は相手%が0~50%,黄色は相手%が51~100%,赤は相手%が101%~の時のものとなっています。

 このグラフを見ると今まで分析したどのキャラとも違って、地上技の使用頻度がかなり少なく、必殺技(B技)の使用割合が多くなっています。それは単純にB技に優秀な技がそろっているというのもありますが、パックマンの戦い方的に地上での差し合いではなく、相手を空中から攻めさせて、それを対空技で処理するという戦い方のためこのような地上技が極端に少ない結果になっているのだと思われます。

各種技について

 グラフから空N、空前、空後、NB、下Bが主軸となり、次いで空下、空上、横強、つかみが立ち回りの主な部分になっていることがわかります。また空N、空前は序盤のほうが使用割合は高く、空後、NBは終盤になるにつれて使用割合も高くなっていることがわかります。ただし下Bは序盤から終盤までずっと使用割合は変わっておらず、下Bが立ち回りにおいて常に使われる重要な技であることがわかります。
 ここからは各種技について見ていきます。

横強

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 横強は使用割合こそ少ないですが、痒い所に手が届くといった技で、台経由コンボにおける締めや、崖際での横強下シフトによる崖の2Fを当てたり、数少ないですが地上での置き技として利用していました。

空N

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空Nは発生3Fで、暴れやガーキャンとして使えるのはもちろん、引きジャンプをしながらの空Nで逃げたり、コンボ締めや着地際で使うことでコンボ始動としても使うことのできる非常に優秀な技です。主に火力稼ぎに使われる技となるので、相手%が低い時のほうが使用割合は高くなっています。ただし全体Fが51Fあるため空前のように連続で振り回せる技ではありません。

空前

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 こちらは発生5F、全体25Fと非常に発生、回転どちらも優れた技で、下BとNBで相手を動かして、それを空前で狩ったり、コンボ始動、コンボパーツとして利用していました。全体フレームも非常に短いため、SJからの空前→空前や空前→空Nなどで攻撃し続けることも可能です。またその回転率の高さから復帰阻止に用いたりもしていました。

 さらには基本的にNB溜めや下Bなどで相手を攻めさせるといった、待ちが主体となるパックマンではありますが、逆にいきなりNBや空前で差し込みにいくというような場面も、中には見られました。

 こちらも空N同様に火力稼ぎに使われる技のため、相手%が低い時の利用割合が高くなっています。

空後

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 空中技の中で最も威力が高く、撃墜にも使える技で、消火栓を飛ばすのにも便利な技です。下Bをした後に着地際に空N→降り空後というようにすぐに消火栓を飛ばして相手への攻めに使うといったシーンが何度も見られました。また下Bを設置した後にジャンプで乗り越えてくる読みでの空後置きやジャンプ読み空後置きなど、空後を置き技として使うシーンが何度も見られました。他にもベルが当たった後の撃墜技、復帰阻止での空後などでも使われていますが、主に撃墜につなげるための技となるため、相手%が高くなるにつれて、使用割合も増加して言っています。

空下

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 空下は相手からの着地狩りを拒否するために空下を利用するのはもちろんですが、多段技で空中に判定を残せるため、復帰阻止として利用したり、ジャスガ対策として利用することもあります。

空上

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 空上は最初のほうの動画でもてぃーさんがおっしゃっていますが、空上を使うとキャラ1体分上にずれるので、防御面としての利用がかなり多いです(今回は集計していませんが)。ただしそのキャラがずれることを活かして、着地際に空上を振ることでタイミングをずらして攻撃できるので、相手のジャスガ対策や着地際での空Nとの択として利用することができます。

NB

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 パックマンと言えばこの技と思う方も多いのではないでしょうか。このNBがあることによって相手に攻めを強要させることもでき、またNBによって攻めることができます。ボス・ギャラクシアンによる序盤の火力稼ぎから、ベルによる終盤の撃墜、他のフルーツでは復帰阻止や展開維持、鍵やアップルでのバ難になった時の撃墜などありとあらゆる場面において活用することのできる非常に優秀な技です。特にベルはアイテム化して着地狩りやガーキャンなどで当ててから、撃墜につなげられるため強力な技となっており、100%以降の使用割合が若干増加しています。
 各フルーツの使用目的などは今後の分析でまとめる予定ですので、しばらくお待ちください。

下B

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 この技が原因でパックマンの空中技の使用割合が多く、地上技の割合が極端に少なくなっているのではないかとも考えられる技が下Bです。下Bによって地上に障害物ができるため、相手に地上ではなく空中からの攻めを強要させ、その空中からの攻めに対して対空技を使ったり、ステージにある空中台を使わずとも消火栓の上から自然に降り攻撃ができるといった、空中技を使いやすくなる技です。
 また障害物としての設置だけでなく、空後や空上で飛ばして消火栓と一緒に攻めたり、水流を使ったトリッキーな動きなど攻めの起点にもなっています。ボス・ギャラクシアンを当てて消火栓を飛ばしてコンボが始まれば、消火栓も一緒に当たり、さらに火力を伸ばすこともできたり、崖際で消火栓によって横スマやベルの持続を伸ばすなど、単に立ち回りで相手を動かすだけでなく、攻めの一部にも利用でき、攻守どちらの面においても重要な技となっています。

まとめ

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 てぃーさんのパックマンの技使用割合を見ると、空N、空前、空後、NB、下Bが主軸となり、次いで空下、空上、横強、つかみが立ち回りの主な部分になっていました。
 NB、下Bによって相手に攻めを強要させて、それに対空技を使用することが主なパックマンの立ち回りでしたが、相手に攻めさせるだけではなく、NBや下Bなどを起点としてパックマンから攻めたりするなど、攻めの緩急こそがパックマンの特徴であるのではないかと考えられます。

終わりに

 次回はてぃーさんの撃墜技について見ていきたいと思います。まだデータの集計が終わっていないので投稿時期は未定ですが、3月中には上げられるかと。

 ここまで見てくださってありがとうございました。よければ今後も最上位勢の分析を行っていく予定なのでフォローをしてくださるとうれしいです。また、何か質問やリクエスト、さらなる分析・考察がありましたらコメントをくれるとありがたいです。

集計試合

Tea vs Sparg0 - SSBU Singles: Top 8 Losers Semis - Mainstage 2021 | Pac-Man vs Cloud

MkLeo vs Tea - SSBU Singles: Top 8 Winners Semis - Mainstage 2021 | Byleth vs Pac-Man

Tea vs Tweek - SSBU Singles: Top 8 Losers Quarters - Mainstage 2021 | Pac-Man vs Diddy Kong

Kola vs Tea - SSBU Singles: Top 16 Winners Quarters - Mainstage 2021 | Roy vs Pac-Man

Tea vs Dabuz - SSBU Singles: Top 64 Winners Quarters - Mainstage 2021 | Pac-Man vs Rosalina

Tea vs ShinyMark - SSBU Singles: Top 64 Winners Round 1 - Mainstage 2021 | Pac-Man vs Pikachu

Temple: Hermès Edition GRAND FINALS - Glutonny (Wario) Vs. Tea (Pac-Man) SSBU Ultimate Tournament

Temple: Hermès Edition Winners Finals - Tea (Pac-Man) Vs. Ken (Sonic) SSBU Ultimate Tournament

Temple: Hermès Edition Winners Semis - Tea (Pac-Man) Vs. Kome (Shulk) SSBU Ultimate Tournament

Temple: Hermès Edition Top 32 - Tea (Pac-Man, Kazuya) Vs. Tarik (Greninja) SSBU Ultimate Tournament

Temple: Hermès Edition TOP 64 - MR.R (Chrom, Snake) Vs. Tea (Pac-man) SSBU Ultimate Tournament


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