腰椎疲労骨折の見つけ方
実は私は,子供を見ると腰椎分離症
(厳密にいう分離する前の腰椎疲労骨折)を疑ってしまう病気です
臨床では,年齢様々な患者に接することが多く
私の経験上、成人患者で過去スポーツ経験豊富な患者は腰椎分離すべり症である確率は高率と感じています.
そういう患者には,問診の段階で申し訳ない気持ちでいっぱいです!
対応できない症状(分離すべりによる神経症状など)には,Drと紹介や対診してきました.
その中で考えるのは
スポーツに関わる指導者•保護者•施術者の功罪
※功罪:称えられるべき成果と、咎められるべき過ち
アルアルな話ですが!!
対外試合など好成績をあげていた!
だがしかし
学校内外のスポーツクラブの,オーバーワークのため
①選手は腰部痛を訴えるが指導者・保護者は耳を貸さず
数日の休みで疼痛なくなり,練習再開する
②もしくは,接骨院を受診,そして慰安マッサージで疼痛鎮静し練習継続
大体この二つが多い印象です.
まぁ若年者である選手は,年長である指導者・コーチ・施術者の話を鵜呑みにするしかないですよね.
子が親に反対することができない
(若年という例で)
これは生物学また教育上,避けては通れないものだと思います
これを防止するにはどうすればいいのか?
一番は選手および大人(指導者や保護者)たちに発育期における
腰椎疲労骨折を認知していただく!これが即効性があります
一番の予防法は,外傷そのものについて知ってもらうこと
さて!
ここからは我々(施術者)にできることです(本題)
私は師匠からこのように言われた
「スコッチテリアの首輪をレントゲンで見たら柔整師失格と思え!!」
衝撃的であったが
だが!!私はすぐに理解することになった
それはある成人患者でした
中学高校と野球部で当院とは違う整骨院で腰痛治療をしてもらっていたらしいが最近(30歳後半)になって下肢放散痛などが出てきたらしい
Drと対診した際の画像診断の結果は腰椎分離すべり症だった
聞けば当時は,痛みが出たら整骨院でマッサージをしてマシになったらしい
周りを見渡せばそんな経験のある成人患者がたくさんだった!!
腹立たしいのは
同業の友人ですら
中学生高校生の腰部痛にマッサージ・電療や鍼灸を行っている
話を聞いているだけでも
私は容易に疲労骨折が想像できた
いや気付けよ
勉強しろや!
患者がかわいそうや!
と説明しても聞く耳は持たぬ
その一時の疼痛が鎮静化されようが
腰椎疲労骨折を見逃しているのは許せなかった
今思えば私は,嫌な奴ですね
僕も同期に説教は食らいたくないですww
今回皆様にお伝えしたいのは
私の「青年期における腰椎疲労骨折の見つけ方~施術方法」です.
私自身は柔道整復師的には感覚派です
折れてる人にはオーラが見えると言っています
スポーツの経験予測と同様に
これは骨折している人を見すぎて
患者を診ると仕草や歩き方などで経験予測しているためです
多分わかる先生には,わかる話かと
オーラがみえるぐらい患者をよく見ろってことです!
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