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We overtake Teslaについて

今日は、Turingがさまざまなところで語る「We overtake Tesla」について、僕が個人として感じていることをお話ししたいと思います。

僕はこのミッションを自分の中でちゃんと消化できるまでに3ヶ月くらいかかりました。迫力のあるキーワードであるものの、テスラを超えるのが最終目標で本当に良いのか?みたいな、心のどこかで引っかかる感じがありました。

ただ、今となってはなかなか秀逸なミッションだなと思うようになったので、特に重要と思うところを3点説明したいと思います。

テスラはマジで凄い会社である。

テスラが偉大な会社であることは誰の目にも明らかですが、特に僕がすごすぎると感じるのは、AI作れて、かつ、自動車を設計・量産する能力がある点です。このような会社は日本はもちろん、欧米にも他にありません。中国のXpengなどは若干近い能力を持っていますが、生産台数では遠く及びません。
弊社代表の山本さんが、自動車産業の四つ角(オセロで取ったら勝てる場所のこと)は、AI、半導体、電池、工場であると話しているのですが、この全てを有しているのがテスラです。このような会社を日本で興すことは、広く社会にとって意義があります。

これは孫さんの豆腐屋の話である

ソフトバンクを孫正義さんが創業された時「いつか必ず売り上げも利益も1兆、2兆と、豆腐屋のように数えられるようにしてみせる」とアルバイト社員2名に熱く語ったエピソードがあります。我々の「We overtake Tesla」もまさにそれです。

トヨタの創業期のストーリーを読むと、かなり強くGM、フォードを意識しており、豊田喜一郎さんも確実にフォードを超えるような自動車会社を日本で興してやると、絶対考えていたと思います。

このようなでかい目標を掲げることは実務でも役立ちます。特にスタートアップは目の前の課題解決に集中してしまいがちなのですが、ふとしたところで「この仕事の先にテスラを超えるような企業があるのか?」と自問自答することで、小さくまとまらずよい意思決定ができるように感じます。

実はテスラを超えることが最終目標ではない。

あらためて、代表山本さんのメッセージを読んでみましょう。

Turingは『We Overtake Tesla』をミッションとして、2030年に完全自動運転EVを10,000台量産し、完成車メーカーになります。完全自動運転EVは地球環境に優しくすべての人の生活を劇的に向上させるプロダクトであり、その実現は文明と人類にとって大切な進歩です。

Turing公式ホームページ(2023年10月16日時点)

つまり、Turingがやりたいことは、文明と人類を大きく進化させるプロダクトを作ることであり、そのようなプロダクトで全ての人の生活を劇的に向上させることです。そのための第一弾のプロダクトが完全自動運転EVです。

しかし、完全自動運転EVを10000台量産することは、並大抵のことではありません。そのため、我々は行動指針として「We overtake Tesla」を掲げ、俺たちは小さくまとまらず、テスラを超えるようなデカいチャレンジをするぞ!と内外に示しているのです。

この「We overtake Tesla」、他社の名前ミッションに入れちゃって良いの?と感じさせる引っかかりが絶妙ですよね。こういう言葉の使い方は弊社の経営陣とても上手だなと思います。



Turingでは一緒にovertake Teslaする仲間を大募集中です。以下のリンクからぜひお問い合わせください。僕にDMでもOKです。

募集職種になくても、Turingに僕が必要なのでは?と思われる方は、Twitter経由でぜひ @tokchin までご連絡ださい。カジュアル面談もドシドシ受け付けています。どうぞお気軽にお問い合わせください。





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