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会いたい時に…ラブコールは突然に…

 東京出張に行く事になり、誰かに会おうと思って、突然頭に思い浮かんだ…「野々すみ花さん」。思い立ったら直ぐに行動に出る私は彼女に即座に連絡してアポイントを取りました。
何故、野々さん?組も学年も違うじゃございませんか?その答えは下記をお読み下さいませ。

 支配人になる前に彼女がくれたラブレター💌(?)、その内容もさる事ながら、突然話した事が殆ど無い上級生に長文のダイレクトメッセージを送った彼女の衝動に感銘を受けました。
 自分の衝動に対してそんなにも正直にいられますか?考えてしまいますよね。どー思われるだろう?って言う、考えても仕方ない事が脳裏をよぎるのが普通であるのに、彼女は素直にぶつかってきました。
 かく言う私も、大変衝動的な人間であります。笑笑。何か同じ匂いを感じたのだろうか?…きっとそれはあると思う。
 彼女のはち切れるフレッシュトマトの様な笑顔は新鮮でキラキラしていました。ご実家が農業をしていて、お父様が亡くなられた後に「農業をやりたい」と一念発起。先輩の春風弥里さんと一緒に《オンラインショップsumireno.》を立ち上げました。

 この野菜スムージーね…一回注文致しましたよ。

「野菜のエネルギーを一滴も逃さず凝縮して閉じ込める事に成功している!!」

と思いました。飲んだ後は、身体がウキウキと息づくのです。野菜達が私の身体の中でどんどん細胞達に栄養を与えている感覚でした。私は一気に飲み干して、気がついたらもう一回注文していました。野菜をスムージーにする過程で奪われるべき筈のものが何も奪われていません。
飲んだ後「これ何すご‼️」って叫んだ。笑笑。

 思い返せば、すみ花ちゃんは天才と呼ばれる憑依型の女優さんで、数々の難役を下級生ながらこなしてしまうとてつもない才能を持ったタカラジェンヌでした。でもそういう人って人一倍生きるのが大変だと思う。だって、人が感じない所で感じても理解されない事が多いから。タカラジェンヌ時代は周りが見えなかったと彼女はポツリと言いました。きっと周りからの期待にプレッシャーで自分を見失ったのでしょう。初めて話した彼女は緊張こそしていたけれど、きちんと自分の衝動を正直に発散しながら自分らしく生きていました。彼女は負けなかったし、自分を見失わなかった。衝動に正直でいたから。

「魂のぶつかり合いは疲労もするけれど感動もある。」

そんな環境で生きていました。

でもあの見失った経験が今のご自身を創り上げたのでしょう。こんなに変化した彼女の物語はまだまだ続きます。いつか宝塚に恩返しを。そうも言っていました。激しく同感。OG達の殆どがそう思うのです。

彼女の天才的な才能はあのスムージーにも表れている。舞台ではないし、役を演じてもいないけれど、あのスムージーは演じるのと同じくらいのエネルギーで自分を表現しているのです。今年のスムージーはどんな味なのか…もしかしたら、3回注文するかもしれない…夏にパワーアップします。

すーさん

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