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【 LIFE 】 保坂一貴

どうも、みなさん、はじめまして、人生で初めて何回も友達を辞めようと思った人間、秋月から紹介を頂きました

体育学部 競技スポーツ学科 4年保坂一貴です

今回のブログは秋月からの問いと僕のサッカー人生について語りたいと思います。長くなりますが、お付き合い下さい。

まずは、秋月からの、なんでストレスを抱えているのかという訳の分からん事についてです。
(分からない人秋月のブログ読んで下さい。)

僕は、遺伝で白髪がちょっとだけ生えています。ちょっとですよ。それをいい事にサッカー部の奴らはいじってきます。もちろん、一部の人間です。その一部の人間の影響で白髪が増えました。奴らは、ゲップを顔にかけてきたり、素足の裏で人の頭の上に乗っけてきたり、洗っていない状態の全裸で布団に入ってきたり、寝ている僕をなんの用もなく起こしたり、隣の部屋の奴は爆音でEDM流したり、など、まだまだありますが、これらが主です。

頭おかしいですよね?迷惑の極みです。

でも、何が一番腹が立つのかって、なんやかんやいい奴らなんですよ。嫌いになれないんです。

そんな彼らとの寮生活も後数ヶ月で終わってしまいます。

お風呂で朝まで語り合ったり、皆んなでご飯食べたり、大乱闘やマリカーを朝までやったり、お酒飲んで後輩潰したり、映画やサッカーを見たり。あと少しで出来なくなってしまいます。
時間は有限です。残りの寮生活を皆んなと楽しみたいと思います。

続いて、僕のサッカー人生についてです。

僕のサッカー中心の生活があと少しで終わります。順風満帆なサッカー人生ではなかったと思います。3才くらいから始めて、今までずっとサッカーを第一優先にしてきました。サッカーのために学校の行事を休んだり、家族旅行も行かず、自分の時間はほとんどサッカーに費やしてきて、必ずプロになると、なれると思って努力してきました。夢や理想を描いて入学した大学。
けれど、レベルが上がって痛感した現実。

足が遅い、身長も低い、テクニックもない、身体も細い、これと言った武器もない。
ポテンシャルなんてものは皆無
能力値を出すなら、きっと4年生の中で最下位。

分かってはいたけれど改めて痛感しました。

何百回も思った
身長高ければなーって
足速ければなーって
寿命10年縮めていいから

身長あと10cmくれ
6秒前半の脚をくれ

と何度神様に頼んだことだろうか、、

まぁ叶うはずもないわけで、
プロになれるわけなくね?
関東リーグで闘えるわけなくね?
サッカー続けてどうすんの?ってゆう
思いだけが重なっていきました。

そんな中で、ある一冊の本に出会いました。

五体不満足

本なんて漫画以外読まない俺が、唯一読むことが出来た本です。この本の著者、乙武洋匡さんという方は、手足がない状態で生まれ、幼少期から電動車椅子を使って生活しています。ですが、彼は学校の先生になり、ベストセラー作家にもなり、そしてついに、議員として出馬し、当選します。それだけではなく、めちゃくちゃ女性からモテるんですよ。
五体満足で生活してても、出馬したり、教師になったり、女性からモテたりするのはすごく大変な事ですよね?相当な努力が必要だと思います。それを、手足がない状態で、人のサポートが必要な日常で、達成するのはどれだけの努力と支えがあったのか、想像を絶するものだと思います。
言いたい事分かりますよね?

僕は自分の可能性を決めつけ、否定し続けてただけなんですよ。限界を決め、夢を諦めてしまいました。

本当に、自分が情けなくなりました。

でもなぜか、とにかく努力はしてきていました。やり方とか効率の良さとかは無しにして、努力はしてきました。自信を持って言えます。でも、ここで矛盾が生じてます。

プロになれないと思っていながらも
プロになるための努力は続けてた。

なぜだろう、、、
そう考えたら、やっぱ答えは1つでした。

サッカーが好き

ただこれだけでした。
辛い時とか嫌な時、面白くない時の方が多かったんじゃないかって思います。けれど

僕はサッカーを愛してます。

サッカーを擬人化できるのなら、3歳から今までずっと一途です。彼女はサッカーとか昔はよく言ってましたけど、マジです。

何言ってんだお前。って言われると思うけど、
そのくらいサッカー馬鹿なんです。

大学までサッカーやってる人はみんな馬鹿です。サッカー馬鹿 いい意味で、、

そんなみんなには夢を諦めて欲しくないです。

自分の能力のせいにしてサッカー選手を諦めた僕が言っても説得力ないですけど、
プロを目指すなら、とことんその道を行けばいいし、なんの疑いを持たずにプロになれると、自信を持って進めば良いと思います。僕よりサッカー選手への道のりは近いと思います。もちろん、スポーツ選手以外の事にも言えます。

消防士、警察官、経営者、教師、看護師、夢は人それぞれです。

僕はあの本に出会ってから、教師になる事を決めました。今度こそは、夢を諦めずに必ず成し遂げてみせます。同期のプロスポーツ選手になった人達に、負けないくらいカッコいい教師になってやります。

今まで僕の事を支えてくれた全ての人々に感謝を申し上げたいです。コーチ、監督、家族、先輩、後輩、僕と関わってくれた方々、本当にありがとうございました!

そしてこれら全ての原点、サッカー

ありがとう

明日、11月22日に僕のサッカー人生ラストの公式戦があります。おそらく、人生で一番記憶に残る試合になると思います。
ですが、思い出作りの試合にするつもりは全くありません。何がなんでもホームで勝って、勝点3を取り、勝ちロコをして締め括りたいと思います。それが一番悔いがないと思います。

自分の全て、約20年のサッカー人生の積み上げてきたもの全てをかけて闘います。
みんな笑って終わりましょう!!!

長くなりましたが、みんなが凄く良い事を書くもんだから、少し気合いが入ってしまいました。でもこれが、僕の想いです。読んでくださり、本当にありがとうございました。

明日のブログ担当者は、
彼の過去画像で笑わない者はいない。松戸が生んだ最高傑作。通称 うっちー 

次回!!!!
・内山、ねずみ講に引っかかる。

・勇人、危険ドラッグに手を染める

・内山勇人死す。

の三本でお送り致します。
  
デュエルスタンバイ!!!




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