東京都インターハイ予選2024展望等
※この項目は、インターハイ予選に関連した書きかけの項目です。
全体
今大会の組合せが出る前の注目ポイントは2つあった。
①:実践学園、成立学園、日本大第三の3校がどのブロックを引くか
②:ノーシード爆弾と化した東海大高輪台と足立学園がどこに入るのか
①の3校はここ数年よりは落ちるけどベスト16に留まっているのようなチームでもないなって印象で成立と日大三に関しては割とチャンスがある組合せを引いた。一方の実践は秋春3位の日本学園というブロックを引いたが、日学は17年に似た状況で八王子に敗れるといった現象があった。実践はこの再現を狙いたいだろう。
また②だが高輪台は勝ち進めば32で東大和南、16で専修大附というワンチャンなくはない組合せを引いた。逆に足立学園は日学の初戦というとんでもない所を引いた。一見、足立学園は厳しそうだが「トーナメント戦は目先の試合を勝つための最適解が次の試合を勝つための最適解とは限らない」ということが出てくる。つまりこの日学戦に全てを賭ける足学とここが初戦の日学という差が逆転を産む可能性があるだろう。
さて今年の優勝争いに関しては明らかに抜けている3校、八王子、國學院大久我山、日本学園に絞られる。ここからは個人的な感覚だがこの中で地力は八王子>>久我山>日学といって良いだろう。一方で相性は八王子>>久我山>日学>八王子となる。ここが戦績の点差、八王子相手に久我山は大敗するのに日学は食らい付くと言う事象を産んでいると考えられる。ただ八王子と日学にはそもそもの実力差が大きいし結局順位は変わらないだろう。
Aブロック
新人戦本大会出場or関東予選B32
【A1】八王子学園八王子/城東
【A2】
【A3】翔陽
【A4】駒場東邦/東大和/高島/日野
【A5】日本大豊山
【A6】戸山/本所
【A7】小平西/石神井
【A8】府中/安田学園/豊島学院/共栄学園
全体像
八王子に関しては最早書く意味がないので書きません。B16で八王子と当たる場所を引いてしまった日野は不運としか言いようが無い。
逆サイドは日本大豊山が最有力なものの豊島学院、小平西、石神井にも十分にチャンスがある。シード校の共栄学園は関東予選はくじ運に恵まれた感もあるが果たして。
各部分ごと
【A1】八王子学園八王子の相手には佼成学園もなくはないけど恐らく城東。というか城東のくじ運が悪すぎて支部大会ノーシードになりそうなのはいかがなものか
【A2】昭和第一学園が一歩リード、次いで小山台と中央大杉並かな
【A3】東大和南に食らい付いた国分寺か海城と大激戦を演じた東京か。次点で法政大高。翔陽や狛江もあるっちゃあるかも。
【A4】流石に日野が抜けてる。次いで日野相手に3度目の正直を狙う高島や伝統校の東大和。
【A5】日本大豊山への挑戦権は明治大中野か国士舘かこの2校で決まると思う
【A6】新人戦16強の戸山と春に明星を破った本所の2校に絞られるかな
【A7】小平西と石神井の一騎打ち、大東大第一や中央大附が割り込めるか
【A8】ここの注目はいきなりぶつかる安田学園と豊島学院。ここと共栄学園の3校による潰し合い。
Bブロック
新人戦本大会出場or関東予選B32
【B1】専修大附
【B2】小金井北
【B3】東海大高輪台
【B4】足立/府中東/東大和南
【B5】保善
【B6】羽村/美原
【B7】文京
【B8】日本大第三
全体像
ここはかなり激戦。専修大附が一歩リードしているものの絶対的とまでは言えず東大和南や日本大第三、保善は巻き返しを図っているだろう。
もう一つのキーポイントは東海大高輪台に関東予選では不在だった今村がいるか否か。彼がいないのはSLAMDANKで言う藤真のいない翔陽みたいなものでここ次第で脅威度が変わってくるだろう。
各部分ごと
【B1】専修大附は楽に突破するはず、B64の相手は恐らく東洋大京北だと思うけど松が谷ももしかしたら
【B2】春に成徳を破った駒澤大高か2支部3位の小金井北か
【B3】武蔵と西の激突は大注目。力のある小岩もいて楽しみなブロックだがここには東海大高輪台がいるからなぁ。
【B4】東大和南に加えて府中東と足立という支部大会3位校が2つ入るというなかなかタフな組合せ。
【B5】立川と豊島のどちらかが保善が待つB64まで駆け上がってくるか
【B6】美原が有力も日野台、羽村、日本大鶴ヶ丘あたりが横一線
【B7】明星、文京、世田谷学園の3強対決、3校とも強いしどこが来てもおかしくない
【B8】圧倒的に日本大第三。他にめぼしいとこは文大杉並くらい
Cブロック
新人戦本大会出場or関東予選B32
【C1】日本学園/足立学園
【C2】
【C3】
【C4】実践学園
【C5】駒場/東京朝鮮
【C6】荒川工科
【C7】橘
【C8】青山/成立学園
全体像
日本学園の初戦が恐らく足立学園というとんでもない組合せになってしまった。普通に考えたら日本学園が快勝できるだろうけどこれはIH予選。似たような状況だった2017年の久我山-豊山は最後に力尽きたとはいえ壮絶な死闘だった。日学は昨年もシード初戦で早実に敗れているから二の舞は避けたいところ。駒場の初戦が東京朝鮮になりそうなのもなかなか。東京朝鮮は関東予選で東海大菅生に肉薄しているだけに注目の一戦。また最初の注目にあげた実践学園と成立学園はこのブロック。
各部分ごと
【C1】日本学園のとこに足立学園が入ってしまった、光丘、小平南も面白いけどこの相手では……
【C2】大崎を中心としつつも豊南、調布南、井草の3校も有力視したい
【C3】町田総合か東農大第一か、それとも麻布か。全体的に実力が拮抗。
【C4】南平や鷺宮も力あるけど実践学園相手は流石にしんどい
【C5】駒場vs東京朝鮮が実現すれば大激戦になりそう。東京都市大等々力がどこまで食らいつけるか
【C6】八王子実践、町田、荒川工科、本郷の四つ巴。
【C7】日比谷、杉並学院、関東第一、橘、第一商、芝、筑波大附、青稜。それなりの力がある学校が集まった最大の混戦ブロック。
【C8】成立学園でしょう。早大学院、青山、成城あたりも悪くないが幾ら何でも無理がある。
Dブロック
新人戦本大会出場or関東予選B32
【D1】國學院大久我山/青梅総合
【D2】広尾
【D3】東京成徳大高
【D4】工学院大附/明治大明治/早稲田実
【D5】東海大菅生/練馬
【D6】
【D7】
【D8】目黒/日本大第二/帝京
全体像
左側(というかブロック全体としても)國學院大久我山の1強、B16は早稲田実か東京成徳大高かといった感じ。
一方の右側は東海大菅生-帝京という激戦だった新人戦の再現になるかもしれない組合せだがその前に実力校が揃った。菅生は正則学園or三鷹中等に、帝京は目黒と自由ヶ丘学園or和光との試合になる可能性が高く波乱が起こってもおかしくない。
各部分ごと
【D1】國學院大久我山に挑むのは青梅総合か拝島か、はたまた東京立正か
【D2】どうみても広尾が抜けてる。他は高輪と錦城、京華かな
【D3】東京成徳大高を明治大八王子と日体大荏原が追いかける形
【D4】早稲田実の初戦が桐朋になりそうなのは怖い&工学院大附の3校が中心。江東商、若葉総合、桜修館中等、福生、明治大明治も注意
【D5】東海大菅生に練馬が挑戦って形で完結しそう
【D6】足立学園を破った正則学園を中心としつつ豊島学院と大激戦を演じた三鷹中等もかなり強い、あとは成蹊。
【D7】帝京に肉薄した自由ヶ丘学園とDC擁する和光の一騎打ちか。日本大第一も絡んできそう。
【D8】やや帝京が有利も虎視眈々と高輪台と競った目黒もアップセットを狙う。更には自由学園、武蔵野北、海城、日本大第二と実力校が揃った。
IH予選における過去10年間のシード逆転劇
・8シードのB16以下への転落は18回(年平均1.8回)
2018年と2022年は逆転が起きなかった。
・16シードのB32以下への転落は22回(年平均2.2回)
毎年必ず逆転が発生している。
・また過去3年に限ると両者とも入れ替わりが減っている。
8シード
【2014年】
6回戦
帝京82OT②80実践学園(第2シード)
保善76-62成立学園(第7シード)
日本学園103-76佼成学園(第8シード)
【2015年】
6回戦
保善69-55足立学園(第6シード)
【2016年】
5回戦
桐朋59-57日本大豊山(第6シード)
【2017年】
6回戦
八王子学園八王子66-62日本学園(第3シード)
城東79-77成立学園(第5シード)
東海大菅生73-62石神井(第8シード)
【2018年】
なし
【2019年】
6回戦
世田谷学園85-81保善(第5シード)
東海大菅生110-85専修大附(第6シード)
5回戦
城北64-61日本大第三(第8シード)
【2020年】(Tokyo Thanks Match)
6回戦
東大和南69-68帝京(第4シード)
日本大豊山82-66世田谷学園(第5シード)
八王子学園八王子77-64東海大菅生(第6シード)
日本学園78-77早稲田実(第8シード)
【2021年】
6回戦
東大和南66-61日本大第三(第7シード)
【2022年】
なし
【2023年】
6回戦
東大和南61-59日本大第三(第4シード)
4回戦
早稲田実76-72日本学園(第7シード)
16シード
【2014年】
5回戦
日本大豊山73-72駒場()
3回戦
明星84-63桐朋()
【2015年】
5回戦
駒場78-65東大和南()
2回戦
光丘54-52駒澤大高()
立教池袋100-84本所()
【2016年】
5回戦
東海大菅生102-77専修大附()
4回戦
駒場82-76駒澤大高()
文京89-71早稲田実()
2回戦
大崎61-59世田谷学園()
【2017年】
5回戦
東海大高輪台77-61明星()
日体大荏原104-78帝京()
4回戦
東大和南77-69保善()
【2018年】
4回戦
上野71-67東大和南()
3回戦
明星62-51駒場()
【2019年】
5回戦
日本大豊山69-65城東()
3回戦
明星61-55駒場()
【2020年】(Tokyo Thanks Match)
5回戦
美原66-49駒場()
4回戦
日本学園76-74保善()
【2021年】
5回戦
高島97-83足立学園()
【2022年】
4回戦
小平西74-49南平()
【2023年】
5回戦
大崎81-73東京成徳大高()
4回戦
城東63-62足立学園()
個人的注目カード
2回戦(5月26日)
佼成学園-城東 (聖学院④)
東京都市大付-竹台 (本所①)
立川-豊島 (石神井③)
日野台-羽村 (東大和南①)
光丘-小平南 (小平南④)
日比谷-杉並学院 (本所④)
関東第一-橘 (本所②)
芝-青稜 (練馬工科③)
青梅総合-東京立正 (青梅総合③)
高輪-錦城 (東②)
桐朋-早稲田実 (三鷹中等③)
3回戦(6月2日)
昭和第一学園-小山台 (墨田工科②)
国分寺-法政大高 (昭和①)
高島-日野 (日野④)
明治大中野-国士舘 (海城①)
小平西-石神井 (石神井④)
小岩-東海大高輪台 (武蔵②)
府中東-東大和南 (井草③)
羽村-美原 (日野③)
明星-文京 (昭和④)
足立学園-小平南 (石神井②)
調布南-井草 (井草④)
鷺宮-拓殖大第一 (南平②)
東京学芸大附-八王子実践 (荒川工科①)
荒川工科-本郷 (荒川工科③)
日比谷-関東第一 (広尾①)
第一商-青稜 (広尾③)
青梅総合-東村山 (聖学院①)
堀越-高輪 (広尾②)
日体大荏原-東京成徳大高 (荒川工科④)
若葉総合-工学院大附 (三鷹中等①)
明治大明治-早稲田実 (三鷹中等③)
成蹊-正則学園 (三鷹中等②)
創価-和光 (武蔵③)
武蔵野北-目黒 (海城②)
4回戦(6月9日)
東大和-日野 (日野③)
戸山-本所 (城東①)
豊島学院-共栄学園 (聖学院③) ☆
駒澤大高-小金井北 (専修大附④) ☆
西-東海大高輪台 (東大和南④)
足立-東大和南 (東大和南③)
明星-世田谷学園 (日野②) ☆
日本学園-足立学園 (大崎③) ☆
井草-大崎 (大崎④)
町田総合-東農大第一 (聖学院②)
駒場-東京朝鮮 (広尾①) ☆
八王子実践-荒川工科 (広尾②)
日比谷-青稜 (大崎②)
若葉総合-早稲田実 (専修大附①)
正則学園-三鷹中等 (東大和南②) ☆
和光-自由ヶ丘学園 (海城③) ☆
目黒-帝京 (海城④) ☆
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