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豆についての日記NO 【テンペ再々チャレンジ】

テンペに関して、実験以外にも色々調べたところ、キットセットなるものが販売されていることが判明しました。

tempe-onefaceさんで販売してます。

なんとしても、成功してみたい!!
と言う思いから、悩みましたが購入。
これが良かった!!
何が良かったかって、保温の仕方です。
私の失敗は99%、ここが悪かったように思います。そして、発酵しやすい環境作りとして、酢の役割が大事という事も学びました。

このキットで作ると、1回で成功!!
今までのは何だったんだ…と唖然としてしまいます。このセットは、大豆と菌も入れてくれてます。これを3つくらい使ってますが、100%成功しています。

自分のところで使っている大豆で、知り合いのお料理教室の先生へのお土産に作ってみましたが、発酵時間が足りず、発酵途中でお渡しするという、なんとも可笑しなお土産を渡してしまいました。
先生すみません…。

自分の所の大豆でチャレンジをもう一度せねば!!!と思っています。

このキットセットを購入して、私の中で分かった事。

・保温温度の安定:湯たんぽでやると、温度が安定しないんですよね。温かいのから、冷たくなるところまでの温度の差が出てきます。その点、キットはそこをちゃんとカバーしてくれてます。

・空気を入れる:酸素を取り込むために、ジップに穴を開けるんですが、それが、キットによって大事だという事も分かりました。ジップで開けてた穴は小さく少なかった気がしました。これは、キットと比べてという事ですが、これほど上手く作れてるのを見ると、これも大事なんだろうと思いました。

・発酵しやすい環境作り:これについては、今回のキットによって知った発見でした。これは全く考えた事もなかったので、驚きでした。

tempe-onefaceさんと少しやり取りをさせて頂いたのですが、何度も失敗を重ねて、このキット作りにたどり着いたようです。なので、ちゃんと計算されたキットセットなんだなと感心しました。

そこで、生れた疑問。

本場のインドネシアでは、どんな風に作っているのだろう?こんど、調べてみたいと思います!!

さて、肝心の出来上がりのテンペは、どうだったか?

画像1


まず、この見た目!!画像で伝わるかな?
美しい!
こんなに美しいと思う食べ物は初めて!
と言うくらいに美しく愛おしい。
もう、菌のモフモフ具合が堪らないのです。
自分が作ってるのもあり、皆様が思ってる以上に私の愛おしさは、半端ないです。
これは、一度作ってみてほしい!
真っ白のモフモフのブロック状のテンペは本当に美しく感激します。(ずっと眺めてられるかも…。)

そして、味!!
気になりますよね?
発酵と聞くと兎角、味に癖があると思いがちな私でしたが、なんと美味しいこと!
癖がないです!!
そのままだと素朴な味で、豆の味が感じれるので、素揚げにしてもいいかもと思いましたが、私は照り焼きと味付け薄めのから揚げにしました。
どちらもおいしい!!
とうふ同様いかようにも使える食材だと思います。

海外では、ビーガンの方々がお肉の代わりに使われているようで、色んな調理法が載っていました。

やっぱり、美味しいって大事ですよね!
私は、そこ一番重要で、このテンペの美味しさには驚きでした!
なんで、もっと早く出会えなかったんだ!!
とさえ思いました。
見た目よし、味よし!!最高です。

しかも、子供たちにも評価されました。
実験料理を作りがちな私のお料理に、我が家の子供たちは、疑心暗鬼なところがあり、美味しいお料理は夫が作るものだと思っています。
で、たまにこういうヒットが出てきたときには、「意外といけるね!」という言葉が飛び交います。
もちろん箸の動きも違います。
テンペはまた食べてもいい食べ物になっていて(上からな感じですが、子供が食べれないレベルの失敗をするともある私の料理は、子供の中ではロシアンルーレット並みに恐ろしく感じる時があるようです)、作って誰かに渡す時は、「テンペ食べれないの?」とさえ言われるようになりました。

もう、べた褒めの食材!!!

さて、そうこうしていると、私に毎回面白い情報を下さる『ミスターM』より、新たなテンペ情報を頂きましたので、次回はそちらの実験をしたいと考え中!

また次回に!!

#豆匠庵 #テンペ #実験

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