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【リベラルアーツ・サロン】       「花は咲く 私は何を残すだろう?」

本編に入る前のTea Breakにお付き合いください。リベラルアーツ・サロンの最初は「花からのメッセージ」です。もちろん、どう受け止めるかは人それぞれです‥‥‥あくまでも私が感じた「花からのメッセージ」です。親子で、友人同士で、話のきっかけに使ってもらえたら嬉しいです。

皆さんの家には花が咲く植物はありますか?植物にとって「花を咲かせる」とはどのような意味を持っているでしょうか?植物を育てている人にとって、花が咲くということは育てていて一番嬉しいことに違いありません。しかし、植物にとって花が咲くということは、一つの世代が終わり、次の世代に自分の遺伝子をつなげるという「生と死が入れ替わる大事業」です。

わが家には樹高が5メートルほどになる大きなハナミズキがありました。初夏になると、毎年、青空に向かって白い花を咲かせていました。ある年のことでした。例年になく数多くの花が咲いたのです。幹からも小さな芽が出て花を咲かせていました。ハナミズキが樹木としての寿命を終えるサインです。その年を最後に、ハナミズキは花を咲かせることはなくなりました。翌春、芽吹くことなく、その寿命を終えたのです。

ハナミズキは最後の力を出し切って花を咲かせました。庭に植えられている木なので、次の世代へ受け継がれることはありませんでしたが、そのハナミズキを見て、私は「私という生き物はどのような花を咲かせて、次の世代に何を残すのだろう?」と自問しました。すべての生き物は、何かを次の世代に残します。あなたはどのような花を咲かせて、何を次の世代に残したいですか?

※お待たせしました。次の記事から本論です。「自然体験が育む3つのこと」の1番目、センス・オブ・ワンダー」について書いていきます。
「センス・オブ・ワンダーは21世紀を生きる力の源泉」です。なぜ、そう言えるのか?数回に分けて書いていきます。またしても長くなるかもしれません 笑。
(不定期に更新します。興味を持たれた方はフォローお願いします)


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