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iPhone ProRes撮影の可能性を広げるMagSafe対応外付けSSD

ガジェットファンの皆さん、ようこそ『俺流トラベルガジェットの世界』へ。今回は、iPhoneの動画撮影能力を最大限に引き出すデバイスをご紹介します!

はじめに:ProRes撮影の課題

先日、アップルからFinal Cut Cameraがリリースされました。本格的な動画撮影が可能なこのアプリは、特にiPadと連携して複数のiPhoneをマルチカメラとして使える点が特徴です。

しかし、使用する際に注意すべきなのがファイルサイズです。例えば、iPhone 15 Proで採用されているApple ProRes(高品質な映像圧縮形式)で10秒撮影すると約1GB、10分で60GBという巨大なファイルサイズになってしまいます。私のiPhone 15 Proは残り容量が256GB程度なので、あと30分程しか撮影できないことになります。

解決策:MagSafe対応外付けSSD

そこで今回の俺流トラベルガジェットでは、iPhone 15 Proに外付けのSSDを装着して、余裕を持って撮影できるようにしてみます。

必要な機材

1.SSD: Western Digital SN770M 1TB M.2 2230

  • 香港電脳街:HK$699(約14,000円)

  • 日本のAmazon:13,300円 (2024年6月30日時点)

  • 余裕がある方は2TBモデル(21,480円)がおすすめ

Western Digital SN770M 1TB M.2 2230

2.MagSafe対応ケース:HAGiBiSブランド

  • 中国タオバオ:228人民元(約5,000円)

  • 日本のAmazon:5,999円 (2024年6月30日時点)

そしてこれが肝なんですが、MagSafeに対応したケースは HAGiBiSというブランドです。

これが素晴らしいのは、MagSafe対応なので撮影時にSSDが固定可能で、システムがコンパクトになります。

HAGiBiS製MagSafeのSSDケース

セットアップ方法

これで準備は整ったので早速組み立てとフォーマットしていきましょう。ドライバー類も付属してるので簡単です。

1.ドライバーでSSDケースの4本のネジを外し、開封

四本のネジを外して開封
フタ部分を開けた状態

2.SSDを装着

SSDを装着

3.冷却シートを貼付

冷却シートが2枚付属

4.ケースを閉じて完成

フタ閉めて完成

iPhone 15 Pro 用と Pro Max用の2本のUSBケーブルが付属しているのは気が利いてますね。私のiPhone 15 Proに装着してもピッタリです。

付属ケーブルを装着

5.iPhoneとMacbookでのやり取りを考慮し、APFSでフォーマット

WDと表示が出ていますので偽物ではないようですw
iPhoneとMacbookでのやり取りになるのでAPFSでフォーマットします
作成完了

性能テスト

BlackmagicのSpeed Testの結果:

BlackmagicのSpeed Testをしてみました
  • 書き込み速度: 924.4 MB/s

  • 読み取り速度: 933.0 MB/s

  • 4K ProRes撮影に十分な性能

  • 8Kコンテンツの扱いも可能

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