できる人は批判しない

先の記事で書いた、200時間働いたのに、2万円しかくれなかった職場の話です。

いや、そこ以外にも同じような場面には何度か遭遇しました。

ママ友でもいたし、英会話教室の友人にもいました。

そして職場にも。


子供の幼稚園時代、外国人の親御さんがいて、サポートをしていました。

担任の先生から頼まれて、お手紙を翻訳したり、

その親御さんから直接メールが来て、必要な持物などの説明をしたりと、

3年間お世話というのはおこがましいですが、

その親御さんと担任の先生方からもありがとうと言われたということは、

お役に立ててたのかなと思います。


英会話ですが、TOEICの点数は、履歴書に書いてもなんの効力もない点数ではありますが、

外資系企業では海外の技術者の方々ともお仕事をさせていただいたこともありますし、末端の女子事務員でしたが、

海外の工場とも、当時はメールがなかったので、お電話でがんばりましたよ。

前に書いたお局からは、英語の問い合わせ対応もすることになったので、

余計な仕事をつくってと嫌味を言われましたけど。あなたがするわけではないし。


出産後、初となるパート先の職場にいた正社員の男性。

おそらく同世代。

その人、その職場の頭の切れる若手社員を、言葉でいじめていました。

病名を用いて。

その男性、自分の気に入った可愛らしいパートさん、

細身の綺麗なパートさんには愛想よくして、

ふつーのオバサンの私には、最初は人当たりが良かったのですが、

とある仕事を任されるようになってから、

その男性から嫌味を言われ始めるようになりました。


その会社では、その頭の切れる若手社員が、英語ができる唯一の社員だったらしく、それもどうかと思いますが、

その彼の下で翻訳業務をすることになりました。

短い簡単な技術翻訳でしたが、

どうもそれがおもしろくなかったのでしょう。

パートのくせに、といわんばかりの表情でしたし、

聞こえよがしの嫌味は日増しに増えていきました。


「TOEIC○○点くらいで、英語できますなんてなー!」

と。

点数が私が履歴書に書いた点数だったので、私に対しての嫌味でしょう。

英語できるとは一言も言っていません。

おばさん、仕事が欲しくて持っている資格を書いたまでです。

ただ、過去にマニュアルを翻訳していたことはありましたので、

全く英語ができない、英語が苦手な人に比べたら、

少しはお役に立てていたかと思います。

いや、十分仕事は進んでいましたし、

その若手社員の方からも、思っていた以上だったようで感謝されました。


そんなことをふと思い出しまして、

そういえば、その外資系企業にいた時、

英語が堪能な女性が大勢いましたが、

誰一人、私のカタコトの英語をけなす人はいませんでした。

寧ろ、

「kissaさん、英語話していたじゃないですか。」

「もっと使うべきですよ。」

と、お世辞とは分かっていても、嬉しいもんです。

ブタもおだてりゃなんとやらですよ。


そして、ママ友。

「そういう使い方はしないよー。」

というママ友もいれば、

「すごい、積極的に話すことはいいことだよ!だって通じてるもん。」

と励ますママ友もいます。

前者は、お金持ちゆえのインターナショナルのママ。

本人はそこまで流暢に話せないのは、ある時知りました。

そして後者のママは学生時代、留学をしていました。


そして、ネイティブの方々。

私の英語は下手くそですよ。

よくまあそんなので英語のお仕事できてきたなと思いますよ。

でも、ネイティブの方々が、話しかけてくる。

仕事のメールを送ってきては、仕事が完結する。

そして、とてもわかりやすく仕事が進めれたと言われ、

上司が表彰されたり、なんだか昇進していった。

少しでもお役に立てていたのなら、結果オーライでよかったんじゃないか、私よ。

ならば、引き続き、語彙力を増やして、困っている外国の方を見かけたら、

助っ人になったらよいことなのでは?

それが真の国際人、ってことでよいのではないか?

と思うようになりました。


日本人が英語を話せないのは、同じ日本人が足を引っ張っているから。

わかっていても、こんな下手くそな英語聞かれて、恥ずかしいと思う自分もいます。

思い出しました!

先のママ友以外に、私よりも一回りほど年の離れた若いママ友(友と呼べるのか?)2名からも言われました。

「kissaさん、よくそんな英語で話そうと思いますね。」

同じことを二人のママ友から。

もちろんこの二人は英語は話せません。

話せないのに、人のことは批判です。

そしてそのうちの一人のママ友は、公園に一緒にいた私の友人でもあるご主人が外国人のママ友に、

「変な英語で子供に話しかけたら、その子供はおかしな英語を覚えることになりますよねー。

発音が悪いと、子供に悪影響ですよねー。」

と、これまた聞こえよがしに言うものですから、カチンときましたが、

話しかけられたママ友が、

「え、そんなことないですよ。子供は喜びますよ。」

と、論破してくれたのを思い出しました。

ちなみに、その嫌味を言ったママ友は、

私の子供を発達障害と言い放った人物です。

(これについては、歩くのが遅かったというだけで、

区役所から言われて療育に通っていたこともあったのですが、

結果的にグレーゾーンっぽいけど、まぁのんびりやさんということで

相談員の方からは普通級で大丈夫と言われたので、

とりあえず元気に通っています。)

発達障害についても言いたいことがたくさんありますが、

また別の機会に。


ママ友のエピソードを思い出すと、まだまだいろいろと出てきます。


とりあえず、

できる人ほど、人のことを批判しないのは、

英語に限らず、すべてにおいて言えることなんだなと思いましたぁあー。


できない人は、できる人、ポテンシャルのある人の足を引っ張る。

これって、いじめっ子の心理でもあるのかしら?

子供の幼稚園時代の3年間(卒園後も継続中)、心的外傷だけでなく、家計のために始めたパート代、高校受験でいうと6校分の入学金くらいになる金額を、あるママ友に搾取されました。ママ友、同僚からのいじめ、ねずみ講ビジネス勧誘に悩まされている方のお役に立てられれば幸いです。